重要
レポートの文字数で、基準が曖昧だったので、ルールを変更しました。1200字程度、200字程度であったのを、1200字以上、2000字以上にしました。少ない時は書き直しをお願いしています。たぶん、木曜日の生徒指導概論Cの人にはそう言ってあったのですが、水曜日の生徒指導概論Bの人には、曖昧だったようです。すみません。よろしくおねがいします。
1. 読後レポートは2000字、討論感想レポートは1200字となっていますが、具体的な範囲を教えてください。小論文では指定文字数の最低8割書くように教わりました。それから考えると最低1600字あればいいのですか.また、上限はありますか。
答:この授業では、基本的には読後レポートは2000字以上、討論感想レポートは1200字以上です。少ない人は書き直しをお願いしています。
2. 本書では、実在する立派な公立学校を紹介することによって、タイトル通りの「公立学校の良さ」を訴えていますが、確かにそれぞれの学校の(教師の)取り組みは素晴らしいと思うのですが、それが果たして公立学校ならではの良さなのかと聞かれたら、私立学校で当てはまることもありそうで、イコールではつなげられない気がします。後半部に答えがあるのかもしれませんが、先生は公立と私立の違いはどこにあると考えますか。
答:私立学校が公立学校と違うところは、まず、宗教などの独自の教育についての独自に考え方を持っていること。逆にいうと公立では宗教などの独自の考え方を持ってはいけないことになります。また、経営の母体が学校法人あるいは宗教法人であるか、県や市などの公共団体であるかによります。そのようなことから、公立学校の範囲にありながらどこまで独自な教育を行うことができるかということなのだと思います。
3. 全く関係のない質問なのですが、本気で人を愛するとはどういったことなのでしょう。人それぞれ違うのは分かっているのですが、自分の気持ちがわからなくなったとき、どんな風にして確かめたら自分の気持ちを信じられるようになりますか?
答:難しい質問ですね。まあ、愛している人のために、自分を犠牲にすることができるかどうかというところですかね。でも、愛なんてあるかどうかはわかりませんが・・どこを探しても見つからないでしょうから・・・
4. 先生は宿泊先等を決めずに旅行をするというようなことを授業中に仰っていましたが、旅行先で出会った人の家に宿泊したことはありますか?私は知り合い以外の民家にはないですが、お金を取るのが信じられないような本当にひどいライダースハウスに泊まったことがあります。
答:家族とヨーロッパを旅していたときに、飛び込んだレストランでそこにいた人の知り合いのところにとめてもらったことが2度あります。お金は払いましたが、知り合いの普通の家の一部屋に泊まりました。それ以外でも、レストランで知り合った人の家に泊まったことがありました。イギリスのB&Bは、泊まれますと書いてあっても普通の家の一部屋であることが多いです。実際、宿を決めないで旅をすると、いろいろなことがあって面白いです。でも、泊まりやすいのはアメリカ、カナダですね。ヨーロッパは、なかなか泊まれないこともあります。
5. 課題やレポートをしていて、眠くならないよう音楽を聴いたりコーヒーを飲んだりしているのですが、最近は効果が薄れてきていて、何度も眠気に負けてしまいそうになります.何か他に起きていられる方法はないでしょうか…?
答:私も同じです。この質問に答えていても、眠いときがあります。そんな時は、いったん寝てから、目を覚まして続きを始めます。
6. 先生は留学についてどう思いますか?
答:何となく留学とか、留学して友人を見返そうとか、行けば何とかなる・・というのは効果が少ないと思います。語学でも、勉学でも目的がはっきりしていないと時間がだらだらと過ぎてゆきます。それくらいなら、旅行をした方が面白いかもしれません。しかし、どんな留学でも、異文化に接することは、その人の生き方を変えるくらい影響を与えるとは思います。ぜひ、挑戦してください。
7. 先生は将来何になりたいかわからない入が大学に意味はあると思いますか?
答:そうですね。まだ、皆さんの年齢では、モラトリアムといって自分が何をしたいのか見つからない人も多いと思います。大学で、それを見つけるのみいいと思います。また、とりあえず、何かやってみて考えてゆくのもあると思います。まあ、あせらずに、ゆっくりとやってみたらいいですよ。若いときの1年や2年は後で取り戻せますよ。私も、大学院にはいるときに二浪しています。
8. 先生は自分の娘が、大学を1年休学して、「世界一周に行きたい」と言ったらどうしますか?行かせますか?お金の補助はしますか?
