最初は,ネット犯罪から子どもを守る の討論感想から
1. この感想にも毎回質問をつけたほうがいいですか
答:いえ,無理につけなくていいですよ.たぶん,かわティブログをさかのぼると書いてあることが多いので参考にしてください.
2. メールやチャットなどの文字でのコミュニケーションの際に、一番気をつけなければいけないことはどのようなことだと考えていますか。私は、特に文末に気を付けています。具体的には、相手に自分の伝えたい気持ちそのまま汲み取ってもらえるように、絵文字やマークを多用しています。
答:確かに,そうですね.絵文字やマークは,その意味では便利ですが,情報量が少ないので簡単にウソがつけますね.私は,メールやチャットでのコミュニケーションは,それだけで終わらせないで,実際に出会うコミュニケーションと平行して使うのがいいと思っています.でも,遠くてできない場合もあるでしょうが・・・
3. 危険意識の話で、高校性が基準になるという考えの人が多くいましたが、これは心理学的に何か理由があるのでしょうか?もし何か参考になるようなお話がありましたら幸いです。
答:確かに,高校生という,青年期の人間は,昔から疾風怒濤の時代(ゲーテ)とか,は境界人(レヴィン)と言われているように,危険意識の変化が激しい年齢なのだと思います.
ここから 新しい「教育格差」 の前半から
1. 川島先生の座右の銘を教えてください。
答:5年くらいで変わるので座右の銘とは言えないかもしれませんが,最近は「人は人、自分は自分、だけど仲良し」です。以前は「明日のことを思い煩うな、今日一日の苦労は今日一日で足れり」とか,「案ずるより産むが易し」でした.
2. 川島先生は学校選択制についてどのように捉えていますか?私は、余計に格差を生んでしまうのではないかと感じました。理由は、地域や学校の人気などによって偏りが出てしまうと感じたからです。
答:私は,家から近いところに行けばいいと思っています.そして,希望する子どもがいて,理由が正当であればどこでも認めるのがいいと思います.
3. 2000字という基準は何を元に決めたんですか?
答:それは,このブログの始めの方に書いてありますが,「原稿用紙10枚を書く力」(齋藤孝 大和書房)という本の中で、説明されています。一冊の本を読んで、4000文字くらいの文章に書き慣れると、どんな量の文章もこなすことができると言っていることをとりいれたものです.
4. おすすめの映画はありますか?ちなみに僕はヘアスプレー、ショーシャンクの空に などが好きです。
答:いいですね.ショーシャンクの空には,見てみたいと思っています.
5. 都市部と地方の、公立学校への進学率と私立学校への進学率の差はどれくらいですか?
答:ずいぶんと県によって違うようですね.詳しくはわかりません.ネットで見てみると,私立中学校に通う割合は,東京が突出しているようです.
http://juken.in/howto/00_10_study.html
6. 新しい「教育育格差」では、私立中高一貫校が取り上げられていました。先生も中学から大学までの一貫校の出身だと言っていましたが、通っていた生徒の立場からすると、「一貫校」のメリットのデメリットは何ですか。教えて下さい。
答:私の通っていた印象ですが,メリットは,高校受験が無いことから,中学時代を興味のあることをして過ごすことができるということでしょう.デメリットとしては,それに甘えてしまって基礎的な学力がおろそかになることだと思います.今思うと,中学生の時にもっと,英語の基礎を身につけておけば良かったと思っています.
7. ガイダンス時に先生は、医者や教師をさして「いい職業」とおっしやっていました。それはつまり、製造業や運送業といった、先生のいう「自分で判断しない職業」がいい職業でないということになります。目本にはこうした意識が実に根強くある様に感じ、それが受験戦争の原因であったり、上記の様な職業訓練校の設立阻害の要因なのではないかと私は考えています。なぜ日本人は欧米と違い、「職業差別」に近いような意識を持つのでしょうか。.また、どうしたらこの意識は改善されるのでしょうか。私は基本的に欧米に右ならえには反対ですが、この点に関しては欧米を見習うべきだと考えています。先生のご意見をお聞かせ下さい。
答:確かにそうですね.あの時の文脈では,日本では,そのように考えられることが多いと言いました.しかし,よく考えてみると,製造業や運送業であっても,自分で判断して働くことのできる人は,より効率的に,あるいは創造的な製造業や運送業を作ることができると思います.医者や教師が「いい職業」という意味は,一般的に多くの判断力が必要であると考えられているということです.ですから,最近は,教師がそれほどいい職業と言われなくなってきたのは,教師が決められたことだけをしているサラリーマン的なものだと考えられるようになってきたからだと思います.こう考えるのはなぜかということについては,日本は「比較社会」だからだと思います.いつも,誰かと比較して,できるとか,できないとかを問題にする社会だからだと思います.ですから,欧米を見習うと言っても,職業についてだけの考え方を変えようとしても無理があると思います.いつも,子どもを他の子どもと比較したり,人より何かができることに価値をおいている社会である限りは変わることがないと思います.
