かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答:生徒指導概論A(木)101028 メディアに心を蝕まれる子どもたち 前半

2010年10月29日 | Weblog
1. テレビ番組はさまざまあるが、NHKだけ見ている人と、NHK以外の番組を見ている人とでは、どのような違いが出ると思いますか?
   答:すみません。私は、テレビをNHKも民法も見ないのでよくわかりません。しかし、一つだけの局の放送を見るのは危険かもしれません。そして視聴率を上げるためだけに、曖昧な情報を提供する可能性もあります。情報はいろいろな方法で確かめる方がいいと思います。


2. 先生がよく利用する情報メディアはどんなものですか?自分はラジオとインターネットです。
   答:私は、基本的にインターネットだけです。後は、ワイフからの話や学生さんからの話が多いです。ラジオは交通情報は聞きます。


3. 川島先生は小さいときに重大な事件が起きたという記憶はありますか。
   答:小さな時ではありませんが、高校1年の時のケネディの暗殺がショックでした。ちょうど私の誕生日でした。それと、メディアでは、スペースシャトルのコロンビア号の爆発とセプテンバー11の映像は目に焼き付いています。そうそう、浅間山荘事件というのもテレビに釘付けになりました。


4. 先生がメディアの怖さを実感した体験談などはありますでしょうか?また、逆にメディアの良さを感じた体験もありますでしょうか?あったら教えていただきたいです。
5. 逆にメディア、特にテレビがもたらす子どもへのいい影響とは何であると考えますか。
   答:メディアの怖さは、いつも感じています。最近の中国との尖閣諸島をめぐる争いやスピリチュアルの流行など心が痛みます。良さとしては、天気予報やスポーツの中継などが意味があると思います。私は、リアリティの高い番組は良い番組だと思っています。


6. 自分は社会科分野の学生なので、メディアリテラシーについて教える機会があります。先生がぜひ、メディアリテラシーの授業で使った方がいいと思う教材や資料等はありますか?
   答:そうですね。最近は小学校でもインターネットを使った授業は当たり前ですよね。特に、使った方がいいかどうかはわかりませんが、麻薬と売春に関することは、インターネットで簡単に接触できるので、教材として取り上げるのは必要かもしれません。しかし、小学校では、学校側の先入観があって、実現しにくいとは思います。


7. 先生は自分のお子さんにはテレビをどのように見せましたか。
8. 先生はご自分のお子さんにテレビに関して特別な決まりを設けていましたか。
   答:一応、小学校の時には、家族4人の一人あたりの持ち時間を30分と決めていました。

9. 大人になってからも、心理操作によって、考え方を変えられてしまうことがあるが、それは子どもがメディアから受ける影響力と同じと言ってもいいのか。
   答:同じだと思いますが、大人と子どもは知識の量と経験が異なるので、子どもの方が大きな影響を受けると思います。

10. テレビなどは視覚的な情報だから影響が大きいというようなことを言っていますが、新聞とかでも写真が大々的に載せられていたり、マンガのような絵が沢山あるものからの視覚的な影響がありますか。
   答:新聞やマンガは、絵がたくさんあるという意味だけではなくて影響があると思います。しかし、テレビとの違いは、ただ座って見ているだけではなくて、読むことをしなければならないので自主的な意志が必要な部分が違うと思います。

11. 現在のレディネス観では適切な環境を整えることで早期教育は可能になると学んだのですが、早期教育というのは子どもの将来を考えたとき効果的なのでしょうか?また先生は早期教育に関してどうお考えですか?
   答:そうですね。人間の発達における敏感期(最近はレディネスという考え方は使わないことが多い)の環境は早期教育といえば早期教育になりますね。私は、子どもの健全な発達と健康の促進のためという意味では、早期教育というか適切な環境(心理学的な意味での社会的、物理的環境)は必要だと思っています。


