中距離のLIVEや観光に活躍するのはこれ
JRの企画ものとくとくきっぷ『青春18きっぷ』です。
青春?18? といっても誰でも使えます。
これは在来線普通電車(快速、新快速OK)に1日乗り放題のきっぷが5枚。
(といっても、1枚で5枚分ですが・・・)
だいたい学校の休暇に合わせて年3回発売されます。
詳しくはJRのHPで確かめてください。
価格は5回、または5人使用で11,500円。1枚あたり2,300円。
つまり往復で2,300円以上の交通費のかかる場所へのお出かけにはお得です。
今回名古屋イベもこれで往復しました。
名古屋へは格安きっぷを買っても往復4,000円くらいかかるので、断然お得。
ただし、使用期限内に交通費の合計が11,500円を超える場合でなければ意味がないので、使ってみようと思う方は計画的に・・・
春休みや冬休みは使用期間が短いですが、夏休みは2ヶ月以上も使用期間があるのでお得です。
2003年夏には家族4人でこのきっぷを使って東京へ家族旅行しました。
(変人家族と呼ばないで・・・)
東京へはひとり片道7,000円以上かかるので、4人で使うと
JRに申し訳ないくらいお得です。
さすがに往復はつらいので帰りは新幹線でしたが、お暇な方は往復どうぞ!
行きませんよねぇ~?
普通このきっぷで東京へ行くには、大垣発の全席指定の夜行快速『ムーンライトながら』を使うことが多いようです。
ただし、この場合は2日にわたるのできっぷ2枚分と指定席料金がかかります。
もちろんこれでも断然お得!
しかも時間が有効に使えるのでシーズン中はなかなか指定が取れないようです。
しかし、何を血迷ったか、私は昼間に走る電車で東京へ行ってみたいと・・・
学生さんならともかく、普通はこんなこと考えないでしょうね。
時刻表、結構好きです。はい。
出発は最寄り駅を朝7時半ごろ。
米原で乗換え、さらに大垣で乗換え。
大垣からは豊橋または浜松行きの快速電車が出ています。
浜松への到着は昼頃。
浜松には楽器博物館(YAMAHAプロデュース)があります。
古い鍵盤楽器や、弦楽器、民族楽器などがたくさん展示してあり、
変わった楽器の体験もできます。
なかなか見応えがありました。
浜松と言えばうなぎ・・・と思ったのですが、思うような店が見つけられなかったので、
駅前のビルで適当に昼食をすませて、13時台くらいの熱海行きの電車に乗ります。
熱海までは鈍行の普通電車で通勤電車仕様のロングシートでした。
東京に近付くにつれて、雰囲気がだんだんと変わってきたのも興味深かったです。
虫取り網をもった小学生も乗り込んできて在来線の雰囲気を楽しみました。
熱海に着いてしまえば東京はもうすぐ。
ここからはアクティーという快速電車が出ています。
約1時間半で東京です。
夕方が近付いてきてサラリーマンやOLさんと見える人たちも見られるようになってきました。
東京駅への到着は5時くらいでした。
所要時間約10時間。
浜松での途中下車を省けば、もう少し早く着けます。
10時間・・・と思われそうですが、意外に楽でしたよ。
旅のお供はw-inds.のアルバムを入れたMDでしたから・・・
ただし、楽しんでたのは私と夫で、子どもたちはややうんざりしていたようです。
余談ですが、名古屋を過ぎた頃、レインボーホールと思われる建物が見えました。
それまで名古屋は遠いと思っていたのですが、
普通電車での行程にもかかわらず、思いのほか近かった・・・
この時、夏コンは名古屋にも・・・と秘かに決意したのでした。
時刻表を片手に青春18きっぷでどこまで行けるか、考えるのも楽しい。
ちょっとオタッキーではありますが・・・
倉敷のイベの日はさすがに使用期限が済んでいます。
イベが使用期間内であれば間違いなく私はこれで行ってます。
残りの3枚のうち1枚は昨日、夫が和歌山の散策に使いました。
あと2枚は来週あたり神戸空港見学に使うつもりです。
ちょっと暇人限定のお話でした・・・