遊びをせんとや

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いしいしんじ その場小説 ~民博・イメージの力~

2015-01-08 10:42:14 | 美術館、博物館
もうすでに昨年の話

民博で「イメージの力」展をやっていて久しぶりに民博に行くぞーと思っていたら
娘が「いしいしんじのその場小説」の日に行こう!っていいだした。

 
     


いしいしんじ 毎日新聞の日曜版に「毎日が一日だ」というコラムを連載している。

毎回すごい短い短編のようなコラムに感心していた。

その場小説というのはその場の雰囲気でいしいしんじさんが語りながら書いていくというものだった。

お昼を食べにいくべしと民博のレストランへ

ドラゴンロールとネーミングのクルマエビをフライにして巻き寿司にしてあるヒトサラはあたりだった。



そこへどうやらいしいしんじ一家がなんとごはんを食べにきているでないか!
もちろんいつもコラムに登場する園子さん(奥さん)ひとひ君(息子さん)も当然一緒。
どうやらいしいさんのご両親も一緒のようだ。いしいさんは赤いチェックのパジャマのような上下だった。


早い目に特別展示場に設置された会場に行って前の方の座席に陣取る。

始まる頃には100人程度の人達が集まっていた。


   


なんといしいさんはそこへ張りぼての太陽の塔を着て登場。

「イメージの力」の特別展にはガーナのビールの形やベンツの形をしたお棺が展示されていた。


      


さすがプロ、流れる川がお棺だという話をよどみなく語りながら、鉛筆でさらさら紙に書いていく。

実を言うと始まって少し経つと眠気が襲い、正直、少し眠ってしまった。

あとで観に行ったビールやベンツのお棺は張りぼてでそこに収まった人が彷彿とするような気がした。