友だち地獄の討論から
1. 最近ブログ、ミクシーが流行していますが、人気の背景は何だと先生は考えますか。
答:いくつかの要因が考えられると思います。まず、やっている人たちが時間的余裕があって暇であると言うこと、次に他に楽しいことがないとも言えます。次に、ゲームと比較して人間との直接の関わりであるために、ゲームをするよりもリアリティがあるのも魅力だと思います。その他に、顔を直接見ていないことから、自分で考えたキャラを演ずることが出来るとか、また直接の話でないために自己開示がしやすいなどの理由があげられると思います。
2. 先生はどのような関係が親友だと思っていらっしゃいますか?
答:もちろん、その人の性格にもよるし友人との関係にもよりますが、私は、自分を100,家族を90くらいの程度で好きであったとして、70以上その友人のために役に立ちたいと思っていれば親友じゃないかと考えています。
いじめとは何か 前半
3.私は日本のいじめ対策に行き詰まりを感じているのですが先生はどうですか?
答:同感です。前にも書いたことがありますが、子どもの社会は大人の鏡です。そう考えると、大人が自ら、他の人に対しての意地悪な気持ちややっかみなどの感情を抑えることが出来なければ子ども達にイジメをしないことを教えることが出来ない気がしているからです。
4. いじめと悪ふざけの境はどこからかが難しいと思いました。先生はどこからが「いじめ」になると思いますか?
答:一つの答えでは難しいですが、いじめられた子どもがいじめられたと感じるかどうかというのが一番正解に近いと思います。それにしても、日本はちょっとした冗談がなかなか言えないような社会になってきている気がしています。もう少し、おおらかになってもいいと思うのですが・・・・ちょっと、みんなすぐに怒りすぎる気がします。
5. 読むといじめに関する概念的な話が多かったので、いじめの実際の事例に関する書籍を読んでみたいのですが、先生のオススメの本は何かありますか。
答:特にオススメというものはありませんが、いじめの事例は、いくつかの出版社から出ています。また、ネット上にも事例が載っています。ただ、多くの場合、それほど詳しく載っているわけではありませんし、ある意味では、視点が一方的なところがあるような気がします。いじめる方にも、いじめられる方にもそれぞれ多様な理由と状況があると思っています。
6. 長野県ではいじめへの対策はされているのか。あるとすればどのようなものか。
答:長野県は、私も関わっていたことがありますが、県の教育委員会がイジメの対策をいろいろとやっています。他の県よりも考えていると思います。ネットの長野県教育委員会のホームページで見ることが出来ます。調べてみてください。
7. 私も軽い「いじめ」を受けたことがありますが、今では大したことではなかったのだなと感じています。先生もそのような経験はありますか。
答:時代的な背景もありますが、あまり、いじめたりいじめられたりという経験がありません。でも、この大学に来て先輩の先生から、いろいろと制約を受けたり、押さえつけられるようなことをされたことがあります。まあ、軽いいじめと言えばそうかもしれません。大人の世界にも、同じようなことはいくらでもありますよ。
8. 正直にお答えいただきたいのですが、先生が中学生時代だったいじめと現代とでは何が、どのように違うとお考えですか。
答:えっ、私は、いつも正直に答えていますよ(笑い)。私は、中学が私立中学だったせいもあって、あまりイジメの記憶がありません。でも、たぶん、昔のイジメは、強いものが個人で弱いものをいじめるという状況だったと思います。今のように、集団で個人を攻撃すると、誰か正義感を持った生徒が助けるという状況にあったと思います。一人でも、味方が出来ると深刻なイジメにはなりません。いじめられたという感情の一部には、孤独であるという部分が含まれている気がします。
9. 先生はコミュニケーションがうまくとれない人の事を弱者と考えますか?
答:ある意味では、弱者だと思いますが場合によります。コミュニケーションがうまくとれない人といっても、自閉症スペクトラムのような場合と、教育的な環境が不適切であったという場合とが判断できないからです。ですから、全てを弱者と言うことは出来ません。そして弱者という言葉をどのように解釈するかによっても変わると思います。それ以外に、得意なことや上手なことがあるという場合も異なっていると思います。
10. マスコミは中立な立場から報道すべきだと思いますか?
答:そりゃ、中立な立場が良いとは思いますが、何が中立か、何が偏っているのかの判断は難しいのだと思います。中立のように見えても、単に中間の折衷の意見であることも多いからです。我々は、誰もが井の中の蛙のようなものですから・・・できるだけ、広い視野を持ちたいものです。
11. 最近、風邪が流行しています。先生もお大事になさってください。さて、そんな私は喉が痛いです。何か良い治療方法はありませんか?
