観てきた人が面白かったというのと岡本太郎の作品がかなり一挙に集まっているというので勇んで出かけて行く。
本当は連休中に行こうかと思ったが、どうも混んでそうなので平日に出かける。2時間授業した後、
まずは、ダイビルの中で腹ごしらえ。ダイビルカフェを狙っていたがどうもICカードを購入しなければならないらしく面倒なので中華の定食にする。美味しかった。12時過ぎたらどんどん人が混んでくる。
水曜日12時30分の時間予約なので入場に並んでいる。
会場の中もわさわさ人がいる。展示数が多いわりにスペースが狭いのでもう少しゆったり観たかったかな?
何故ねぎが、、、「重工業」人工的な物とネギが一緒に描かれているのがなんとも不思議
代表作の「森の掟」
この時期の作品は唯一無二の岡本太郎そのものが迷いなく出現したって感じ。
パリで学んだそうだけれど本当にエネルギッシュに努力した人なんだろうなと思う。
コントラストが美しい。まさに題名が「赤」
立体の「愛」
どこから観ても「愛」だ。
「太陽の塔」
内部の模型
1970年の大阪万博の銀傘に映えるモニュメント。
思えばこの時代は文化的には恵まれていたと思う。丹下健三氏の設計の大屋根を突き破ってもいいよと岡本太郎氏にOKを出した丹下氏の心の広さ。「いい物はいい」と芸術家も認めてたし、どこからもストップをかけられなかったのが奇跡だ。
最後に残った「太陽の塔」日本文化の遺産だと思う。
ふと、イサムノグチ氏のデザインした広島の平和記念館のモニュメントが頓挫したのを思い出した。
圧巻の「明日の神話」
ラストの作品
「雷人」
「風人」も描いて欲しかった。
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」の宣伝コピーとかろうじてリアルタイムに生きてきたことが幸いに思える。
岡本太郎という一文化が後世に残るのは必至。
立体も面白かった。
入り口前の写真を撮れるコーナー
太陽の塔と一緒に
エネルギーをもらえた展覧会でした。
会場内は1時過ぎには少し空いてきたようだ。
暑さの中地下街を梅田まで歩き、ネットで注文したキッチンクロスをZARAHOMEで受け取り、デパートでソーダストリームのガスを買い替え、ヨドバシでパソコンインクのストックをポイントで買い、電車の中で柚木麻子の「BUTTER」を貪り読みながら帰宅した。