答:まず、安全に旅をすることをどのくらい気をつけているのかを心配すると思います。そして、細かい計画をきいてみたいと思います。その結果、たぶん、行ってみたらというでしょう。また、お金はどうするかと聞いて、自分である程度出すことができるのであれば、多少は補助すると思います。
9. 先生はボランティアとは何だと思いますか?
答:前にも書きましたが、西洋文化でのボランティアと日本でいわれているものは違うと思います。日本のボランティアは、誰かのため・・というはっきりした対象があってその人を助けるとか、救うという気持ちがあります。一方、キリスト教的な土壌では、自分の持っているものを、社会や神に捧げるという気持ちでボランティアをします。その違いは、誰かのために役に立ってそこでお礼を言ってもらって満足するというのと違うのです。ですから、日本ではボランティアをした人が、その結果、誰かにありがとうといわれることを望んでいるような気がします。お礼やありがとうと言う言葉を期待するようなボランティアはいくら無料の奉仕でもボランティアではありません。自分の力を社会の為に使うという気持ちならばお礼を期待したりしません。さらに、社会で自分の仕事をきちんと果たすことは、ボランティアと同じです。多少のお金はもらうかもしれませんが、それだけ社会の役に立っているのです。
10. 私立学校が、一般的に、公立学校に比べて多様性に欠けると思われてしまうのはなぜでしょうか。高校であれば、学力別になるのだから、人の多様さは公立も私立も変わらないような気がするのですが。
答:本来ならば、私立学校の方が多様性があると思います。それは、前に述べたように独自の教育観を持っているからです。もちろん、人間の多様性という意味では同じだと思います。私立学校が多様性に欠けるというのは、たぶん、大学受験だけを目的としている私立学校についてだと思います。そしてその方が多いからだと思います。一方、私立でも受験を目的としていない、小学校から大学までのエスカレータ式の一貫式の学校では、多様な生徒が育つと思います。私自身も中学から大学まで、エスカレータ式の学校でした。
11. 信州大学には今なぜ、幼児教育課程が無いのですか。県内にいて幼児教育を学びたかったら、4年生の大学に行きたいという理由で信大を選ぶより、短大にいけば良かったのかもしれないと思うときがあります。信大に幼児教育があったらなと思います。
答:私もそう思います。一応、大学院には幼児教育専攻があります。また、課程として存在していなくても、どの専攻にいても幼児教育の免許を取るために学ぶことはできます。また、幼児心理や幼児教育について卒論をしたり、学びたいときには指導できる先生もいます。ですので、現在では、何とかできているのです。
12. 生徒が先生を選べるという制度を設けた学校があると聞いたことがありますが、私は、生徒もやる気がでて、すごくいい案だと思っています。川島先生は、この制度についてどのように思われますか?
答:この問題は、難しいです。というのは、うまく行けばいい案なのですが・・・実際に、生徒は自分の都合で先生を選びます。そして、特定の教員に集中することにもなります。例えば、単位を取るのが楽な先生や、見かけがやさしい先生が常に選ばれてしまいます。その結果、その生徒のためになるかどうかはわからないからです。教師の立場からすると、それぞれの教員が考えがあって仕事をしているのですから・・良いところも悪いところもあると思います。私も、ちょっと、したことで敬遠されてしまった学生がいました。それは、たまたま、気がつかなくて挨拶をしなかったからだと言っていました。人間の気持ちはほんのちょっとしたことがきっかけで、好きになったり、嫌いになったりするのです。それが基本となって、教師を選ぶというのが良いか悪いかはわかりません。嫌だなあと思っていた人と、その後仲良くなると、もっと仲良くなるということもありますから・・
13. レポートというよりはただの感想文になってしまったのですが、大丈夫なんですか…?
答:オッケーですよ。
14. 第一章から第五章までに登場した学校の中で、先生が一番印象に残った学校はどれですか?