12. メディアの偏向報道は日本政治の中にも垣間見ることができると思います。このような報道を全て鵜呑みにせず、批判する能力はどのように養っていけば良いのでしょうか。やはりそのためには読書は有効な手段でしょうか。
   答:そう思います。報道を全て鵜呑みにせず、批判する能力は、幅広い知識と広い視野を広げる以外にはありません。そのためには、「本を読む、友達と話す、旅をする」のが最も有効だと思います。


13. テレビを見すぎることは良くないことだと思いますが、子どもにはテレビを見ないと話についていけないなどということがあると思います。そういった問題を解決するにはどうしたら良いと先生は考えますか。
   答:適度に見せること、見ていなくても友達をうまくやって行く人間関係を作ることです。子どもに、「人は人、自分は自分、だけど仲良し」ということを教えるのです。

14. メディアがさらに進化を遂げる上で今後問題になってくること。
   答:情報が常に容易く入ることで、それに頼りすぎてしまうこと。例えば、携帯が無くては不安になってしまうなども同じような現象だと思います。

15. 先生は自分の子どもを育てるときに、なにか意識的に取り組んでいたことはありますか?
   答:ルールを守ることとノルマ(やるべきこと)を確実に果たすことでした。


16. 先生はどんなテレビ番組を良く見ますか?
   答:土曜日の「世界不思議発見」くらいしかみません。後は全くと言っていいほど見ません。そうそう、一年に数回、テレビで映画を見ることがあります。


17. 質問としては、先生の家にはテレビはあるかどうかです。
   答:単身赴任なのですが下宿にはありません。実家にはワイフが見るのでテレビはあります。


18. 座右の銘はなんですか。
   答:何年かに渡って変わってきました。最近は「人は人、自分は自分、だけど仲良し」です。以前は「明日のことを思い煩うな、今日一日の苦労は今日一日で足れり」でした。


19. 先生はどうしたら子どもはメディアに心を蝕まれないと思いますか?
・メディアから悪い影響を得てしまう子どもはどのようにして変えることができるのですか?
   答:親や大人が、子どもの生活に関わること。それも、形式的に出なく、きちんと一緒にメディアに対応することだと思います。例えば、携帯を子どもに持たせないというのでなく、携帯を必要なときには使わせるけど、毎日親がチェックする、インターネットも一緒に使うなどです。結局、こっども画本当に自分で判断できるようになるまで、親がもっと子どもに関わることが必要だと言うことです。そして、関わりたくないのであれば、もっと、小さな段階で自立性を求めるような教育をするべきだと思います。

20. 冒頭でも書いたとおり私はドライブが好きなのですが、先生は車で旅行に行かれることはありますか?あるとしたら、どういったところがお勧めでしょうか。
   答:これは、日数と予算と季節と、あなたの興味がわからないと答えにくいです。夏は北海道がいいけど。冬はフェリーも揺れるし・・・今の季節なら、紅葉のきれいな日光や鬼怒川、近くなら高山村もいいですね。

21. 川島先生が考える「親として子どもを育てるときに大切なこと」はどのようなことだと思いますか?
   答:子どもとの毎日の生活を楽しむこと。親が楽しい毎日を暮らしていないと子どもも楽しくならない。子どもは親を見て育つのだと思っていました。


22. メディアの中には常に正しい情報・誤った情報が混在していますが、先生はその中で情報を得る際に注意していることはありますか?
   答:私は、スポーツ放送の実況中継などは別ですが、常にメディアの情報はとりあえず、疑ってかかることが多いです。そして、一つの情報を一つの出所だけでなく、できるだけ多くの手がかりを求めます。