答:私は、のどが痛いときには、アメをなめます。それも、ひっきりなしに続けてなめます。そして、ポカリスエットのような飲み物を出来るだけたくさん飲むようにしています。どんなもんでしょうか。
12. 七輪を買って炭火で魚を焼きたいと考えています。この季節おすすめの魚はなんですか。
答:今は、ブリですね。そう言えば、先日、上越市に行って、あの辺りでしか、とれない、ドロエビというものを焼いて食べました。とてもおいしかったです。長野では、売っていないのかな。
13. いよいよ冬になりましたが、川島先生はスキーやスノーボードは嗜みますか?
答:30代の頃にはスキーに毎週のように行っていました。最近は、2年前に2回行きました。スノボーも道具を買って始めたのですが、上手くなれず、結局、スキーになってしまいました。
14. 体調不良(入院ではないもの)で必要出席数に足りなかった場合でも不可ですか?救済措置は無いのでしょうか?あまり体調がよくないので…
答:そうですね。私の授業は出席はとっていません。でも、レポートと小テストは提出していないと点数がつけようがありません。基本的に大学の授業は高校までと違って、ひとつひとつの単位をとることで完結しているので、その授業の基準に達しない場合の救済処理はないのが一般的だと思います。
15. 「いじめ」という問題はとても大きなもので、教師になって担当するクラスで起こってしまった時に、対処できるかどうか今から不安です。クラスで起こるいじめなどの問題に対処する方法は、経験を積むとともにわかってくるものなのでしょうか。
答:経験を積むことで、視野が広くなり、いろいろな子どもや親がいることを理解することで対処法が見えてくると思います。皆さんを見ていると、とても良い大学生なのですが、視野が狭く、正しいことは一つしか無いような発想が多く見られます。私たちは、井の中の蛙です。少しでも、井戸の上の方に行き、外が見られるまでになりたいものです。
16. 本文中に「日本とノルウェーはいじめ問題の先進国である」と書かれていますが、これは日本とノルウエーのいじめにこ対する取り組みや研究が進んでいるという意味なのか、いじめがひどいといういみなのかどちらですか、この文を読んでも判断しにくかったのですが…。
答:どのページか覚えていないのですが、確か、取り組みが進んでいるという意味だったと思います。もう一度、見てみます。
1. 最近ブログ、ミクシーが流行していますが、人気の背景は何だと先生は考えますか。
答:いくつかの要因が考えられると思います。まず、やっている人たちが時間的余裕があって暇であると言うこと、次に他に楽しいことがないとも言えます。次に、ゲームと比較して人間との直接の関わりであるために、ゲームをするよりもリアリティがあるのも魅力だと思います。その他に、顔を直接見ていないことから、自分で考えたキャラを演ずることが出来るとか、また直接の話でないために自己開示がしやすいなどの理由があげられると思います。
2. 先生はどのような関係が親友だと思っていらっしゃいますか?
答:もちろん、その人の性格にもよるし友人との関係にもよりますが、私は、自分を100,家族を90くらいの程度で好きであったとして、70以上その友人のために役に立ちたいと思っていれば親友じゃないかと考えています。
いじめとは何か 前半
3.私は日本のいじめ対策に行き詰まりを感じているのですが先生はどうですか?
答:同感です。前にも書いたことがありますが、子どもの社会は大人の鏡です。そう考えると、大人が自ら、他の人に対しての意地悪な気持ちややっかみなどの感情を抑えることが出来なければ子ども達にイジメをしないことを教えることが出来ない気がしているからです。
4. いじめと悪ふざけの境はどこからかが難しいと思いました。先生はどこからが「いじめ」になると思いますか?