答:聖籠中学校のHBかな。
15. 長野市でも良いので現在、公立の学校が行っている特色ある活動を教えてください。
答:すみません。長野市の学校現場のことはよくわかりません。しかし、私の教え子の教員などはそれなりに独自の授業の努力をしているように思います。
16. 本書にある実践は長野県の公立学校でも実現可能だと思いますか?私は、地域性をふんだんに盛り込んだ実践は、実現が難しいと思います。
答:ある程度は可能だと思いますが、やはり、校長や教育委員会などが独自性を認めてくれないとできないとおもいます。教師は一人でできることは限られているのですから、何人かの教員が集まってアイディアを出してそれを実践するということになるでしょう。
17. 授業時間などは学校によって自由に変えてよいものなのですか?
答:年間の授業数が満ちていれば、ある程度、学校ごとに決めることはできます。しかし、実際は、その地域の他の学校とあわせることになるでしょう。
18. 先生は公立学校、私立学校どちらの出身ですか?また出身の学校で地域に根差した特色的な活動はありましたか?
答:私は、中学校から大学まで私立です。それも、キリスト教の学校だったので、毎日の小さな礼拝と、週1回の大きな礼拝がありました。地域との関連は、クリスマスに、地域を回るキャンドルサービスなどがありました。
19. 先生は公立学校の楽しさを何だと思いますか?
答:なんだろう。私は私立なのですが、公立なら、もっといろいろな友達に出会えたかもしれないと思います。
20. 大都市群の私立学校について知るにはどうしたらいいですか?
答:それぞれの学校については、細かく知ることは大変でしょう。というのは、私立は、かなり、独特の教育をしているからです。私立をことを知りたければ、それぞれの都市に、私立学校連合会のようなものがあるので、そこに問い合わせるといいと思います。就職についても、共通の就職試験をやっています。
21. もし教壇に立つとしたら私立と公立で、やりがいや給与の面等、どちらで働きたいとお考えですか。
答:うーん。どちらもおもしろそうです。公立は他の学校への転勤があるけど私立にはないし、私立ならかなり自由に授業が出来るし・・・
22. 松本に小中高一貫の高校が出来たと聞きました。先生は小中高一貫の教育制度についてどう思われますか。
答:日本全国で、300位の中高一貫学校が出来ています。私立も公立も同じようにかなり増えています。大学受験を考えると効率がいいのでしょうね。また、小中連携という形で、6・3・3制でなく、4・3・2・3などかなり変則的な学校も増えています。それも、全国で200くらいあります。両方を併せて小中高一貫としているところもあります。しかし、教え方の内容はあまり変わっていないようです。ただ、小中高の先生が入れ替わったり、小学校での教科担任制になったりと、試行錯誤はしているようです。なお、屋代でも公立の中高一貫校を作る計画があるようです。私の出た学校も小中高一貫でした。
23. 小・中・高とずっと公立学校に通っているこどもと小・中・高とエスカレーター制の私立校に通っている子ども。人間的・精神的な発達に違いはあると思いますか?
答:うーん。確かに受験がないので、雰囲気は違います。その結果から、人間的な発達の違いもあるでしょう。しかし、一方では、大学受験があったり、あるいは、小学校の段階で受験をしなければならなかったりと問題点はあるとおもいます。
24. 先生が子どもだったころ、先生からかけられた言葉でうれしかった言葉や印象に残っている言葉はありますか?
答:すみません。あまり憶えていません。
25. 先生が学生時代好きだった教科はなんですか?
答:そうですね。社会かな。
26. 文章を書くのがとても遅くてとても困っているのですが、なにかいい方法はないでしょうか。
答:それは、慣れるしかありません。いろいろ、書いてみるといいですよ。
27. 前回の討論のときにグループで、「テスト以外で授業の成果を確かめる方法」について話し合いました。先生はどんな方法があると思いますか?
28. 先生はどのような方法でストレスを発散していますか?
答:音楽を聴いたり、映画を見たり、ワイフと買い物やドライブに出かけたり、酒を飲んだり、日曜大工やクルマいじりをしたり、パソコンの修理をしたり、スキーや水泳にいったり、囲碁や将棋をしたり、ギターを弾いたり・・その時の気が向いたもの、時間があるものをしています。私は、どちらかというと、その日のストレスをその日に解消する方です。というより、次の日になると忘れてしまう・・・
29. 先生は何か作業をするときに、BGMは必要だと思いますか?私は全くの無音だと不安になるので、音楽をかけたり、テレビをつけることが多いです。
答:私も、よく音楽を聴きます。今も、音楽を聴きながらこの質問を書いています。音楽は、気持ちを和らげてくれたり、元気づけてくれたりします。人生に音楽がなかったらつまらないでしょうね。
30. 長野駅の交番に行ったら「信大生なら、川島先生、知ってるでしょ?」と警察の方に聞かれました。先生のお知り合いですか?厳しい先生です、と言ったら、そんなはずないと言われました・・・。
答:そりゃ、面白い。だれだろう。たぶん、その警察官が誰だか予想がつきます(笑い)。
31. どこからが遠距離恋愛になると思いますか?