23. 前回はご回答ありがとうございました。今回の本は前回のものに比べ,読みやすいものでした.私は本の好き嫌いが多く,引き込まれない本には手が進みません.川島先生は,たくさん本を読んでいると授業の中で話されていましたが,自分に合わずに読み終えられなかった本などはありますか?
   答:私は、それほどたくさんの本を読んでいるとは思っていません。長い間生きてきたので自然に読んでしまったという程度です。そして、つまらない本は途中でやめることもよくありません。ちょっと、読み始めておもしろくなささそうだったり、バカバカしくなって腹を立ててゴミ箱に捨てることもあります。また、時間をかけて(一ヶ月以上)も読み込めなくてあきらめてしまうこともあります。本を読むと言うことは、いつも良い本にあたるとはいかないのです。


24. 質問というより個人的な感想かもしれませんが…「保護者が子どもに見て欲しくないテレビの番組」のランキングについて、私は中学校の時にこのランキングを元に担任の先生から指導を受けていたので知っていました。けれども、今回何となく母親にこのランキングのことを話したら、「そんなの全然知らなかった」と言われました。私は当事者であるはずの、保護者の中にも知らない人が居ることに単純に驚いてしまったのですが…先生はどう思われますか?
   答:そうですか、そんなランキングがあったのですか。知りませんでした。探してみよう。でも、私は多くの保護者の考えていることが正しいとは思わないので・・・衆愚という言葉もあるくらいですから・・

25. この本では、メディアによって若い人に良くない影響を与えていることや犯罪につながったことを指摘していました。自分たちもテレビを見て育ってきましたが、犯罪は良くないこと判断はできないことはないと思います。そういう事件について知ることは犯罪のきっかけになってしまうかもしれませんが、それだけが原因ではないように疑問に思いました。このような事件につながらないように学校ではどのような指導ができるといいのでしょうか。
   答:難しい問題ですね。結局、学校でも、実際起きた問題を取り上げて具体的に一つ一つ考えさせてゆくしかないと思います。しかし、最近の新聞でも、学校の先生が、ちょっと、死をテーマにした課題を出すだけでマスコミにたたかれるのですからね・・・マスコミにたたかれるような題材は使いたくないし・・・


26. 先日、23歳の教師が小学生に、答えが「人を殺すこと」という問題を出した。という記事が新聞に載っていました。またその隣には、殺人事件の推理問題で、校長が殺され、犯人を捜すという問題に実名を用いた先生の記事が載っていました。これらについて、個人のモラルの問題だけでは済まされない何かが潜んでいるように感じますが、先生はどう感じますか?
   答:私は、全国版のマスコミが取り上げるような話題なのだろうかとも思っています。いろいろな先生が、いろいろな場面を利用して、子どもを教育するのは悪いとは思いません。なにしろ、全国で、高等学校までの教師の数で、100万人以上いるのですから、まあ、いろんな教師がいて当然ですよ。


27. ;P38に「人格を改造する力が私たちの社会環境には存在するのだ。」とありますが、その環境が元に戻っても人格は変わりっぱなしということなのですか?戦争で人を殺すことに慣れでしまっでも、元々の生活に戻れば、入を殺すということに罪の意識は戻るということなのでしょうか。
   答:それは、ケースによりますし、その人にもよると思います。戦場では人を殺さなければ殺されてしまう場面もあるでしょう。そして、戦場で人を殺したことをその後も悔いている人もいますし、うまく、忘れることのできる人もいると思います。また、戦場での人を殺した場面での感情の状況にもよると思います。人間の記憶は場面やその人自身の精神状態などで変わってくるからです。


28. オウム真理教は現在でも存在しますか?
   答:たぶん、「アレフ」か「ひかりの輪」という名で存在していると思いますが・・・


29. このようにテレビの影響について様々な調査結果が出ているにも関わらず、テレビの影響についての理解があまり人々に広まっていっていないように思います。それは、何故でしようか?
   答:そりゃ、テレビ局などのマスコミは自分達の都合の悪いことは広めないと思います。それどころか、つぶそうとすると思います。そんなことをしたら、自分たちが仕事を失うし、多くのテレビの広告を通して儲かっている企業もつぶれてしまうでしょう。まあ、会社というものは儲かることは何でもするのです。儲かれば視聴率が上がれば、内容はどうでもいいのですよ。


