かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

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質問と回答:生徒指導概論B(水) 20130109 いじめとは何か 討論と子ども虐待 前半

2013年01月11日 | Weblog
 あけまして、おめでとうございます。今年も、よろしくお願いします。

いじめとは何か 討論

1. 私は学校の先生が授業で脱線して違う話をするのを授業よりは聞いていました。脱線についてどう思いますか。
   答:授業中の,適度の脱線は,いいと思っています.というより話に飽きてきたときなど必要なときもあると思います.しかし,脱線すると,それまでの話の流れがとぎれてしまうので,元に戻れるように憶えていないと行けません.私も脱線して,どこから脱線したのかを忘れてしまったことがあります.


2. 教師がいじめに気づくためのポイントは何だと思いますか。
   答:授業でもやりましたが,毎日,一人一人の子どもの顔(目)をみて,様子を観察することだと思います.それは,悩んでいる子どもだけでなく,




子ども虐待 前半

3. 先生は「いのちの電話」や「いじめホットライン」の効果について、どのようにお考えでしょうか。
   答:ある程度,効果は,あるとおもいます.

4. 川島先生が思う、いじめの最高の予防策は何ですか?
   答:授業中にも話しましたが,いくつかの予防策を組み合わせることになります.その基本は,ルールを決めることと,いじめの場面を想定したいじめ防止の行動のロールプレイだと思います.いじめ防止のロールプレイは,いじめの場面を想定し,それをやめさせるための役割を傍観者や観察者がとることができるような練習ということになります.最高の防止策のような一つのものでなく,さらに,子どもたちがいくつかのグループに属すことができるような「ジグソー方式」の友人関係をつくるということも考えなくてはなりません.


5. いじめに気づいた時の対応としてはどのようなものが考えられますか。
   答:多くのいじめは,囲い込みと見てみないふりをする観察者の役割が多いことから,やはり,個別の面接が効果があると思います.


6. なぜ、性的虐待は思春期以下の子どもには行われえないという思いこみがあるのですか。
   答:それは,女性の立場や男性でも子どものいる親の立場の見方だからです.また,多くの性的虐待が,隠されて行われることが多く,被害を受ける側が,虐待であるという認識がないために発見されることが少ないからです.しかし,実際には,今までも何度か答えているように,男性(特に若い男性)の性的な欲求はちょっとしたきっかけで引き起こされ,うまくゆくと脳の報酬機能によって,持続してしまいます.

7. 先生は躾のために子どもを叩くという行為をどう思いますか。
   答:まったく,無意味です.しつけは,ルールを決めて,守ったときに強化を与えるということ以外にありません.子どもをたたくと,その場での行動は変化しますが,副作用の方が大きくなります.


8. 2013年の目標は何ですか。
   答:やってみたいことで,実現しそうもないものならたくさんあるけど,現実になると,夏休みにアゾーラス島かマディラ島にいってみたいと思っているくらいです.後は,4月から職場が変わるので,そこで,うまく適応することが目標です.


9. 子ども虐待の世代間連鎖を止める手だてにはどのようなものがあるのでしょうか。
   答:あると思います。例えば、結婚した相手が、一緒に子育てをしてくれるなど、ストレスが、たまりにくい状況を保つことが出来るのであれば、可能だと思います。


10. 先生は実際に虐待を受けた子どもの詣を直接闘く機会などは今まであったでしょうか、 もしあるようでしたら.そのときの印象や感じたことを教えてください.
・先生は、実際に虐待を受けた児童・生徒に教育現場で出会ったことはありますか?
・先生はDVや虐待を目にされたことはありますか?
   答:それが本当に、虐待だったかどうかはわからなかったのですが、その可能性があるということで、児童相談所に連絡が行った、子どもには、出会ったことがあります。


11. ・子どもが受ける担任の先生の影響(言葉遣いや愛情表現)はどのくらいあると思いますか。
   答:それは、子どもによって異なると思います。子どもが、どのような性格かとか、親が教師に対してどのような態度をとるかによっても、異なると思います。

