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生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

NHK-FM  吹奏楽のひびき  デイヴィッド・ホルジンガーの世界

2015-12-13 22:03:00 | その他
 例によって目覚まし時計代わりのNHK-FM放送ですが、本日はニュースの後は「吹奏楽のひびき」でした。テーマは第2次世界大戦が終わった1945年に生まれ現在も存命中のアメリカの作曲家、デイヴィッド・ホイジンガ-の特集でした。起きるとも寝るともなくうつつに聞いていたところ、2曲目の「”復活祭交響曲”から 第2楽章“死の木”」で途中からバリトン(歌)のソロが入るとのこと。オーケストラとの歌曲はマーラー等色々ありますが、吹奏楽と声楽の組み合わせは珍しいなとおもい、起床した後でパソコンを立ち上げ、さっそく動画サイトで「デイヴィッド・ホイジンガ-」で検索しましたがそれらしいものはヒットしませんでした。此処で諦めていては世界中に存在する音源にアクセスできませんから、Wikipediaでデイヴィッド・ホイジンガーを検索して、”David Holsinger”で検索するザクザクヒットします。どうやら”復活祭交響曲”は”The Easter Symphony”のようですね。第二楽章の”死の木”は”The Death Tree”ですね。

 未だ御健在の現役?の作曲家の方の作品ですから部分的には現代音楽的なスパイスを十分に感じることができるものの、エンターテイメント文化のアメリカの作曲家の方ですから全体としては決して作品が聴衆を選ぶというような感じではなく、まずまず家族揃って普通に楽しめる作品に仕上がっていると思います。バリトンの声楽部分については結構朗々と歌い上げるバリトン歌曲の理想のスタイルを正面から踏襲している、機会があれば歌ってみたい作品ですが、存命中の作曲家の作品ですからペトルッチ(IMSLP)のサイトで公開されるには50年以上? 否、TPPで著作権の保護期間が70年に伸びるようですから私が生きている間に公開されることはないでしょうね。またピアノ伴奏版への描き下ろしも期待できるのかどうか判りません。ということで私が歌う可能性は限りなくゼロだとは思いますが、そう思うと逆に気になったりするだけの魅力は備えているように思います。

 どうぞ、動画サイトで”David Holsinger  The Easter Symphony”で検索して聞いてみて下さいませ。さて声楽付きのオーケストラ作品はカンタータ(交声曲)とかオラトリオ(聖譚曲)と呼びますが、声楽付きの吹奏楽曲は吹声曲とでも呼ぶのでしょうか。

 「吹奏楽のひびき」の番組に戻ると「復活祭交響曲第2楽章」の次に放送された曲は「“レーガン・オブ・イリノイ”から 第2部“ファンファーレと英雄賛歌”」で合唱団に依る歌唱がついていましたが私が聞いた限りでは斉唱の様に聞こえました。多少部分的に多声部に別れたところがあったかもしれませんが、ウトウトしながら聞いていたので定かではありません。そうしてみると現代アメリカでは声楽付きの吹奏楽作品の需要があるのでしょうか? それともデイヴィッド・ホイジンガーの個人的な好みの問題なのでしょうか???  どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えて下さい。

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