30. ぜ「川ティプログ」というものをつくったのですか。なぜ、「川ティプログ」という、ちょっとポップな名前なんでしょうか。大学の先生で、自分のあだ名を積極的に使っている先生は稀だと思います。なにかねらいがあるのでしょうか。
   答:そんなことは、あんまり考えたことがなかった。川ティってポップ?・・うれしいですね。なにも、ねらいはありません。単に覚えやすそうだったからです。なぜ、作ったかは、授業中に答える時間が少なかったことと、質問をした人以外にも、質問と回答を見ることができるようにしたかったからです。個人の質問へのコメントでは、その人にしか返せませんからね。しかし、これまでも、他の人に知られたくないような質問の場合は、メールアドレスを書いてくれれば、個人的に返答しています。

質問と回答:生徒指導概論A (木) 101028 公立学校の底力 討論

2010年10月28日 | Weblog
1. 最後に述べた「笑い」についてですが、私は人を馬鹿にした笑いを許せないと述べましたが、川島先生はどう考えますか。
  答:難しい質問ですね。笑いにもいくつもの意味があって、一般的には楽しいことを言いますが、冷やかしや馬鹿にするなどの表現も可能です。また自嘲のようにネガティブかポジティブかわからないものもあります。その他にも、苦笑や失笑、冷笑、照れ笑いなどのように、どちらともとれないものもあります。ですから、ネガティブな笑いは当然、否定された立場としては、許せないという感情を持つと思います。


2. 自分の点数は確認できないのでしょうか。小テストの点やレポートの点が足りるのか不安です。
  答:すみません。いつも私の採点が遅くなったり、TAの人の採点表への転記が遅くなったりなど皆さんに教えるのが遅くなることが多いのです。でも、今学期は、結構早そうです。学期の終わり頃になれば教えることができると思います。

3. この討論のグループはずっと同じメンバーでやるのですか。毎回違う人と討論するのも勉強になると思います。
  答:確かにそうですね。これまでも、いろいろ試行錯誤をして、今のような形にしました。毎回変えたり、半分で変えたりしたのですが、続けた方が皆さんの意見が高まるという結論になり、最後まで変えないことにしたのです。

4. 勉強は塾でやればよいという意見が違うという考えはやはり異端ですか?
  答:そう思います。私は、子どもが塾に行くのではなく、少なくとも、小学生の段階までは、親が一緒に勉強するつもりで教えるのがいいと思います。私の子どもたちは塾に行きませんでした。中学生になるまで、ワイフが一緒に勉強を見ていました。

5. 公立でもどうしてこんなに特色を出せるのでしょうか?
  答:基本的には、どの学校も特色を出せると思います。ただ、管理職の校長や教育委員会がどのように考えるかにもよります。


6. 川島先生は、なぜ奥さんのことを「wife」と呼ぶのですか。不思議です。
  答:愛しているからです(冗談です・・笑い)。本当は、うちのやつとか、家内とか、女房とか、神さんとかと呼ぶのがどれもおかしいと考えているからです。まあ、日本語なら、妻と呼ぶのが正しいのでしょうが、妻は文語調なので、ワイフにしているわけです。


7. 討論テーマ8にある、教師の腰の軽さについてです。不登校になった生徒の様子を見ていると、教師はその生徒の家によく行っていた気がします。生徒にはおそらく、他の人には入ってほしくない、「ライン」があるように思います。不登校などの生徒への対策として、何か決められているルール・きまりがあるのですか?
  答:一切無いと思います。不登校に対する、考え方によります。しかし、実際は、教師のほとんどが、不登校についての知識がなく、これまで行ってきたことを繰り返しているように見えます・・・・・

