咳もすこしおさまりかけて、風邪がなおりつつあります。熱がでなくて一安心です。
夫が車にローリングストーンズのCDを入れました。朝、ストーンズを聞きながら、中央道のおかげて車の渋滞もない大町の大通りを、青信号で駆け抜けて、仕事場にむかうのは、きもちがいいものです。音楽とともに、エネルギーが体の中からわいてくるのを感じます。
ああ、わたしはこういう状態がほしかったのだなあ・・としみじみ思うひとときです。
朝出かけて仕事をする場がある・・というのはいいものです。
主婦は、時間も空間も、自由なようでいて自由でないというか、それはそれでいい時もいやな時もありましたが、わたしにはこういう状態がむいていたのだと思います。
20年間の主婦生活、後半10年は働きたくて、その場所を探していました。議員になれず、母親の介護やこどもたちのこと、外国人で、あまり車を運転しない夫の運転手として、生活をしてきました。
10年以上の間、さまざまな講座にでかけ研修を受け、NPOを立ち上げ、指定管理者になりました。そして2週間。そうか、私たちは起業したんだ・・そんな実感がじわっとわいてきました。
今朝、同じビル内にある大手の会社の知り合いの方とエレベーター内での会話
「かよちゃん、主婦してる?」「うん、してるよ、手抜きで」「あなたは?」「最初から、手抜きよ」
その女性は、20年もその会社で仕事をし、とてもおしゃれですてきな人になっています。たしか子どもさんは3人だったかな。
望めば、女性が働き続けられる社会はあたりまえの社会なんだと、つくづく思うことでした。