答:一つの答えでは難しいですが、いじめられた子どもがいじめられたと感じるかどうかというのが一番正解に近いと思います。それにしても、日本はちょっとした冗談がなかなか言えないような社会になってきている気がしています。もう少し、おおらかになってもいいと思うのですが・・・・ちょっと、みんなすぐに怒りすぎる気がします。
5. 読むといじめに関する概念的な話が多かったので、いじめの実際の事例に関する書籍を読んでみたいのですが、先生のオススメの本は何かありますか。
答:特にオススメというものはありませんが、いじめの事例は、いくつかの出版社から出ています。また、ネット上にも事例が載っています。ただ、多くの場合、それほど詳しく載っているわけではありませんし、ある意味では、視点が一方的なところがあるような気がします。いじめる方にも、いじめられる方にもそれぞれ多様な理由と状況があると思っています。
6. 長野県ではいじめへの対策はされているのか。あるとすればどのようなものか。
答:長野県は、私も関わっていたことがありますが、県の教育委員会がイジメの対策をいろいろとやっています。他の県よりも考えていると思います。ネットの長野県教育委員会のホームページで見ることが出来ます。調べてみてください。
7. 私も軽い「いじめ」を受けたことがありますが、今では大したことではなかったのだなと感じています。先生もそのような経験はありますか。
答:時代的な背景もありますが、あまり、いじめたりいじめられたりという経験がありません。でも、この大学に来て先輩の先生から、いろいろと制約を受けたり、押さえつけられるようなことをされたことがあります。まあ、軽いいじめと言えばそうかもしれません。大人の世界にも、同じようなことはいくらでもありますよ。
8. 正直にお答えいただきたいのですが、先生が中学生時代だったいじめと現代とでは何が、どのように違うとお考えですか。
答:えっ、私は、いつも正直に答えていますよ(笑い)。私は、中学が私立中学だったせいもあって、あまりイジメの記憶がありません。でも、たぶん、昔のイジメは、強いものが個人で弱いものをいじめるという状況だったと思います。今のように、集団で個人を攻撃すると、誰か正義感を持った生徒が助けるという状況にあったと思います。一人でも、味方が出来ると深刻なイジメにはなりません。いじめられたという感情の一部には、孤独であるという部分が含まれている気がします。
9. 先生はコミュニケーションがうまくとれない人の事を弱者と考えますか?
答:ある意味では、弱者だと思いますが場合によります。コミュニケーションがうまくとれない人といっても、自閉症スペクトラムのような場合と、教育的な環境が不適切であったという場合とが判断できないからです。ですから、全てを弱者と言うことは出来ません。そして弱者という言葉をどのように解釈するかによっても変わると思います。それ以外に、得意なことや上手なことがあるという場合も異なっていると思います。
10. マスコミは中立な立場から報道すべきだと思いますか?
答:そりゃ、中立な立場が良いとは思いますが、何が中立か、何が偏っているのかの判断は難しいのだと思います。中立のように見えても、単に中間の折衷の意見であることも多いからです。我々は、誰もが井の中の蛙のようなものですから・・・できるだけ、広い視野を持ちたいものです。
11. 最近、風邪が流行しています。先生もお大事になさってください。さて、そんな私は喉が痛いです。何か良い治療方法はありませんか?
答:私は、のどが痛いときには、アメをなめます。それも、ひっきりなしに続けてなめます。そして、ポカリスエットのような飲み物を出来るだけたくさん飲むようにしています。どんなもんでしょうか。
12. 七輪を買って炭火で魚を焼きたいと考えています。この季節おすすめの魚はなんですか。
答:今は、ブリですね。そう言えば、先日、上越市に行って、あの辺りでしか、とれない、ドロエビというものを焼いて食べました。とてもおいしかったです。長野では、売っていないのかな。
13. いよいよ冬になりましたが、川島先生はスキーやスノーボードは嗜みますか?
答:30代の頃にはスキーに毎週のように行っていました。最近は、2年前に2回行きました。スノボーも道具を買って始めたのですが、上手くなれず、結局、スキーになってしまいました。
14. 体調不良(入院ではないもの)で必要出席数に足りなかった場合でも不可ですか?救済措置は無いのでしょうか?あまり体調がよくないので…
答:そうですね。私の授業は出席はとっていません。でも、レポートと小テストは提出していないと点数がつけようがありません。基本的に大学の授業は高校までと違って、ひとつひとつの単位をとることで完結しているので、その授業の基準に達しない場合の救済処理はないのが一般的だと思います。
15. 「いじめ」という問題はとても大きなもので、教師になって担当するクラスで起こってしまった時に、対処できるかどうか今から不安です。クラスで起こるいじめなどの問題に対処する方法は、経験を積むとともにわかってくるものなのでしょうか。
答:経験を積むことで、視野が広くなり、いろいろな子どもや親がいることを理解することで対処法が見えてくると思います。皆さんを見ていると、とても良い大学生なのですが、視野が狭く、正しいことは一つしか無いような発想が多く見られます。私たちは、井の中の蛙です。少しでも、井戸の上の方に行き、外が見られるまでになりたいものです。
16. 本文中に「日本とノルウェーはいじめ問題の先進国である」と書かれていますが、これは日本とノルウエーのいじめにこ対する取り組みや研究が進んでいるという意味なのか、いじめがひどいといういみなのかどちらですか、この文を読んでも判断しにくかったのですが…。
答:どのページか覚えていないのですが、確か、取り組みが進んでいるという意味だったと思います。もう一度、見てみます。