築地 老舗鰹節屋がざっくり語ります

築地で鰹節屋を営み70余年、現在三代目。築地ネタ、料理ネタ、ざっくり語ります。
店舗:中央区築地6-26-8 尾林商店

本日は

2012-07-29 19:47:51 | 日記

長い長~いお付き合いをさせていただいている
「登茂恵」さんというお得意先の
社長を偲ぶ会に出席してきました。

といっても私自身は
初めて伺うので場所チェックから
始めなければなりません。

日本酒会館という建物の
地下一階ということでした。

とても歴史を感じる雰囲気で
これは近々個人的に
寄りたいな、と思わずにいられない。
食べログ参照・・・
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13014708/dtlrvwlst/1846746/

さて、偲ぶ会は取引先、ご常連の方々等
本当に沢山の方々がいらしていました。
途中でプロジェクターを通して
思い出の写真やお孫さん達からの
メッセージ等を見たのですが
ちょっと朴訥としているけれど
とても温かい、優しい方だったんだろうなと
思いました。そして
みんなに愛されていたんだろうな、と。
実際、映し出される映像を
見ながら、あちこちで
懐かしがっている声がきこえましたし
なんだろう・・・全く面識ない私でさえ
この社長のお人柄を強く感じ
生前お会いしたかったな、と
思いました。
お子様方も皆立派に育っていて
お孫さん達からも愛され、尊敬され、
そして何より一所懸命な姿。
強くて優しくて穏やかで。

そんな風に生きてきたからこそ
こうやって皆に惜しまれ
今日、沢山の方々が臨席されたんでしょう。

私も人様に対して恥ずかしくないような
生き方をして最期を迎えたいな、と
思いました。

そしてまたオカミサンがいいんだわ。
可愛らしくて、ご挨拶した時に
握った手が柔らかくて温かくて。

こんな素敵な社長と女将さんのお店
がお得意様だなんて
とても嬉しいです。
うちも頑張ります。

さてさて、その足で
私は友達の結婚お披露目パーティー会場に。

なんとか残り30分くらいで
到着。

素敵なご主人と一緒に
幸せそうな友達の顔を見て
こちらまで幸せをいただいた気分。
そして電話では何回か
お話したことのある
新婦の母君とも今日初めて
お会いすることが出来ました。

今日は一生を終えた方を
偲ぶ会と
これから新たな人生を歩む二人を
祝う会という
二つの会に出席した訳ですが
両方参加できたこと、
とてもありがたく思います。

そして自分はどのように
生きるべきか、生きていきたいか、
そんなことを考えながら
帰路につきました。

今私が一所懸命になるべきは
店、子育て(家庭)かな?
そして人とのつながりを大切にして
全てに感謝すること!!

明日からまた頑張ります。
そして登茂恵さんに行かないと☆