遊びをせんとや

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仁和寺パーク  秋の特別拝観

2019-09-18 22:57:33 | 美術館、博物館
カテゴリーをどうしようかと思った。

でもはっぱり美術館、博物館かな?
寺社仏閣というカテゴリーを作らないと、、、。

行ってきました。仁和寺。


ここは私は二度目。以前は妙心寺を訪れるついでに失礼ながら御殿のお庭だけ拝見しましたが、今回は観音堂の観音様を含め、
神将28体一挙公開ということで勇んで行きました。

ボランティアさんの説明もあって、とっても楽しかったです。

大きな境内の中にレストランもあり、お昼を挟んで観覧することが可能なのも魅力。

金堂と経蔵の中身も見せてくれました。

金堂の中のご本尊は江戸時代に作られた物で、平安時代の初代は宝物館にあってこれも春と秋しか観れません。


観音堂でボランテイァさんのお話から、風神像には四本の手指と二本の足の指しかないとか、それぞれ東西南北、上下を表す、雷神像は
手指が三本だから現在、過去、未来を表しているとか、仁和寺を最初に作った光孝天皇は55歳で即位したが、いやいやで、御所のなかで自炊していて天井が煤で真っ黒だったとか、興味深いお話を聞けた。


写真が当然撮れないので、御殿に展示されたスクリーンから。

雷神像



風神像



つい最近、京博で観た孔雀明王像


千手観音像


最近、気になる迦楼羅像はインドの神話から由来されたということ。
「ガルーダ」と言われる。
そうだったんだ!

少し、話は逸れるが、興福寺の迦楼羅立像


蓮華法院(三十三間堂)の迦楼羅立像


平安時代作、かっこいい!

仁和寺 江戸時代作


手前に雷神像があるのは東京の国立博物館に貸し出されていた時。

この像を観ていると画像情報がほとんどない、この時代に凄い想像力だなと感心する。
時代が下れば、羽が付いたりして天使みたいだ。

今回の観音様の公開は観音堂修復落慶記念だそうだ。

御殿の茅葺屋根の修復も行っている。


天皇の御座所


黒書院

堂本印象さん作の水墨です。

金堂、経蔵の中身まで見せてくださって今回大判振舞です。

観音堂と御殿の共通チケットは1300円とお高かったのですが、金堂はそれに600円別に要ります。
でもこんなお土産ももらえました。


五重塔も美しいし、経蔵の屋根に乗ってる12万年生きているという仙人のしゃちほこも観れたし、
京都の北は日差しは強くても木陰は涼しく爽やかに半日遊べました。















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