8. 討論を行う前は、知らない人と意見を交わすことに緊張していましたが、自分とは違う考え方や自分と違う経験をしている人の意見を聞き、勉強になりました良い経験ができたと感じました。先生は人と討論することは好きでしょうか?
  答:いろいろな人と話ををすることは、人間が生きて行く上で非常に大切なことです。というよりも、人は、人と半紙をすることで生きてゆけるのです。人と話をしない人生なんて人生ではありません。私は、話をするのは大好きです。でも、時々、調子に乗りすぎていやがられることもありますが・・・まあ、酒を飲み過ぎなければ、大体うまく行きます(汗・・)。

質問と回答:発達と教育A (水) 101027 発達障害とことばの相談 前半

2010年10月28日 | Weblog
1. 先生は、子どもを育てる上で一番大切にしていることはなんですか。
  答:精神的な健康を保つことと、健全な発達を促すことのできる環境をつくること・・・って、あたりまえすぎるかな。まあ、基本的には、親子で楽しく生活して行くことかな、その中で、子どもは親の態度や考え方を学んで行くと思います。

2. 障害を持っている子どもで普通学校にも養護学校にも行きたくないという場合先生ならどのように対処しますか?
  答:うーん。ちょっと、抵抗されるのはしょうがないけど、やはり、養護学校に行って学校の楽しさを教えるしかないかなあ。というのは、子どもは、始めから学校の楽しさを学ぶことが出来ないと思うので、最初から、子どもの気持ちを尊重するのは方向を間違えてしまう可能性があると思うのです。

3. 相手のコミュニケーション意欲を引き出すために必要なことは、何だと思いますか。
  答:話を聞いてあげること。それについては第3章で話をします。

4. この本のなかでは「言葉」という単語が平仮名表記「ことば」になっていますが、何か意図があるのでしょうか。
  答:なんでだろう。たぶん、「言語」という意味でなく、コミュニケーションのツールとしての「ことば」という意味を強調したかったからだと思うけど・・・

5. 前回の討論で、いくつくらいから子どもに習い事をさせるか考えました。そして、私は、なぜ、子どもに習い事をさせるのか考えました。答えは見つかっていませんが、先生は、なぜ、子どもに習い事をさせると思いますか。
  答:いろいろな親がいろいろ考えるのだろうけど、基本的には、それらの習い事を学んで欲しいことと、それらを親が教えることが出いないから通わせるというのが基本だと思います。さらに、他の子どもとの比較で、みんなが出来るのにうちの子が出来ないと恥ずかしいとか、みんなが習わせているからなどの見栄のようなものもあると思いますが・・・

6. 先生はどの季節が好きですか。
  答:若い時は、「夏」(そして海)だったけど、今は「春」(そして山)が好きになりました。秋もいいですが・・

7. 今まで受けた質問で一番ユニークな質問はなんですか。
  答:なんだろう。この「今まで受けた質問で一番ユニークな質問はなんですか」の質問だと思います。

8. 聞き上手になるために、日ごろから実践できることってなんでしょうか?
  答:気をつけて意図的に、相手に相づちをうったり、相手の話に乗ってあげることだと思います。これも、第3章で話します。

9. 長野にはどれだけの言語聴覚士の方がいらっしゃるのでしょうか。信州大学にはそういう資格を持つ先生はいらっしゃるのでしょうか。いつか自分が教師(あるいは親)になって発達障害の子どもをつきあっていくことになったとき、助けてくれる人はそばにいるのだろうかが気になりました。
  答:長野県は何人くらいいるのだろう。言語聴覚士の人の多くは、学校場面よりも病院にいます。長野県言語聴覚士会(http://park22.wakwak.com/~st.nagano.2006/20060408stnagano_001.htm)に聞いてみるとわかるかも。学校場面で活躍する言語聴覚士はほとんどいません。

