☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

大台ヶ原(日出ヶ岳)

2011-07-12 15:54:13 | 台高山系
2011年07月09日(土) 晴れ/曇

【日出ヶ岳 標高1694.9 m】

日本百名山!
大台ヶ原の主峰がこの日出ヶ岳♪
三重県の最高峰でもありますp(^^)q

日出ヶ岳の頂上からは360度の大展望が広がり、熊野灘や大峰連山のパノラマが楽しめます(o^o^o)サイコ~♪


最後の長い階段を登りきると頂上には展望台がありますp(^^)q



登りながら見えた景色も最高でしたが、やっぱり展望台からの景色は格別です(o^o^o)ヤッホ~♪


西に見えるのは大峰連山の山並み☆彡

これが大峯奥駈道です(^Q^)/^



右から、大普賢岳・七曜岳・行者還岳・弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳・仏生ヶ岳・孔雀岳・釈迦ヶ岳・大日岳・天狗山・涅槃岳・行仙岳・笠捨山・玉置山…

来年のゴールデンウィークは、あの山々を縦走します
♪~イクゾo(^-^)oイクゾ~♪

東側には
木曽駒ヶ岳・恵那山・仙丈ヶ岳…



右方向…
富士山は、やっぱり雲の中でした(ToT)ヤッパリ…ネ




日出ヶ岳の展望台でも独占
(o^o^o)ワ~イ♪

ここでも景色に見とれ、佇む
わ・た・し♪(^m^)ウフッ

今日は本当に幸せな1日です
☆ヽ(▽⌒*)カンゲキ


日出ヶ岳の三角点



展望デッキでしばし休憩(^!^)y~

天気予報では最高気温24゜でしたが…
太陽の下で、風もないので暑い~(≧ω≦)アチ~イ
(大阪市内よりはマシですけどね(^^;ハイ)


水分と塩分と…糖分も補給して時計を見ると…そろそろ下山の時間!

名残惜しゅ~ございますが、バスに乗らないと…(≧▼≦)


来た道を戻り、正木峠の展望台の分岐へε=┏( ・_・)┛イソゲ~!




しばらく奥駈道ともお別れです
(^^)/マタネ~!



高揚感と満足感に浸りながら、今日1日を振り返り最後の階段を歩きます(o^o^o)



奥駈道♪が遠くに消える~
奥駈道よ、去らばじゃ~!



望遠で撮った最後の一枚(^^ゞ
私って…
かなりしつこいですね(笑)

だって~大峯奥駈道がこ~んなに綺麗に見える場所ってなかなか無いんですよん♪
ついつい興奮しちゃいました(*/ω\*)ハズカシイ



苔の森につづく

大台ヶ原(正木峠)

2011-07-12 07:50:11 | 台高山系
2011年07月09日(土) 晴れ/曇

正木ヶ原の負のシンボル!立ち枯れのトウヒの墓場を眺め…
いよいよ奈良県と三重県境の大台ヶ原最高峰☆彡《日出ヶ岳》を目指します(^O^)/イクゼ~♪


正木峠から日出ヶ岳の山頂までは整備された木道の階段を歩きます♪(o^o^o)



始めは緩やかな登り道です(^^)v

立ち枯れの木も青空の下では美術館のお庭のオブジェみたい…☆彡



きっと雨や霧の中では雰囲気も全く違う事でしょうね(^^;


正木峠の展望台☆彡
雲行きが………(^^;ヤバイ



あの曇さえ無かったら…
熊野灘や志摩半島♪
遠くには富士山まで見える…はずだったのに…(;o;)ナミダ



やっぱり山は午前中が勝負ですね(--;)シマッタ!

でも反対側は快晴です(*^^*)ヨカッタ




木段を登りきると、今度は一気に下ります(..)アララ



…って事は最後はもちろん…登るんですょね…(^^;アハッ
時間稼ぎに急いで下り、又登りに差し掛かると!!

