かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答:生徒指導概論C (木) 120726  子ども虐待  後半 と 討論,授業の感想

2012年07月26日 | Weblog
 これで,前期の生徒指導の授業が終わりました.終わってみるとあっという間だった気がします.みなさんの感想を見ていると,私も大学生の時に,討論をしてみたかったなあという気になりました.ちょっと,うらやましいです.いずれにしろ,みなさんお疲れ様でした.「本を読む」「人と話す」「旅をする」を実践してみてください.討論と授業の感想も一部のせました.私も前期が終わってほっとしています.ありがとうございました.

質問
1. 来年度のピザパも来ていただけますか。
   答:たぶん,来ないでしょうね.(ピザパとは,4月にある心理臨床専攻の全員が集まる歓迎会です)

2. 体罰と虐待の違いについて,先生はどう考えますか.
   答:始めから,ルールのように決めていて(暗黙のルールであっても),こうしたら暴力的な罰が与えられるという場合は,必要はありませんが、体罰になります.その場の文脈と関係なしに暴力が加えられる場合は,虐待であると考えていいと思います.



ここから,感想です.
1. 今まで討論をやってきた感想としては、自分とは違う人の多くの意見を耳にすることで、それ以外の考えがあることが分かり、また違った別の視点から物事を見る事ができるなと思いました。他の感想としては、話すことで本の内容をより深く考える切っ掛けを与えてくれる。自分の考えは正しいと思い込んでいても、他の人と討論することで、考えを改めることができる。自分の伝えたいことを相手にわかってもらえるように話すのは難しいと思うし、他人の意見を理解することも難しいけど、そういったプロセスは大事だしためになる。自分の知らない情報なども他の人が出してくれるので、自分の知識を深める場としても活用できる。間違った解釈を正すこともできた。というものが出ました。とてもためになったと思います。


2. 純粋に、楽しかった。活発に発言する学生が多く、好き勝手言える空気を作れたことで、一人の学生の何気ない一言から話がどんどん発展していく、ということも多々あった。またぐ討論を重ねていくうちにグループメンバーの性格も知ることが出来るようになり、5回目の時に司会進行を務めた際には、それまでの話から、面白い話題を持っていそうなメンバーを考えながら、発問などを考えることが出来た。討論をする授業は他にもあるが、6回の討論をメンバー固定でやる機会はなかなか無く、とてもいい経験だった。


3. とても楽しかった。一人で考えていてもどうしても偏った考え方のなってしまいがちだが、グループで討論をすると新しい考え方や、そういうことだったのかと気づくことが何度もあった。4月当初とは比べものにならないくらい深く物事を考えられるようになったと思う。これらの知識をこれからも活かしていきたいと思う。


4. 今まで討論を6回してきて、最初は討論に少し気後れを感じていましたが徐々に楽しみになっていきました。教育に関係する日本の社会問題について学生同士が真剣に話し合う機会はなかなかないですが絶対にやっておくべきことだと思うくらい学びがとても多かったです。一生懸命書いたレポートも今回で最後と思うと何だか寂しいですが、先生が最初の授業でおっしゃっていた大学生がやるべき三っのこと(本を読む・旅をする・人と話す)のうち、夏休みは「本を読む」に重点を置き、自分の見解を広げていきたいです。

5. 最後に、全ての討論を終えた感想だが、グループの人みんなが、良い体験ができたと発言していた。私自身、自分の考えだけでは偏っていたであろう意見が、他の人の考えによって違う方面から見ることができたものもあったし、何より、他の人の意見がたくさん聞けてそれについて考えたり、発言したりできて楽しかった。大学に入ってから、発言できる機会がめっきり減った。それが当たり前になりつつあったが、この貴重な討論という機会が与えられて本当に良かったと思う。


