フォーラムが終了した後、2人の友人に会った。
ひとりは中学の同級生。40年以上ぶりぐらいの再会。私の今の仕事や活動の話をしていると、「中学の時と変わらないなあ」と言われた。成長していないのではなく、やりたいことをやり通している自分を感じてうれしくなった。
もう一人は、一昨年、偶然新聞で記事を見つけた、これまた40年ぶりぐらいの再会の友人で、秋田の応援隊をかっている彼女は、その日、新宿ゴールデン街の納涼祭で、秋田の県職員と一緒に秋田を宣伝するというので、会うことにしたのだった。
なんせゴールデン街など、行く機会はあるはずもなく、昔、なにかの本で読んだこともあり、一度は行ってみたいところだったし、最近は、外国人が、日本で一番行ってみたい場所として脚光をあびているので、こんなチャンスはない。
ゴールデン街に着いた時、秋田県宣伝も終わりのときで、その後は、友人とそのまた友人の3人で、秋田出身の人のいるお店を回って、来た。
だされた枝豆は秋田産の「ゆかた娘」で、湯沢産だということだが、めっちゃおいしかった!
10ぐらい入れば満席の店がたくさんある、ゴールデン街。お酒ののめない私は長居はできず、その後、ホテルへ。それでも午後11時近かったから、充分遊んだね。最後のお店は「OIL」というお店で、松田勇作のポスターが店中に貼ってあるところだった。ストレート長髪でサングラスのマスターがカッコヨカッタ!
翌日、国立博物館に行くことを目的に、鴬谷のホテルにしていたから、雨の中を歩いて博物館に向かった・・
博物館が見えてきたとき、なんとなく人も少なくて、嫌な予感・・。そう、9月1日月曜日は、お休みでした。
上野の森は、都立美術館も西洋美術館も、すべて休館日で、がっかり・・。
気を取りなおして、東京駅に行き、ブリヂストン美術館に行ってみることにしたが・・・
八重洲口で人に尋ねながら、到着してみれば、あああ、 ここもお休みでした。
せっかく東京で好きな絵をみようと思っていたのに、調べもしないできたことを後悔しながら、さてどこに行こうか・・こんなとき、スマートフォンがあればいいのになあ・・と何度も思った。
まだまだ行きたいところはあった。それは水族館。以前行ったことのある品川の水族館に行ってみることにした。
エプソンアクアスタジアムという名前になった水族館は、ここは開館していました!
おおきな水槽に、いろんな魚、大きいのや小さいのが、青や黄色やオレンジのカラフルな魚が泳いでいる様が、美しくて、魅入ってしまう。水槽のトンネルには、おおきなマンタがゆうゆうと泳いでいる。下から見えるサメの顔が不気味だけれど、愛嬌があっていつまでもみていたい気持ちになった。
アシカショウを見て、爆笑した。アシカの演技は実にかわいかった。
そうやって、東京の私の休日は終わった。 研修と休日。
こんなに充実した時間を過ごすことのできる私はなんと幸せなことだろうと思った。
何十年ぶりに会う人でも、若い時の時間の共有があるから、一瞬にしてその時間の距離を縮めてくれる気持ち良さがある。
ふるさと・・の有難さかもしれない・・。