10. 授業の勉強を忘れてもなお覚えているのが「教育」であるなら何を覚えていますか。
  答:いろいろなものに対して興味をもって自分から取り組むこと。

11. 幼児の記憶はあまりないものかもしれません。大学生活の記憶はありますか。どんなことを今でも覚えていますか。
  答:えっ?もちろん、大学でも生活は覚えていますよ。でも、勉強よりも、友人や彼女と遊んだことの方が多いですね。


12. この本を読み、言語聴覚士の人の仕事が多岐にわたっていることを少し知ることができました。それと同時にこういう人が学校にて教師と連携できたら、発達障害の子どもにもっと良い支援ができるのではないかな?と私は感じましたが、先生はどう思われますか?
  答:もちろん、私も同じように思います。しかし、授業でこの本を選んだのは、そのような人たちの助けを借りると同時に、皆さんも同じように障がい児のことばに対して興味をもってもらえるといいと思って選びました。

質問と回答:発達と教育A (水) 101027 大人が知らない子どもの体の不思議 討論

2010年10月28日 | Weblog
1. 先生が理想とする「親」とは何ですか。
  答:良いこと悪いことについてモデルとなる人。同時に困ったときに援助してくれる人

2. 女の子よりも男の子の方がおねしょが終わる時期が遅いのでしょうか?
  答:そうですね。そう言われているようですが、それほど差がない(1~2歳)と思います。多くの子どものおねしょの終わるのが10歳前後であり、差があるとすれば第2次性徴の時期が女子の方が早いことと関連しているのかもしれません。

3. 大人と子どもが違うところも、その違うわけも、分かってきました。では、大人と子どもで同じところ、成長しても変わらない部分はあるのでしょうか。指の数…とか目や鼻の数…とかいうのではなくて、体の中の仕組みや成分や特質で、です。また、遺伝子は変わりないけど表れ方が違うといいます。これもよく分かりませんでした。組合せが変わるということなのでしょうか。
  答:質問が難しいのでよくわからないのですが、子どもというのを何歳ぐらいを考えているのかにもよりますが、脳細胞の数や機能も6歳くらいになると大人とほとんど変わりません。その他にも、性格の中にも、緊張をしやすい人や衝動的な人などは子どもの頃から変わらない部分を持っていると言われています。ただ、そのようなことは実証しにくいので曖昧だとも言えます。


4. 親の子どもに対する体罰(しつけの意味の)はいいのかという意見について、親だからこそ愛情を持って厳しくすべきという意見のもと、班内では、これはいい、という結論に至りました。学校の先生の生徒児童に対する体罰も、有りなのではないかと言う意見に至りました。川島先生はこの2点、どうお考えになりますか?
  答:体罰については、肯定も否定もしません。私は、どうしても、子どもに体罰を行わなければならない場面もあると思っています。しかし、そのような場面は、一生に1度くらいしかないのではないかと思います。また、教師にしても一生に何度かは、どうしても体罰が必要な場面もあるかもしれません。例えば、中学生の生徒が何らかの武器をもって襲ってきたら暴力で対抗するしかありません。体罰がいけないのは、それを日常から頻繁につかったり、体罰によって何か統制をしようとすることがいけないのだと思います。

質問と回答:生徒指導概論A (木) 101021 公立学校の底力 後半

2010年10月23日 | Weblog
1. 今回のレポートは、初めてということもありあまり書き方がわかりませんでした。私は今回、本を読みながら考えた自分自身の意見を中心にレポートを書きましたが、もっと本の内容に沿ったレポートの方が良いのでしょうか?
  答:それは、どちらでもかまいません。ただ、自分の意見が、この本のどの部分をきっかけに出てきたかを述べた部分があればいいのです。その他には、2007年10月03日 の(授業での)読書レポートの書き方 のページを参考にしてください。