答:会いたい時にすぐに会えない距離かな。松本だと遠距離とは言えないだろうけど、伊那だと・・・
32. 遠距離恋愛の秘訣はなんでしょう?
答:まず、お互いに相手を信頼すること。次に旅行や食事などのイベントをつくってメリハリをつけることですかね。
33. なぜ、先生は奥さんをワイフと呼ぶのですか。(凄く素敵な呼び方ですね。)
答:うーん。若い頃から、嫁は現在の社会では法律的にありえないし、妻と呼ぶのはは恥ずかしいし、内のやつとか家内も差別しているみたいだし・・・ということでワイフになりました。
34. 最近お腹が減って困ります。先生は三食食べているのにお腹が減る時はどう対処していますか?
答:私もそんなときがあります。そんな時は、飲み物を飲んだり、あまりカロリーの高くないお菓子をつまんで、食事の時間まで我慢します。夜、お腹がすいた時は、お茶だけで我慢することにしています。
35. 大学では、小中高と違って学生と関わりにくいと思うのですが、先生はどうやって学生と関わってますか?
答:若い頃はよく一緒に遊んでもらったのですが、最近はなかなか時間が無くてつきあっていません。授業やゼミ、たまにする飲み会くらいです。
36. 今日祖母が亡くなりました。でも大学の授業は休めないという気持ちで祖母に申し訳ないです。自分の意志で行動して良いと思いますか?
答:授業を休めないという気持ちは素晴らしいと思いますが、そんなに無理をしなくても平気です。この授業は2つくらいレポートが出なくても9割になると思いますので・・また、葬儀などの儀式は、出席することはその人に対してだけでなく、集まる人に対しでも必要なことだと思います。
レポートの文字数で、基準が曖昧だったので、ルールを変更しました。1200字程度、200字程度であったのを、1200字以上、2000字以上にしました。少ない時は書き直しをお願いしています。たぶん、木曜日の生徒指導概論Cの人にはそう言ってあったのですが、水曜日の生徒指導概論Bの人には、曖昧だったようです。すみません。よろしくおねがいします。
1. 読後レポートは2000字、討論感想レポートは1200字となっていますが、具体的な範囲を教えてください。小論文では指定文字数の最低8割書くように教わりました。それから考えると最低1600字あればいいのですか.また、上限はありますか。
答:この授業では、基本的には読後レポートは2000字以上、討論感想レポートは1200字以上です。少ない人は書き直しをお願いしています。
2. 本書では、実在する立派な公立学校を紹介することによって、タイトル通りの「公立学校の良さ」を訴えていますが、確かにそれぞれの学校の(教師の)取り組みは素晴らしいと思うのですが、それが果たして公立学校ならではの良さなのかと聞かれたら、私立学校で当てはまることもありそうで、イコールではつなげられない気がします。後半部に答えがあるのかもしれませんが、先生は公立と私立の違いはどこにあると考えますか。
答:私立学校が公立学校と違うところは、まず、宗教などの独自の教育についての独自に考え方を持っていること。逆にいうと公立では宗教などの独自の考え方を持ってはいけないことになります。また、経営の母体が学校法人あるいは宗教法人であるか、県や市などの公共団体であるかによります。そのようなことから、公立学校の範囲にありながらどこまで独自な教育を行うことができるかということなのだと思います。
3. 全く関係のない質問なのですが、本気で人を愛するとはどういったことなのでしょう。人それぞれ違うのは分かっているのですが、自分の気持ちがわからなくなったとき、どんな風にして確かめたら自分の気持ちを信じられるようになりますか?
