生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

たまにはワンコの話。 犬の背中と腰の境界は?

2017-11-19 21:55:49 | ワンコ

 我が家の愛犬は、ロングコートチワワのリリ姫です。ロングコートというのは長毛種のことで、チワワにはスムースコートとも呼ばれる短毛種も存在します。原種に近いのはスムースコートで、ロングコートはスムースコートのチワワにポメラニアンとかパピヨン等の小型の長毛種を掛け合わせて品種改良された様です。欧米ではスムースコートの方が人気があるそうですが、日本ではロングコートの人気が高いようです。私自身はスムースコートチワワの方が好きだったのですが、連れ合いの好みでロングコートチワワを飼うことになりました。(少なくとも日本の)女性はロングコート種が好きなようです。

 さて、今日のテーマの犬の背中と腰の境界なのですが、我が家のリリ姫の背中を見ると、首の後ろから胴体の長さの半分程度まで、被毛の流れが体の中心(背骨の真上)から左右に流れて、分け目が出来ています。ところが胴体のお知りに近い方は被毛の流れは左右ではなく後ろ、おしりに向かって流れています。左右に流れて分け目が出来ているところは、ちょうど肋骨があるところまでで、その部分が背中。その後の部分が腰になるのかなと思った次第。

 スムースコートチワワの被毛の流れも我が家のリリ姫と同じなのか違うのか、興味がありますね。また人間の体毛が流れる向きも背中の部分は左右に流れ、腰から下では下向きになっているものでしょうか。


犬にちなんだ音楽

2017-08-25 22:17:58 | ワンコ

 我が家には、私が好きなフランスの女流作曲家のリリ・ブーランジェから名前を頂いた愛犬、ロングコートチワワのリリ姫がいます。そして私は音楽を愛しております。ということで以前からツラツラ考えてはおりましたが、犬にちなんだ音楽をまとめておきたいと思いました。

 真っ先に浮かんだのは、大中恵作曲の「犬のおまわりさん」ですね。”迷子の迷子の子猫ちゃん”と歌いだすのでてっきり猫の歌と思っている方も多いかと思いますが、曲名は「犬のおまわりさん」なので「犬」の歌と言っても良いですよね。女声合唱の楽譜はあるので、ピアノ伴奏でフルート三重奏でも良いかと思いますが、様々な編曲パターンはあろうかと思います。小学校前半やそれ以下の子供たちの集まりなどでは是非、歌付きで演奏してみたいと思いますね。

 クラシック音楽で最も有名な犬にちなんだ作品、と言えばショパンの「子犬のワルツ」でしょうか? この曲について言えばオリジナルのピアノ作品の完成度が高すぎるので、何といってもピアノの演奏が一番とは思いますが、IMSLPに公開されている楽譜を見ても、他の楽器向けに編曲されたものも公開されています。フルートがソロを担当する楽譜もありました。

 エリック・サティの「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」と「犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲」もありますね。こちらは犬のための曲であって、犬を描写した音楽ではないかもしれません。

 他には?と思って探してみたら、子供のころは馴染んでいたものの最近は殆ど聞くこともなく忘れていた作品に「口笛吹と犬」がありました。アメリカのトロンボーン奏者のアーサー・プライアー (Arthur Pryor) の作品ですね。曲名を聞いて思い浮かばない人でも、曲を聞けばあっ、あの曲か?と思い出していただけるのではないでしょうか。ちなみにプライアーは1942年に亡くなっているのでペトルッチ(IMSLP)に作品の楽譜が公開されていて、「口笛吹と犬」の楽譜も公開されています。

 ということで早速「口笛吹と犬」をダウンロードして印刷しました。日々の練習のウォーミングアップに使う曲と位置付けて、一日も早く暗譜で演奏できるようになって、我が家の愛犬リリ姫と一緒に楽しめるピースにしたいと思っています。


ロングコートチワワのリリ姫、今日はシャンプーしました。

2017-07-09 21:45:55 | ワンコ

 愛犬のシャンプーは年間を通して月に1度くらい、夏の間はもう少し頻度を多くしても良いそうです。我が家のリリ姫も満1歳を過ぎて力は強くなっていますが、体重はそれほど増えずに3kgほど、片手で十分に抱き上げられる程度の(超)小型犬なので、夏場で匂いが強くなるといっても大したことはありません。なので年間通じてほぼ月に一度、自宅の浴室でシャンプーしています。

 先月までは週末の日中に行っていましたが、今回初めて夕食後(リリ姫本犬にとっては夕食前)にシャンプーしました。これまでよりリリ姫専用のバスタブに十分にぬるま湯を張って時間をかけてシャンプーしました。先月のシャンプーの後で被毛をサマーカット(肩から下を短くするいわゆるライオンカット)にしたので、シャンプー後の乾燥工程が楽になっています。いっそのこと夏の間はスムースカットど同様の全身カット(いわゆるスムチーカット)にして、寒い時期だけライオンカットにしようかなと思うぐらいです。