12. 虐待やDVに気づくためのポイントは何ですか。
   答:表情や雰囲気では、どうしても推測になってしまいます。できれば、体操やプールの時間、身体測定の時に、身体の傷を見つけるのがいいと思います。また、可能性があるのであれば、児童相談所に問い合わせるのがいいと思います。

13. 先生はお酒をよく飲まれると思いますが、好きなお酒はなんですか。おすすめがあればぜひ教えていただきたいです。
   答:これは、20歳になった人が興味があるようで、何度も、きかれるのですが、その時のつまみや一緒にいる人、時間、季節によって異なるので、好きなお酒もいろいろあるのが現実です。特に、つまみによって好きなお酒は変わります。


14. 子どもに虐待に近いことをしてしまったことはありますか?
   答:幸いなことに、私は無いと思います。

15. 先生は虐待とは親が子どもを教育のために叩くことも(げんこつなど)虐待に当たると思いますか?
   答:思います。体罰や暴力は、いっさい必要ありません。もう一度、、第2章で使用した資料を、読んでみてください。

16. 夫婦生活を円満にすごすコツはなにかありますか?
   答:私は、円満かどうかわからないし、特に、コツはありません。でも、どんなことも、一緒にお互いに手伝って行うのがいいとは思います。

16. おすすめのスキー場はどこですか。
   答:真冬か春スキーか、車があるか無いか、スキーのうまさはどうか、誰と行くのか、予算はいくらか、泊まりか日帰りか、によって違います。でも、気軽にいけるのは、やはり飯縄(春ならリゾート)か戸隠でしょうね。

17. 虐待を経験した親に対する具体的な対策はありますか?自分自身あまり聞いたことがありません。
   答:やはり、カウンセリングによって、背景にあるストレスや、それを押さえる訓練をするのがいいと思います。

18. 信州大学に勤めてきた中で印象に残っている出来事が何かあれば教えてください。
   答:それは、たくさんあります。建物の建て替えによる研究室の移動、同僚の死、一緒に仕事をしていた仲間の他大学への転任、仲良くしていた学生や院生の卒業・・・毎年毎年、3月になるとさみしいなあ、という気がしていました。でも、今度、自分が卒業(退職)するに当たっては、それほど寂しくない気がします。たぶん、残される人の方が寂しいのでしょうね。出て行く人間は、未来に向かって進んで行くのですからね・・・


19. 子供が社会へ出て自分から行動できるようになる能力は親が教えるものじゃないと言われました。これは親としての育児放棄ではないかと感じます。先生はどう考えますか?
   答:それを言われた文脈がわかりませんが、確かにそうですね。今の日本は、なんでも、子どものしつけを学校に押しつけすぎる気がします。


20. 自分が教師になり、もし自分のクラスに虐待を受けている児童・生徒がいたら、教師としてどのような行動をとればいいのでしょうか。
   答:授業でも、やりましたが、児童相談所に連絡をしてください。


21. 以前川島先生は1度くらいこどもを殴ったことがある」と言ったことを記憶しているのですが,どういった場面で生じたのでしょうか?
   答:それは、5歳くらいの時に、友達とケンカをしているときに、石を持とうとしたからです。武器を持って、ケンカをしてはいけないと考えて、ごつんとやった覚えがあります。でも、今考えたら、きちんとルールを教えた方が良かったと思っています。


22. 明けましておめでとうございます。先生はお正月どのように過ごされましたか。また、お正月に家族で毎年行う恒例行事などはありますか。もしあれば教えて頂きたいです.ちなみに私は、昼前まで寝ておせちを食べ、初詣、親戚への挨拶まわりという流れです.ここで久しぶりに家族とずっと行動するような気がします。
   答:その年によって、異なりますが、娘の家族が遊びに来ているときは、元旦は午前中に、おせちやお雑煮を食べて、だらだら過ごし、2日は親戚に年始回りに行き、3日目は買い物にゆくということが多いです。

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