6. この講義を受けて様々な話題にっいて議論し、多くの意見を聞いた。本を読んでから詩論に取り組むので内容の濃い議論が毎回なされていたように思う。本を読んで思ったことをまとめて自分の考えを述べていた。毎回自分の納得する意見を言えたと思っても、ほかの人の意見を聞いていると自分の意見が覆されることもあって有意義だった。単に読んでというだけでは自分の一通りの考え方しか生まれないが、その考えを発表してほかの意見を聞くことで違った見方もできるようになるのだなと感じた。また、私の班には院生の人もいて豊富な知識で議論を活発にしてくださったので話を聞いていてとても楽しかった。


7. 私はこの生徒指導概論の授業を受講して、本当にいろいろなことを学んだ。私はあまり自分から教育に関する本を読む機会が無かったので、この授業で読むことができて良かった。特に討論は本当に自分のためになったと思う。初めは面識もなかったメンバーと、時がたつにつれて本気で意見を言い合えるようになってきた。仲の良い友達ともほとんどしないような内容の話を、講義という場ではありながらもできたというのは本当に良かったと思う。他のグループのメンバーも、みんなと討論できて本当に良かったと言ってくれていたし、意外と仲も深まったので、講義外でも会ったら挨拶をするようになり、出会いも与えてもらいました。本当にありがとうございます。毎回のレポートでも自分の考えを深めることができました。ありがとうございました。


8. 今まで自由討論をしてきましたが、私は今のグループでできたことを本当にうれしく思っています。一人一人の個性が大きく出て、様々な視点からテーマについて考えることができ、深く討論できたことは今後の勉強にも大きな影響を与えてくれる経験となることは間違いありません。グループのみんなに感謝の意を述べたいと思います。


9. 最後に、すべての討論を終えた感想として、私も含めみんなが楽しかったと言っていた。初めは大変そうで嫌なイメージがあったが、討論をしてみると予想以上に盛り上がり、また、多くの意見を取り入れることができ、自分にとってプラスになった。教育現場において、自分の意見ばかり主張していると子どもたちの意見を聞くことができなくるので、負のスパイラルに巻き込まれると思われる。しかし討論をすると、他の人の意見を聞くことができる。これはどんな場面でも活かされるので、いいステップアップができたと感じられる。また、討論という形式は実際の教育現場で行うと面白いものになると思うので、教師になったら子どもたちに是非討論をしてもらいたいと思う。


10. 討論6回を終えて思ったことは、川島先生がおっしゃった大学生がすべき3つのことに通じていたということである。「本を読む」は、まさに毎週の課題である。「人に会う」は、討論で最初は見知らぬ他人と会うということである。そして「旅に出る」は、他の人の意見を真剣に考える思考の旅や、レポートで再度考える反編の旅のことである。この3つが、「自分」をっくる一部になることが身体に染み付いた。この経験が、これからの自分の糧になればいいと思う。


11. 今日が最後の討論ということで、なんだか寂しく感じた。私の班は皆二年生で、私がただ一人の三年生であった。初めは全員が後輩ということに気まずさを感じていたが、今では討論だけでなく色々な話ができるメンバーになっていた。学校で会えば挨拶をするくらいの存在になった。人は考えを共有することで、仲良くなれるのだと思う。その人の考えを聞くことで、その人のこれまでの人生経験や人柄までも知ることができる。このような授業の"討論"で、知らない人と仲を深めることができるとは思っていなかったのでとても嬉しかった。また、討論の中で話をすることで自分でも考えをまとめることができた。自分の考えつかなかった意見を聞くことで、視野を広げることができた。様々な収穫のある"討論"であったと思う。川島先生、Kメンバーの皆、ありがとうございました。


12. 川島先生、毎回わたしの拙い質問に丁寧に答えてくださり、ありがとうございます。毎週、かわティプログでの先生の回答を楽しみに見ていました。先生の仰っている、「本を読む」「人と話す」「旅をする」。この三つに加えて、自分らしく、ポジティブに毎日を送っていこうと思います。

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