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美術室エアコン問題

2022-09-06 06:52:50 | 美術教育
昨日のニュースで高槻市の美術の先生が美術室にエアコンをつける運動を起こしたところ職場で阻止されて適応障害を起こしたとして訴訟を起こした。

40度超の教室にエアコン要望を校長ら妨害 中学教諭が提訴 |NHK 関西のニュース

大阪・高槻市の市立中学校の教諭が、猛暑で40度を超えることもある美術室にエアコンを設置するよう要望活動をしていたところ、校長らから活動を妨…

NHK NEWS WEB

 


この問題は大阪市も一緒である。体育館には大型エアコンを付けるのに絶対美術室には付けない。
大阪市は学校が災害避難場所のなるかもしれないので体育館にエアコンを付けたそうだ。

私は大阪市内で5校転勤したが最初の職場は飛行機の飛ぶ空路の真下だったために途中で工事が入りエアコンが付いた。
きっと景気が良かったからだとも今からなら思う。
次の学校でも校舎が全館建て替えになり付いた。
3校目は付いてない。
4校目は付いてない。
そして今の学校は付いてなくてしかも校舎の一番上なので暑い。そして運動場の真上を飛行機は飛ぶ。

一度私もこの件について新聞社に投書したが掲載されなかった。

近年の猛暑から考えたら美術室で授業をする間は夏場は過酷な状態になるということを大阪は考えない。
室内温度が32度を超えたら本当にしんどい。
普通教室で授業をしたらと言われるけれど作業が伴う授業は無理である。
美術室の稼働率は高く、ほぼ毎時間使う。美術準備室も当然エアコンは付いてない。
生徒も過酷だし、教師はもっと過酷だ。
転勤一年目に1学期の終業式に熱中症になった。
きっとだれかが死なない限り変わらないのだろうか?
こんなことしているから教員のなりてが少ないのだ。
中学校美術科教諭の離職率も私が聞くところによると高い。

夏場、快適な空間で安全に授業ができるのはいつの日なのか。

シルクスクリーン印刷の授業


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