答:難しい質問ですね。まあ、愛している人のために、自分を犠牲にすることができるかどうかというところですかね。でも、愛なんてあるかどうかはわかりませんが・・どこを探しても見つからないでしょうから・・・
4. 先生は宿泊先等を決めずに旅行をするというようなことを授業中に仰っていましたが、旅行先で出会った人の家に宿泊したことはありますか?私は知り合い以外の民家にはないですが、お金を取るのが信じられないような本当にひどいライダースハウスに泊まったことがあります。
答:家族とヨーロッパを旅していたときに、飛び込んだレストランでそこにいた人の知り合いのところにとめてもらったことが2度あります。お金は払いましたが、知り合いの普通の家の一部屋に泊まりました。それ以外でも、レストランで知り合った人の家に泊まったことがありました。イギリスのB&Bは、泊まれますと書いてあっても普通の家の一部屋であることが多いです。実際、宿を決めないで旅をすると、いろいろなことがあって面白いです。でも、泊まりやすいのはアメリカ、カナダですね。ヨーロッパは、なかなか泊まれないこともあります。
5. 課題やレポートをしていて、眠くならないよう音楽を聴いたりコーヒーを飲んだりしているのですが、最近は効果が薄れてきていて、何度も眠気に負けてしまいそうになります.何か他に起きていられる方法はないでしょうか…?
答:私も同じです。この質問に答えていても、眠いときがあります。そんな時は、いったん寝てから、目を覚まして続きを始めます。
6. 先生は留学についてどう思いますか?
答:何となく留学とか、留学して友人を見返そうとか、行けば何とかなる・・というのは効果が少ないと思います。語学でも、勉学でも目的がはっきりしていないと時間がだらだらと過ぎてゆきます。それくらいなら、旅行をした方が面白いかもしれません。しかし、どんな留学でも、異文化に接することは、その人の生き方を変えるくらい影響を与えるとは思います。ぜひ、挑戦してください。
7. 先生は将来何になりたいかわからない入が大学に意味はあると思いますか?
答:そうですね。まだ、皆さんの年齢では、モラトリアムといって自分が何をしたいのか見つからない人も多いと思います。大学で、それを見つけるのみいいと思います。また、とりあえず、何かやってみて考えてゆくのもあると思います。まあ、あせらずに、ゆっくりとやってみたらいいですよ。若いときの1年や2年は後で取り戻せますよ。私も、大学院にはいるときに二浪しています。
8. 先生は自分の娘が、大学を1年休学して、「世界一周に行きたい」と言ったらどうしますか?行かせますか?お金の補助はしますか?
答:まず、安全に旅をすることをどのくらい気をつけているのかを心配すると思います。そして、細かい計画をきいてみたいと思います。その結果、たぶん、行ってみたらというでしょう。また、お金はどうするかと聞いて、自分である程度出すことができるのであれば、多少は補助すると思います。
9. 先生はボランティアとは何だと思いますか?
答:前にも書きましたが、西洋文化でのボランティアと日本でいわれているものは違うと思います。日本のボランティアは、誰かのため・・というはっきりした対象があってその人を助けるとか、救うという気持ちがあります。一方、キリスト教的な土壌では、自分の持っているものを、社会や神に捧げるという気持ちでボランティアをします。その違いは、誰かのために役に立ってそこでお礼を言ってもらって満足するというのと違うのです。ですから、日本ではボランティアをした人が、その結果、誰かにありがとうといわれることを望んでいるような気がします。お礼やありがとうと言う言葉を期待するようなボランティアはいくら無料の奉仕でもボランティアではありません。自分の力を社会の為に使うという気持ちならばお礼を期待したりしません。さらに、社会で自分の仕事をきちんと果たすことは、ボランティアと同じです。多少のお金はもらうかもしれませんが、それだけ社会の役に立っているのです。
10. 私立学校が、一般的に、公立学校に比べて多様性に欠けると思われてしまうのはなぜでしょうか。高校であれば、学力別になるのだから、人の多様さは公立も私立も変わらないような気がするのですが。
答:本来ならば、私立学校の方が多様性があると思います。それは、前に述べたように独自の教育観を持っているからです。もちろん、人間の多様性という意味では同じだと思います。私立学校が多様性に欠けるというのは、たぶん、大学受験だけを目的としている私立学校についてだと思います。そしてその方が多いからだと思います。一方、私立でも受験を目的としていない、小学校から大学までのエスカレータ式の一貫式の学校では、多様な生徒が育つと思います。私自身も中学から大学まで、エスカレータ式の学校でした。
11. 信州大学には今なぜ、幼児教育課程が無いのですか。県内にいて幼児教育を学びたかったら、4年生の大学に行きたいという理由で信大を選ぶより、短大にいけば良かったのかもしれないと思うときがあります。信大に幼児教育があったらなと思います。
答:私もそう思います。一応、大学院には幼児教育専攻があります。また、課程として存在していなくても、どの専攻にいても幼児教育の免許を取るために学ぶことはできます。また、幼児心理や幼児教育について卒論をしたり、学びたいときには指導できる先生もいます。ですので、現在では、何とかできているのです。
12. 生徒が先生を選べるという制度を設けた学校があると聞いたことがありますが、私は、生徒もやる気がでて、すごくいい案だと思っています。川島先生は、この制度についてどのように思われますか?