2. 先生がこの本の中で一番印象が残った学校はどこですか?
  答:どれも、おもしろい部分はありましたが、聖籠中が印象に残っています。

3. 川島先生は、「力のある学校」の「力」とはどのようなものだとお考えですか?
4. 川島先生が思う「力のある学校」とは?ぜひ教えてください。お願いします。
  答:この本の文脈から言うと、子どもたちの実力をつけることのできる学校だと思います。そこでの子どもたちの実力とは、受験勉強をも含めた、社会的(対人関係)にも学力や知識としても人生をうまくやって行く能力
を言うと思います。


5. この本に出てくるような積極的な対策は、一部にの学校でしか行われていないように思いますが、実際はどうなのでしょうか?気付かないだけで、実際にはどの公立学校でも何かしら行われているものなのでしょうか?
  答:私の知っている範囲では、特定の教師が個人の力で努力をしていることはよく見ますが、学校単位で一致して対応しているのは、公開研究授業についてだけのような気がします。

6. 先生が今から学校に入学するとしたら、私立・公立どちらを選びますか?
  答:どっちでもいいです。でも、小学校中学校は、地域との関係を考えると公立がいいかなと思います。


7. よく、班活動・グループ活動・少人数活動のような言葉が出てきましたが、それは公立学校特有のものなのですか?
  答:いや、私立でも同じだと思います。

8. 音楽のように、他にも効果をあげている活動はどんなものがあるか。
  答:やはり、音美体の体芸系の方が、結果がはっきりとしているので、教師のやりがいがあるのかもしれません。また、不登校や非行についての同じだと思います。しかし、いわゆる生きる力のようなものや、何事にも積極的に向かって行く気持ちのような動機づけややる気を育てるのは、結果がはっきりとでないので難しいのですが、是非取り組んでほしいと思っています。


9. (子どもによって違うかもしれないことですが)先生と生徒の距離は近すぎると良くないのか、一線あった方がいいのかということが疑問に思いました。
  答:確かに、この本の中でも両方の良さを強調していましたね。私は、できれば、教師は生徒に対して命令口調を使わずに、敬語を使用すると良いと思っています。少なくとも、「~しろ」、」とか「こら!」「おまえ」などの言葉は使わないでほしいと思っています。



10. 経済格差と学力格差は本当に関連しているのか。
  答:多くの大学での入学試験のレベルと親の収入の相関が高いという結果は出ています。しかし、その親の学歴を考えると、親が自分の出たレベルの学歴を子どもに期待するのは当然だと思うので、その結果のような気がします。ですから、単純に経済格差と学力格差だけが関連していると言うことは言えないと思います

11. 特別支援教育が、小・中学校でも始まり、通常の学校にも障害のある子どもたちが在籍するようになりましたが、先生は障害のある子が通常学級で学ぶことについてどう思いますか?
  答:障害のある子どもの教育は、特に個別のカリキュラムが必要だと思っています。そう考えると、通級を前提とした通常学級での在籍はかまいませんが、できるだけ、特別支援学級で対応する方がいいと思っています。

12. 来年の春休みに、一人旅に出ようと思います。どこかお勧めの場所はありますか?
  答:そうですね。予算と日数とあなたの希望がわからないと何とも言えません。

13. 先生は現在、大学の教授として働いていますが、小学校、中学校、高校の先生と大学の教授の生徒に対する指導というのは、どのような違いがあるとお考えですか?
  答:大学の教員は、授業についての自由度が非常に高いと思います。それは自分の考えていることを中心に講義をしてもいいということです。それに対して、高校までの教員は、ある程度教える内容が制限されていると思います。それは、大学の教員は、教員としての部分よりも研究者としての仕事があると考えられているだと思います。

14. 小学校や中学校の義務教育において最も大切なものは何だと考えますか?
  答:子どもにとっては、いろいろな体験、経験をすること、教師は子どもを尊敬しできるだけ、個別の対応を考慮すること。

15. 今後、松原高校のような取り組みをする高等学校が増えた場合、知的障害を対象とする特別支援学校(高等部)が減るということはあるのだろうか?
  答:知的障害といっても程度があるので、特別支援学校(高等部)が減ることはないと思います。