 普段と違う入浴過程だったためか、シャンプー後しばらくの間リリ姫は興奮して何度もリビング内を走り回っていました。それでも落ち着いてきたようで、シャンプー中もバスタブから出たいような素振りを見せつつも、シャンプー自体はそれほど嫌がっている様にも見えません。犬によってはシャンプーを物凄く嫌う固体もあるようですし、逆にシャンプーが好きな個体もあるようです。我が家のリリ姫はシャンプーの準備をし始めても逃げる素振りは全くありません。特別好きと言う感じもありませんが、家族がかりで世話を焼いてもらえるのがうれしいのかもしれません。


ナショナルジオグラフィック 「犬や猫は何故死んだ飼い主を食べるのか」

2017-06-29 22:28:48 | ワンコ

 インターネット上のサイト「ナショナルジオグラフィック日本版」の昨日のニュースに、いささかショッキングな記事が掲載されていました。それが「イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか」です。日本でも少し前に孤独死した男性の顔の皮膚が消失していて、猟奇殺人かとも思われましたがその後の捜査で飼い主の死後に残された飼い犬が食べた可能性が高い、という事件がありました。

 ナショナルジオグラフィックの記事を読むと、犬にせよ猫にせよ、飼い主が死んだ後に飼い主の顔や頭部を食害することはさほど珍しいことでは無いようです。とは言えそこは飼い主と飼い犬あるいは飼い猫の関係なので、野生の肉食獣が獲物を食害するのとは違うそうです。野生の肉食獣が獲物を捕らえた時は、最初に美味しくて栄養のある内臓から食べるのだそうです。顔や頭部は美味しくもないし、ボリューム的にもたいしたことはないので、野生の肉食獣が獲物を捕らえた時に食べる優先度としてはかなり後の方になるそうです。

 ところが、死亡した飼い主を飼い犬や飼い猫が食害するときは、最初に内臓を食べることは殆ど無いそうです。ほとんどの事例では顔、それも口の周りから食害しているのだそうです。さらに、ドッグフードやキャットフードがふんだんにある場合でも死んだ飼い主を食害する事例が珍しくない、ということで空腹のために死んだ飼い主を食害しているわけではない、とナショナルジオグラフィックの記事でも主張されています。

 では何故、飼い犬や飼い猫が死亡した飼い主の顔を食害するか、ですが動かなくなった飼い主に対して飼い犬なり飼い猫なりに異常を感じて何とか起こそうとして顔、特に口の周囲を舐めてみるが、反応がないので次第に行動が強くなって口の周りを噛んでしまう。何とか起こそうとして次第に噛む力が強くなり出血すると、血の味に思わず興奮してとにかく飼い主の何らかの反応を確認したくて、半ばパニックになりながら食害してしまう、というのが真相ではないか・・・、との主旨に読めました。

 飼い主が動かなくなった途端に餌としか認識しなくなった訳ではない、ということが何よりの救いです。更に動かない飼い主にとにかく何らかの反応をしてほしいという思いがエスカレートして食害に及ぶというのも、切ないと言いますか、ある意味納得できる話ではあります。私は毎晩我が家の愛犬、ロングコートチワワのリリ姫と一緒に寝ていますが、とにかく顔を舐めに来てくれます。顔を舐められないために様々な努力をしています。ともあれ、飼い犬は飼い主の顔、それも口の周りを舐めたがるものということは良くわかります。なので死んだ飼い主を何とか起こそうとして顔を、特に口の周りを舐めまわそうとする犬の思いは良く理解できます。そして毎朝早く起きろと再び顔を舐めようとしてくれます。どんな高性能の目覚まし時計もかないません。さらに土日も関係なく同じ時間に起こしてくれます。


リリ姫 夏の装い

2017-06-14 22:21:03 | ワンコ

 我が家にはロングコート(長毛種)チワワのリリ姫がいます。ではありますが、リリ姫の養育方針に関しては私と家族との間で意見の相違がかなり見られます。私がリリ姫にお召し物を着せると、家族は窮屈そうだと言って直ぐに脱がせます。夏の暑い時期は被毛をトリミングして涼しくしてあげようと提案しても、自然のママが一番と反対されます。

 リリ姫が我が家にやってきた昨年は、家族の主張を優先してサマーカットは行いませんでした。が、今年は私の番だとばかりに、足裏の毛が伸びすぎているのをトリミングするついでに、お尻まわりをカットし、次の日に腰までトリミングし、今日は肩の下まで3段階でトリミングしてみました。我が家のリリ姫は、白の地に薄茶の大きな斑点がホルスタイン種の牛の様に点在しています。トリミングしてみると薄茶の斑点の色がより薄くなるように見えます。

 チワワの場合、生まれたばかりの幼犬を短くトリミングすると、毛の質が変わってしまうという話もあるようです。それも気になって昨年はトリミングを見合わせましたが、犬の1歳は人間にすると20歳とは言わないまでも18歳ぐらいにはあたるので、ペット用電動バリカンの一番長い毛足アダプターをつけてトリミングしてみました。肩下からの下半身はシルエットがぐっと締まってスレンダー、下半身との対比で飾り毛が豊富な方から上はグラマラス。女っぷりが数段上がりましたね。何よりリリ姫自身が、日本の夏の暑さを少しでも緩和するためのことだと理解してくれるかどうかはわかりませんが、これからの季節を少しでも快適に過ごしてもらえれば、それだけで飼い主としての責任を果たせると思う次第です。