1. この感想にも毎回質問をつけたほうがいいですか
答:いえ,無理につけなくていいですよ.たぶん,かわティブログをさかのぼると書いてあることが多いので参考にしてください.
2. メールやチャットなどの文字でのコミュニケーションの際に、一番気をつけなければいけないことはどのようなことだと考えていますか。私は、特に文末に気を付けています。具体的には、相手に自分の伝えたい気持ちそのまま汲み取ってもらえるように、絵文字やマークを多用しています。
答:確かに,そうですね.絵文字やマークは,その意味では便利ですが,情報量が少ないので簡単にウソがつけますね.私は,メールやチャットでのコミュニケーションは,それだけで終わらせないで,実際に出会うコミュニケーションと平行して使うのがいいと思っています.でも,遠くてできない場合もあるでしょうが・・・
3. 危険意識の話で、高校性が基準になるという考えの人が多くいましたが、これは心理学的に何か理由があるのでしょうか?もし何か参考になるようなお話がありましたら幸いです。
答:確かに,高校生という,青年期の人間は,昔から疾風怒濤の時代(ゲーテ)とか,は境界人(レヴィン)と言われているように,危険意識の変化が激しい年齢なのだと思います.
ここから 新しい「教育格差」 の前半から
1. 川島先生の座右の銘を教えてください。
答:5年くらいで変わるので座右の銘とは言えないかもしれませんが,最近は「人は人、自分は自分、だけど仲良し」です。以前は「明日のことを思い煩うな、今日一日の苦労は今日一日で足れり」とか,「案ずるより産むが易し」でした.
2. 川島先生は学校選択制についてどのように捉えていますか?私は、余計に格差を生んでしまうのではないかと感じました。理由は、地域や学校の人気などによって偏りが出てしまうと感じたからです。
答:私は,家から近いところに行けばいいと思っています.そして,希望する子どもがいて,理由が正当であればどこでも認めるのがいいと思います.
3. 2000字という基準は何を元に決めたんですか?
答:それは,このブログの始めの方に書いてありますが,「原稿用紙10枚を書く力」(齋藤孝 大和書房)という本の中で、説明されています。一冊の本を読んで、4000文字くらいの文章に書き慣れると、どんな量の文章もこなすことができると言っていることをとりいれたものです.
4. おすすめの映画はありますか?ちなみに僕はヘアスプレー、ショーシャンクの空に などが好きです。
答:いいですね.ショーシャンクの空には,見てみたいと思っています.
5. 都市部と地方の、公立学校への進学率と私立学校への進学率の差はどれくらいですか?
答:ずいぶんと県によって違うようですね.詳しくはわかりません.ネットで見てみると,私立中学校に通う割合は,東京が突出しているようです.
http://juken.in/howto/00_10_study.html
6. 新しい「教育育格差」では、私立中高一貫校が取り上げられていました。先生も中学から大学までの一貫校の出身だと言っていましたが、通っていた生徒の立場からすると、「一貫校」のメリットのデメリットは何ですか。教えて下さい。
答:私の通っていた印象ですが,メリットは,高校受験が無いことから,中学時代を興味のあることをして過ごすことができるということでしょう.デメリットとしては,それに甘えてしまって基礎的な学力がおろそかになることだと思います.今思うと,中学生の時にもっと,英語の基礎を身につけておけば良かったと思っています.
7. ガイダンス時に先生は、医者や教師をさして「いい職業」とおっしやっていました。それはつまり、製造業や運送業といった、先生のいう「自分で判断しない職業」がいい職業でないということになります。目本にはこうした意識が実に根強くある様に感じ、それが受験戦争の原因であったり、上記の様な職業訓練校の設立阻害の要因なのではないかと私は考えています。なぜ日本人は欧米と違い、「職業差別」に近いような意識を持つのでしょうか。.また、どうしたらこの意識は改善されるのでしょうか。私は基本的に欧米に右ならえには反対ですが、この点に関しては欧米を見習うべきだと考えています。先生のご意見をお聞かせ下さい。
答:確かにそうですね.あの時の文脈では,日本では,そのように考えられることが多いと言いました.しかし,よく考えてみると,製造業や運送業であっても,自分で判断して働くことのできる人は,より効率的に,あるいは創造的な製造業や運送業を作ることができると思います.医者や教師が「いい職業」という意味は,一般的に多くの判断力が必要であると考えられているということです.ですから,最近は,教師がそれほどいい職業と言われなくなってきたのは,教師が決められたことだけをしているサラリーマン的なものだと考えられるようになってきたからだと思います.こう考えるのはなぜかということについては,日本は「比較社会」だからだと思います.いつも,誰かと比較して,できるとか,できないとかを問題にする社会だからだと思います.ですから,欧米を見習うと言っても,職業についてだけの考え方を変えようとしても無理があると思います.いつも,子どもを他の子どもと比較したり,人より何かができることに価値をおいている社会である限りは変わることがないと思います.