答:この問題は、難しいです。というのは、うまく行けばいい案なのですが・・・実際に、生徒は自分の都合で先生を選びます。そして、特定の教員に集中することにもなります。例えば、単位を取るのが楽な先生や、見かけがやさしい先生が常に選ばれてしまいます。その結果、その生徒のためになるかどうかはわからないからです。教師の立場からすると、それぞれの教員が考えがあって仕事をしているのですから・・良いところも悪いところもあると思います。私も、ちょっと、したことで敬遠されてしまった学生がいました。それは、たまたま、気がつかなくて挨拶をしなかったからだと言っていました。人間の気持ちはほんのちょっとしたことがきっかけで、好きになったり、嫌いになったりするのです。それが基本となって、教師を選ぶというのが良いか悪いかはわかりません。嫌だなあと思っていた人と、その後仲良くなると、もっと仲良くなるということもありますから・・
13. レポートというよりはただの感想文になってしまったのですが、大丈夫なんですか…?
答:オッケーですよ。
14. 第一章から第五章までに登場した学校の中で、先生が一番印象に残った学校はどれですか?
答:聖籠中学校のHBかな。
15. 長野市でも良いので現在、公立の学校が行っている特色ある活動を教えてください。
答:すみません。長野市の学校現場のことはよくわかりません。しかし、私の教え子の教員などはそれなりに独自の授業の努力をしているように思います。
16. 本書にある実践は長野県の公立学校でも実現可能だと思いますか?私は、地域性をふんだんに盛り込んだ実践は、実現が難しいと思います。
答:ある程度は可能だと思いますが、やはり、校長や教育委員会などが独自性を認めてくれないとできないとおもいます。教師は一人でできることは限られているのですから、何人かの教員が集まってアイディアを出してそれを実践するということになるでしょう。
17. 授業時間などは学校によって自由に変えてよいものなのですか?
答:年間の授業数が満ちていれば、ある程度、学校ごとに決めることはできます。しかし、実際は、その地域の他の学校とあわせることになるでしょう。
18. 先生は公立学校、私立学校どちらの出身ですか?また出身の学校で地域に根差した特色的な活動はありましたか?
答:私は、中学校から大学まで私立です。それも、キリスト教の学校だったので、毎日の小さな礼拝と、週1回の大きな礼拝がありました。地域との関連は、クリスマスに、地域を回るキャンドルサービスなどがありました。
19. 先生は公立学校の楽しさを何だと思いますか?
答:なんだろう。私は私立なのですが、公立なら、もっといろいろな友達に出会えたかもしれないと思います。
20. 大都市群の私立学校について知るにはどうしたらいいですか?
答:それぞれの学校については、細かく知ることは大変でしょう。というのは、私立は、かなり、独特の教育をしているからです。私立をことを知りたければ、それぞれの都市に、私立学校連合会のようなものがあるので、そこに問い合わせるといいと思います。就職についても、共通の就職試験をやっています。
21. もし教壇に立つとしたら私立と公立で、やりがいや給与の面等、どちらで働きたいとお考えですか。
答:うーん。どちらもおもしろそうです。公立は他の学校への転勤があるけど私立にはないし、私立ならかなり自由に授業が出来るし・・・
22. 松本に小中高一貫の高校が出来たと聞きました。先生は小中高一貫の教育制度についてどう思われますか。
答:日本全国で、300位の中高一貫学校が出来ています。私立も公立も同じようにかなり増えています。大学受験を考えると効率がいいのでしょうね。また、小中連携という形で、6・3・3制でなく、4・3・2・3などかなり変則的な学校も増えています。それも、全国で200くらいあります。両方を併せて小中高一貫としているところもあります。しかし、教え方の内容はあまり変わっていないようです。ただ、小中高の先生が入れ替わったり、小学校での教科担任制になったりと、試行錯誤はしているようです。なお、屋代でも公立の中高一貫校を作る計画があるようです。私の出た学校も小中高一貫でした。
23. 小・中・高とずっと公立学校に通っているこどもと小・中・高とエスカレーター制の私立校に通っている子ども。人間的・精神的な発達に違いはあると思いますか?
