2日間のハーモニープラザまつりが終わりました。
昨日は午後から、「女性議員を増やす会」のワークショップで、県議会議員に立候補した方々に行った、男女共同参画社会推進のための施策についてのアンケート結果をもとに話し合いをしました。当選された方々には、本気で取り組んでほしいものと切に思っています。
少子化も、自殺率も、男女共同参画が進むことで改善される可能性が大だと思っています。子育てし易い環境をつくること、当事者が声を上げること、男性も弱音をはいてもいいのだということ、お互いが認め合えるということ、などなど、男女共同参画社会推進で、気づき、変われることがいっぱいあると思うからです。
きょう午前中は、ワークライフバランスというテーマで、それぞれ、男性で育児休暇をとった方、土日は夫に子育てをまかせて、ホームヘルパーとして仕事をし、本も出版した方、イギリスから来て秋田に住んでしまった方、ボランティアをずっと続けてこられた方、4人のパネリストの話と、参加者を交えての話し合いをしました。
午後からは、グリーン・コーディネーターの小野田セツこさんの講演を聞いて、その後、スペースミズ主催で、ベアテさんの「私は憲法に男女平等を書いた」のビデオを見ました。このビデオは何度か見たことがあるのですが、今回は特に、憲法公布のとき、昭和天皇が「ちんは・・・この憲法をまもるように・・・」と読み上げるところで、思わず、「ああ、安倍総理に、このシーンを見せてあげたい!!」と声を出してしまいました。安倍さんがたぶん敬愛するであろう、昭和天皇が、あんなふうに言っていた憲法を、なにも急いで変えなくてもいいんじゃないの?と教えてあげたくなるシーンでした。
ということで、ハーモニープラザまつりは終わりました。なんだか年々、内容も人も寂しくなる気がしないでもないですが、その意義だけは大事にしていきたいなあとおもいました。