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遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
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城を巡る旅 ~大洲城~

2018-09-30 16:59:36 | 旅行
松山旅行最終日。 市内の美術館などを回ろうと言っていたが、あいにく月曜日でめぼしい施設はお休み。

当初の予定の大洲へ電車の便もなんとか帰りの列車に間に合うだろうと意を決して大洲へ。

とても水害の被害が大きかった大洲市。
そこに小さな大洲城がある。

安西水丸さん著 「小さな城下町」という文庫本を読んで実は大洲を訪れるのをとても楽しみにしていた。



この本は十万石ぐらいの小さなお城の趣のある城下町を水丸さんがのんびり訪れた旅行記である。
そのお城の城主がどのように変遷したかということも含めて詳しい説明や興味深いエピソードも含めて書かれた旅行記なので訪れたこともないお城を「いつかきっと」という気持ちにさせる。今までに私たちが訪れたお城もいくつか含まれていたと思わせるような本だが、私は一つも訪れたことがないお城ばかりである。そこで食べたものや訪れた場所のイラストもそこはかと風情があり、旅の郷愁を誘う。

今回は四国松山ということで内子とかいろいろあるがまずは大洲。

だが、なんとも不運な洪水被害。どうやら、お城は大丈夫だったそうだが。

松山駅にはこんな列車も止まっていた。


私たちはこの列車で大洲市に向かう。


大洲市の駅には何もない!タクシーを電話で呼んでなんとかお城へ。
帰りの時間があるのできがきではない。
帰りは臥龍山荘までそのタクシーに迎えに来てもらうように頼む。

訪れたお城はこじんまりとした


やっぱり水害がすぐそばまで来ていた様子がうかがえる。


水丸さんの書いていたポッペン横丁をさーと回って


臥龍山荘へ
明治時代に大洲出身の貿易商・河内寅次郎(こうちとらじろう)が三千坪にも及ぶ敷地に別荘として建てた数奇屋建築の傑作
だそうです。








お茶室不老庵へ続く庭の道








狭い躙り口に比べると広いお茶室。竹の網代の丸くカーブした珍しい天井







眼下に広がる氾濫した肱川 




すぐ横の川が氾濫したのだ。もう少しでこの風流な茶室を含む山荘も流されるとこだった。

この先もう少し四国最西端に行けば宇和島(日本のマチュピチュと言われてるらしい)にたどり着く。

高知も。あと2つのお城は制覇できたかな。

やれやれ台風に翻弄された旅行でした。

帰りの新幹線から本当にほっとするような穏やかな瀬戸内海が、、、。



でも思えば、一昨年訪れた岡山、今年の連休の訪れた三原、呉、そしてこの大洲。なんとも水害、災害被害に遭遇した地に
旅したことか。被害に合われた方々のご心労はいかばかりかと思わずにいられない。

今度の台風も大きな被害が出ませんように。





城を巡る旅 ~松山城ライトアップリベンジ~

2018-09-30 16:51:07 | 旅行
夜である。

ここはライトアップしている松山城を再度観にいかねば。

旦那は早々とホテルへ。彼に旅のナイトライフはない。
常もないが、、、。



おおなんだか幻想的な石垣が浮かびあがる。



遠景に天守 前景に天使と鳩ってのもなんだかと思うが、、、。





こんなのもあった。


写真ぼけてます。

眼下に見下ろす松山城下



明日は松山市内を再度散策予定。