北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (南沢岳→烏帽子四十八池→烏帽子小屋)

南沢岳の山頂は燕岳みたいな感じの白砂で、お天気が良ければかなり綺麗かも～☆彡

この日はガスガスで烏帽子岳は全く見えず...
先に到着されていた浜松労山会の皆さんと一緒に休憩タイム♪

3L担いできたお水とスポーツドリンクはもう残り500mlに…

ほんまに疲れちゃって～
お水に余裕があればここでビバークしたい気分～♪

ここまで来たら烏帽子岳まで降り道だからと一安心！？

な～んて寛いでいたら雲間から烏帽子岳がチラリ！




想像しているより遠くに見える烏帽子岳！！

山登なでしこ『え゛～！烏帽子までめっちゃ遠い～や～んΣ(￣ロ￣lll)！！』

コースタイムでは烏帽子岳への分岐まで1時間・烏帽子岳の往復35分・分岐から小屋まで30分で合計2時間5分！

時計を見たらもう既に15時過ぎ…(οдО;)

水分が減って少しは軽くなっているザックでも、体力を消耗しているから3時間はかかりそう～(￣▽￣;)

って事はテン場に到着するのは18時過ぎかも…！？

青ざめた私の顔を見て、労山会の方がお水を少し分けて下さって私より先に出発☆彡




オレンジとクエン酸の飴と貴重なお水まで頂き、ほんまに有難うございました(_ _*)カンシャ
このご恩は一生！ボケるまで忘れませ～ん(^^ゞ


大阪のソロの男性も到着され、お互いに慰め励まし合って私も覚悟を決めて出発☆彡

南沢岳から先は崩落箇所も無く緩やかな道を歩きますε=┏( ＾＾)┛




そしてどんどん降るくだる～♪

今までのようなザレた急斜面ではないのでペースを上げてヒャホ～(o^o^o)

途中に猛スピードで降りて来る若者に道を譲ったり、そして今日も遭対協の山岳パトロールの方に追い越され～
２日続けて励まして頂きました(≧▼≦)

すると目の前に《烏帽子田圃》の山上庭園が～☆彡




池塘群が点在する庭園の中を進みます♪




この池塘群が《烏帽子四十八池》と呼ばる場所かしら(・・?)

烏帽子岳の下を巻くように歩いていると池塘がアチコチに




まさに山上の楽園～☆彡

いつもならテンションが間違いなく上がるはずなのですがぁ…………
得意な降りでペースを上げ過ぎたのか？ 危険箇所も無くなって安心しすぎたのか？
それとも重いザックで歩き疲れたのか…？シャリバテか…？

急にペースが落ちてヘトヘトに…( ´Д｀)

この時、南沢岳から烏帽子岳への分岐までコースタイム“1時間”を“30分”だと勘違いしていて時計を見ながらブツクサ…

あ゛～
お水があったらここでビバークしたい～モウ(_ _;)ムリ


ほんまにバテバテになりながらトボトボ…(´｀)

ぶ、分岐はどこなのぉ～(￣O￣)




烏帽子四十八池を抜けて稜線に出ると見覚えのあるような白砂の道が続きます…。




またもやデジャブか…？

ぶ、分岐はまだかいなぁ～(▼~▼メ)

烏帽子田圃からコースタイムの勘違いで精神状態がかなりおかしくなりました(笑)

南沢岳から52分で到着～♪




重たいザックを放り投げて一人でゼィゼィ(´Д｀)


例え空身でも、こんな精神状態で烏帽子岳の鎖場をピストンするのは危険やし～
それこそ時間も気力も全く無かったので、迷わず通過する事に決定！！

大阪のソロの男性も烏帽子岳には登らずそのまま通過！




落武者なでしこは烏帽子岳を振り返りながらトボトボ…




ニセ烏帽子岳に向けての道は決して急登下ではありませんが、中途半端なアップダウンの繰り返し～




しかもガスガスで景色も楽しめないのでテンションもがた落ち...

あ゛～重いし、遂に私が最後やし～(--;)




も～歩くの嫌やし～(-ω-)




あ゛～山が大嫌いになりそう～(≧ω≦)

最後の力も振り絞れず、愚痴ってはため息の連続(__)

最後は泣きまで入って…

ほんまに小屋は何処なのよぉ～゜。(p／∧＼q)。゜゜




船窪小屋を5時過ぎに出発してから12時間8分経過…。

遂に！やっと！！
ほんまにやっとこさ烏帽子小屋に到着～( ´Д｀)ノ~~




過去の縦走史上で最悪にヘタれ、落武者のようにボロボロになってたどり着きました(Тωヽ)

でも…
なんとか無事で、生きてて良かった(≧▼≦)



烏帽子小屋のテン場で落武者気分…(__)につづく