マイ・フェバリット・CDアルバムを紹介しようと思って準備をしていたのですが、今日の「らららクラシック」を見ていて、以前からその存在は知っていたものの実際に演奏に使用されているところを初めて見た楽器があったので、備忘録として記して置きます。
その楽器とはバストランペットです。一般的なトランペットの1オクターブ下の楽器です。ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」の終楽章で、バンダの編成の中に含まれておりました。番組でのバンダの編成はトランペット9本、バストランペット2本にチューバが2本だったと思います。一般的な編成のオーケストラの背後に横一列に並んで吹奏していました。間違えているかもしれませんが、一般的なテナートロンボーンとほぼおなじ音域をバストランペットが吹いているのではないかと思います。そうするとトロンボーンで吹かせれば良いではないかと思いますが、あえてバストランペットを使うとすれば音色の統一性を求めているからでしょうか。確かにスライドを有することで直管部分が多いトロンボーンとトランペットでは音色が違いますね。あるいはトロンボーンのスライドに依る独特のアーティキュレーションを排除したいということでしょうか。
肩に担ぐトロンボーンはそれほどでもないですが、バルブ等を諸々含んで同じ音域のトロンボーンより重いのではないかと思われるバストランペットを顔の前に構えて吹奏するのはかなり腕力が要求されるのではないでしょうか? これが当該音域を担当する楽器としてトロンボーンが一般的で、バストランペットがかなり特殊な楽器という位置付から脱却できない理由ではないかと思っています。マーチングバンドではホルンやテナーホルン等の楽器まで顔の正面に構えるような構造になっているものがありますが、もやは純粋音楽を演じるための合理性は失われていて、観られることを意識した演舞の要素を重視した総合芸術あるいは総合エンターテイメントを演じるためのものという気がします。
ヤナーチェクといえば今日の「らららクラシック」を見るまでは、オペラ「利口な女狐の物語」しか知りませんでした。「シンフォニエッタ」は村上春樹氏が「1Q84」の中で紹介したことで知られるようになったそうですね。
その楽器とはバストランペットです。一般的なトランペットの1オクターブ下の楽器です。ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」の終楽章で、バンダの編成の中に含まれておりました。番組でのバンダの編成はトランペット9本、バストランペット2本にチューバが2本だったと思います。一般的な編成のオーケストラの背後に横一列に並んで吹奏していました。間違えているかもしれませんが、一般的なテナートロンボーンとほぼおなじ音域をバストランペットが吹いているのではないかと思います。そうするとトロンボーンで吹かせれば良いではないかと思いますが、あえてバストランペットを使うとすれば音色の統一性を求めているからでしょうか。確かにスライドを有することで直管部分が多いトロンボーンとトランペットでは音色が違いますね。あるいはトロンボーンのスライドに依る独特のアーティキュレーションを排除したいということでしょうか。
肩に担ぐトロンボーンはそれほどでもないですが、バルブ等を諸々含んで同じ音域のトロンボーンより重いのではないかと思われるバストランペットを顔の前に構えて吹奏するのはかなり腕力が要求されるのではないでしょうか? これが当該音域を担当する楽器としてトロンボーンが一般的で、バストランペットがかなり特殊な楽器という位置付から脱却できない理由ではないかと思っています。マーチングバンドではホルンやテナーホルン等の楽器まで顔の正面に構えるような構造になっているものがありますが、もやは純粋音楽を演じるための合理性は失われていて、観られることを意識した演舞の要素を重視した総合芸術あるいは総合エンターテイメントを演じるためのものという気がします。
ヤナーチェクといえば今日の「らららクラシック」を見るまでは、オペラ「利口な女狐の物語」しか知りませんでした。「シンフォニエッタ」は村上春樹氏が「1Q84」の中で紹介したことで知られるようになったそうですね。
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