加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

森林浴

2014-09-22 23:45:12 | Weblog

20日午後から、21日の夜10時近くまで、「援助者のためのエキスパート養成講座」に一泊二日でワークショップに参加してきた。

認知行動療法とナラティブ・エクスポージャー・セラピーに、ボディワークと、かなり専門的な講座だった。

援助者ができるトラウマケアの手法ということで、内容はハードだったが、東京や隣県からの参加者もあり、楽しく有意義にすごすことができた。

なかでも、21日の午前中に行われた、会場プラザクリプトンの周囲の森でのフィールドワークは、感動だった。

やまぼうしの実を食べたり、葉っぱの香りを嗅いだり、さまざまな樹の観察をしたり、実をひろったり・・・

座ってながめていると、太陽が木々の間からもれて、光そそぎ、草むらには虫が舞い上がり、鳥の声が聞こえる。

秋田に居て、こんな森の中の、きもちのいい時間を知らずにいたのかと、思った。 

小さい頃、家のうらの森のなかも、こんな感じだったか、もっと木がいっぱいだったかもしれない。でも歩く感覚や匂いがなつかしくて、こころが温かくなるかんじ。 周りに人はいるけれど、思い思いにみんな自由。

生きるって、いいなあ・・・と思える。  前の日の講座で覚えた、「マインドフルネス」 あるがままを受け入れるってこんな感じかもしれないと思う。

まさに誕生日のその日に、私は、なにかに包まれる感じで、森の中にいた。

奇跡のような時間だった・・・。