答:うーん。確かに受験がないので、雰囲気は違います。その結果から、人間的な発達の違いもあるでしょう。しかし、一方では、大学受験があったり、あるいは、小学校の段階で受験をしなければならなかったりと問題点はあるとおもいます。
24. 先生が子どもだったころ、先生からかけられた言葉でうれしかった言葉や印象に残っている言葉はありますか?
答:すみません。あまり憶えていません。
25. 先生が学生時代好きだった教科はなんですか?
答:そうですね。社会かな。
26. 文章を書くのがとても遅くてとても困っているのですが、なにかいい方法はないでしょうか。
答:それは、慣れるしかありません。いろいろ、書いてみるといいですよ。
27. 前回の討論のときにグループで、「テスト以外で授業の成果を確かめる方法」について話し合いました。先生はどんな方法があると思いますか?
28. 先生はどのような方法でストレスを発散していますか?
答:音楽を聴いたり、映画を見たり、ワイフと買い物やドライブに出かけたり、酒を飲んだり、日曜大工やクルマいじりをしたり、パソコンの修理をしたり、スキーや水泳にいったり、囲碁や将棋をしたり、ギターを弾いたり・・その時の気が向いたもの、時間があるものをしています。私は、どちらかというと、その日のストレスをその日に解消する方です。というより、次の日になると忘れてしまう・・・
29. 先生は何か作業をするときに、BGMは必要だと思いますか?私は全くの無音だと不安になるので、音楽をかけたり、テレビをつけることが多いです。
答:私も、よく音楽を聴きます。今も、音楽を聴きながらこの質問を書いています。音楽は、気持ちを和らげてくれたり、元気づけてくれたりします。人生に音楽がなかったらつまらないでしょうね。
30. 長野駅の交番に行ったら「信大生なら、川島先生、知ってるでしょ?」と警察の方に聞かれました。先生のお知り合いですか?厳しい先生です、と言ったら、そんなはずないと言われました・・・。
答:そりゃ、面白い。だれだろう。たぶん、その警察官が誰だか予想がつきます(笑い)。
31. どこからが遠距離恋愛になると思いますか?
答:会いたい時にすぐに会えない距離かな。松本だと遠距離とは言えないだろうけど、伊那だと・・・
32. 遠距離恋愛の秘訣はなんでしょう?
答:まず、お互いに相手を信頼すること。次に旅行や食事などのイベントをつくってメリハリをつけることですかね。
33. なぜ、先生は奥さんをワイフと呼ぶのですか。(凄く素敵な呼び方ですね。)
答:うーん。若い頃から、嫁は現在の社会では法律的にありえないし、妻と呼ぶのはは恥ずかしいし、内のやつとか家内も差別しているみたいだし・・・ということでワイフになりました。
34. 最近お腹が減って困ります。先生は三食食べているのにお腹が減る時はどう対処していますか?
答:私もそんなときがあります。そんな時は、飲み物を飲んだり、あまりカロリーの高くないお菓子をつまんで、食事の時間まで我慢します。夜、お腹がすいた時は、お茶だけで我慢することにしています。
35. 大学では、小中高と違って学生と関わりにくいと思うのですが、先生はどうやって学生と関わってますか?
答:若い頃はよく一緒に遊んでもらったのですが、最近はなかなか時間が無くてつきあっていません。授業やゼミ、たまにする飲み会くらいです。
36. 今日祖母が亡くなりました。でも大学の授業は休めないという気持ちで祖母に申し訳ないです。自分の意志で行動して良いと思いますか?
答:授業を休めないという気持ちは素晴らしいと思いますが、そんなに無理をしなくても平気です。この授業は2つくらいレポートが出なくても9割になると思いますので・・また、葬儀などの儀式は、出席することはその人に対してだけでなく、集まる人に対しでも必要なことだと思います。