左手には大峰山系の大峯奥駈道が~☆ヽ(▽⌒*)ウレシイ♪




こちらも山並みが~(o^o^o)キレイ♪




ついに最後の階段!
これを登ると日出ヶ岳の頂上で~すp(^^)q



日出ヶ岳からのパノラマを楽しみに~♪
頑張って登ります(^O^)/

日出ヶ岳につづく

大台ヶ原(牛石ヶ原~正木ヶ原)

2011-07-12 05:34:24 | 台高山系
東大台散策コース
(心 湯治館・大台山の家のサイトより転載)


2011年07月09日(土) 晴れ/曇

 ☆--☆--☆--☆--☆

大蛇ぐらでは独占状態で景色を堪能~♪
分岐まで戻り、牛石ヶ原へ向かいます(*^^*)


この一帯が牛石ヶ原です(o^o^o)



青い空に白い雲の中、高原をお散歩
(*^□^*)ルンルン♪


野生の鹿の親子に遭遇☆ヽ(▽⌒*)



私の姿を見ても動じる事もなく…
木陰でのんびり~♪


私ものんびり景色を楽しみながら歩くと…
魔物を封じたとされる牛石があります!



【 牛石の伝説 】

牛石原は大禿(おおハゲ…ではありません(笑) おおかむろ!)ともいい

昔、このあたりはさまざまな妖怪の住処だったそうで…

この辺りにいた牛鬼という怪物を、高僧が捕らえてこの石の下に封じ込めたとか?

この牛石を叩くと大雨になるといわれているようです(^^;


天保年間・紀州藩士仁井田長群の紀行文
《登大台山記》の古書によると…

「大禿に牛石があり、昔 役ノ行者が牛鬼を押さえた場所で、そのふせ残りを理源大師がこの牛石に封じ込めたという。

この石にさわれば白日瞑闇になり咫尺(しせき)モ弁(わきま)ヘザル」にいたるといい、猟師も恐れて近よらず」との記述があるそうですφ(.. ;)ナルホド…


他にも一本足・一つ目妖怪の《一本ダタラ伝説》もあります!

ある日修行僧がやってきて妖怪たちを牛石に封じ込めましたが、一本足・一つ目の「一本ダタラ」だけが逃げてしまいました。

妖怪は年一回、付近を通る旅人を襲って食べるといわれ…
猟師が死闘の末、怪物を撃ち取ってみたところ、正体は背中に笹を生やした大イノシシだったとか…

《とよた 時の作品集》より引用させて頂きました(^^)カンシャ!


牛石の反対側に立つ神武天皇の像



その昔 神武天皇が東征の折、熊野から大台ヶ原を越えて大和へ入られ、ここで休まれた!という伝説があります(o^o^o)


次は正木ヶ原に向かいます
テクテク┏( ・_・)┛テクテク

ミヤコザサ草地がひらけており、立ち枯れしたトウヒ(唐檜 エゾマツの変種)の風景が現れます!



この正木ヶ原付近は野生の鹿が出没するらしく、前回の雨の時には、私の目の前を2頭の鹿が駆け抜けて行った場所です(m'□'m)アッカン!

《立ち枯れのトウヒの墓場・負のシンボル》



台風による倒木の除去に端を発し、コケの減少とササの増加、それに伴う鹿の繁殖、樹皮を食べられたトウヒの立ち枯れという連鎖が引き起こされました(~o~)



正木ヶ原の説明板によれば
昭和38年頃までは鬱蒼とした苔むす森であったということですが…

伊勢湾台風によって、たくさんの樹木が倒れ
それらを搬出したことがきっかけとなり、林床が乾燥化してコケ類が大幅に減少してしまいました(-_-;)

代わってミヤコザサが林床を覆うようになり、樹木の発芽・生育条件が悪化したそうです。



またササを主食とするニホンジカが増加し、下層植生が食べられたり、樹木の皮がはがされるようになり、森林の衰退が進行していったということです。




正木峠につづく