2日から5日まで、台風に向かって上京したが、行く時に、栃木県あたりでものすごい暴風雨の中に新幹線が突入した。少しの時間雨の中を走り、また、雨のないところに移動した。
群馬県の太田市にある群馬県立がんセンターについた時に、また猛烈な雨にみまわれたが、その後は、雨のないお天気となり、親戚の法事や、10月に行うセンターの講座の打ち合わせなどをしてきた。
台風は12号は、進路を変え、三重県奈良県など近畿、西日本に上陸して、甚大な被害を出していた。その風景は、3月11日の津波のときに似ていて、なんでこんなに災害が頻発するのだろう・・と少し暗い気持ちになる。
きょう、夕方帰り道の車のラジオで、放射能汚染と食の話をしていた。消費者の立場での話として、国はすべての食品の汚染を調べて発表してほしいと言っていた。データをきちんととって公開することが、国民の不安をとりのぞく道だとも言っていた。
食はいのちをまもることに直結している。国の責任として取り組んでほしいと思う。
野田総理は福島に行って、「福島の再生なくして日本の再生はない」と言っていたが、福島の再生とはなにを意味しているのか、わたしにはわからない。福島原発の周辺にはもはや帰ることはありえないし、除染では限界がある。原発の収束にも莫大な費用と時間がかかる。
総理として、いのちを守るために、県民の移住や、農業の代替え地や、食品の安全について、決断することがやまほどあると思うし、それは福島の再生というよりは、まったく新しい視点でとりくまなければいけないことなのではないかと思う。
こんなときに、秋田県に5万人の移住を引き受けましょうと!秋田県も言ってtみたらいいのではないか。秋田県は毎年、ひとつの市が消えてくような人口減少に陥っているのだもの、福島の人に移り住んでもらったらいいと思う。農業をやりたい人には田んぼを、酪農をしたい人には山を貸与する。あとつぎがいなくて困っている農家や林業者にとっても悪くないとおもうし、コミュニティごと移ってもらって、リトル福島をつくってもらってもいいと思うし。
こんな考えはとっぴだろうか・・
お金を生かして使ってほしい。すべてが税金だもの。死に金にはしたくないと痛切に思う。