遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

六十代の生き方

2024-09-25 06:47:10 | メリハリ充実年金生活
もうすぐ誕生日だ。
早いもので、六十代後半に突入する。
マンション理事会で親しくなったご近所さんとお話していて、年齢を言うとのけぞられた。
その方六十代だったが、私よりは年下だったけれどこちらがのけぞった。
どう見ても50歳代くらいにしか見えなかったからだ。最近の六十代は若い。

子供さんたちも巣立ち、旦那さんをお若い頃に亡くし、お父様とお母さまは施設に入所されていたが、お父様は亡くなり、お母様が時々帰ってこられるくらいだそうだ。
「60代は楽しもうと思って。」とおっしゃってた。同じ意見だったのは70代になると行動が少し狭くなる。80代はもっと体力が落ちる。だから60代でせいぜいやりたい事をやっておこうということ。

そうやんな。楽しまな。
もうすぐ仕事を完全リタイアする方から「どう過ごしていったらいいのか想像がつかない。」という声をちらほら聞く。
完全退職になって2年近く、情報に流されることなく、他人の生き方をうらやむことなく、自分の価値観、自分軸を持つことだと思う。「60代の過ごし方」「老後の生活」など、情報はあふれるほどあるけれど、自分にフィットすることだけを取り入れることが凄く大事だと思う。
だって、人はそれぞれ、違うのだから、、、。
世間や他人の価値観とは違う「自分の面白い」や「自分の大事」や「自分の感動」を大切にすることが重要。
情報にはアンテナをある程度、張っていた方が気づきは多いとは思うが。
母を見ていて思うのは好奇心は旺盛な方がいい。色々な事に興味を持って体験したり、行動したりすることは大事。

人との距離の取り方も人それぞれ。
今の私にはとてもいい感じになってきた。
べったりするのは自分には向かないのだ。
つかず、離れずがいい感じ。
ジャンル別にお芝居仲間、ママ友、飲み友達、ランチ友、美術館鑑賞友、などそれぞれの場面で付き合う友がいてもいい。
いずれにしても緩やかな関係が心地良い。
それと縁を結ぶのは余り意識してなかったが、私の場合「お世話になった人」なのだ。至らない私に力を貸してくれた人。弱っている時に励ましてくれた人。そういう人に結構ひつこく私は連絡を取る。要するに人情なのだ。

旦那の事は呉越同舟なので、いいチームワークで過ごして行きたいとつくづく思っている。
助けられることも多いし、助けることも多い。
二人だから何かあっても心強い。

いずれにしても人間関係は夫婦も含めてギブ&テイク。
相手の事を「こうしたら喜ぶだろう。」「こうしたら嫌がるだろう。」という想像力は大事。
人間好きに生きたらいいとおもうけれど、誰かと繋がっていたかったら、その事は外せないだろう。
それ以外のコツは思いつかない。

回りを見るとお年寄りが多く、「最近覚えてられないんですわ。」とおっしゃる方ばかり。
自分も段階的にそうなることも踏まえて、生活を整理していくことが大切。

幸い日々の生活することに興味があるので、
食生活に気を配り、美味しく自分の食べたい物を作り、添加物や外食に頼ることなく、健康に生きたい。

昨日の晩御飯は、パスタ。海老、玉ねぎ、ベーコン、アンチョビのトマトソースのペンネ。ブロッコリー、モズクの酢の物。
サーモンムニエル、焼きしし唐。


今朝は本当に寒いくらい。これからの季節着物でお出かけが目白押し。