16. 公立高校や私立学校という選択の余地がない(地域的に僻地)場合、あまり意識して勉強することが少ないと思うのですが、意識付けはしたほうがいいと思いますか?
  答:いや、地方では、私立学校が少ないので、考えてもそれほど意味がないと思います。

17. 参考文献と関係ないのですが、「幼児教育」について良い参考文献がありましたら、教えてください。
  答:「発達と教育A」の授業で取り上げている副読本を参考にしてください。

18. 外国籍の子どもの学校での扱いに関して、国によったりだとは思いますが、海外では外国籍の子どもに関して何か工夫はされているのですか。
  答:それは海外といっても国によって、かなり対応が異なります。また、子どもに対する考え方も国によって非常に違うと思います。例えば、移民の多いカナダやアメリカはいろいろと工夫していると思います。


19. 長野県内にも公立学校の底力を持っているすばらしい学校はあるのでしょうか?
  答:あると思います。私の知っている範囲では、それぞれの学校でがんばっている教師が大勢います。

20. 先生は子どもさんを私立の学校に通わせたとおっしゃりましたが、今通学させるとするなら私立と公立どちらの学校に通わせますか?理由もありましたら一緒にお願いします。
  答:すんでいる場所を考慮すると、東京では、中学生の4分の1以上、高校では50%以上が私立に通っています。ですので、東京に住んでいるのであれば私立を考慮して子どもにあった学校を、長野に住んでいるのであれば公立に入れようとすると思います。

質問と回答:生徒指導概論A (木) 101021 公立学校の底力 前半

2010年10月21日 | Weblog
1. 先生は教師全体が集まる職員室と、教科ごとの職員室とどちらのほうが必要だと思いますか。
  答:場合によって、どちらも必要だと思います。全体の教員数が多い学校では教科別の方が、いいかもしれません。しかし、学校全体の教員数が少なければ職員室がいいと思います。そうですね。20人以下の教員数なら全体が集まる職員室でやっていけると思います。皆さんの討論のグループでも同じですが発言をする人に対して全員が個人的に相づちをうてる程度がいいと思います。

2. なぜ人は追われると逃げるのですか?
  答:確かにそういう傾向がありますね。理由として、推測ですが、やはり人間は進化の過程で肉食動物などのより強い動物から逃げることで生き延びてきたのではないでしょうか。実際、反射反応としての、蛇のような動物や大きな音からは、何か考える前に逃げようとします。何かわからない恐ろしそうなものがいたら、とりあえず、逃げるのが生き延びるために一番賢い方法だったのかもしれません。

3. 今現在で教育界が注目している学校の取り組みがあればどのようなものか教えてください。
  答:やはり、文科省が推進している、中高、小中一貫校と外国語教育ですかね。


4. 先生は旅をしろ、とおっしゃっていましたが、私も学生のうちに海外に行ってみたいと思っています。初めての海外でお勧めのポイントなどありますか。
  答:初めての海外旅行の大切なポイントは「安全」です。日本以外の多くの国の場合、危険な場所と安全な場所がはっきりしています。危ないと言われているところには近づかないことです。また、はじめは、英語圏の方がいいと思います。安全な英語圏といえば、ニュージーランド、イングランドやアイルランド、カナダ、オーストラリアなどですね、フィジーももう平気かも。


5. 本を読むことがおもしろくなってきたましたので、これからもっと本を読みたいと思います。そこで課題図書以外で先生のお勧めする本がございましたら、ぜひ紹介していただきたいと思います。
  答:このブログをさかのぼって、過去の副読本を探るのはどうでしょうか。それと、以前この大学にいた、守先生の「DOHC」もおすすめです。「DOHC」「読書」で検索してみてください。


6. 「五学級六HB」というものを初めて知りました。成果や問題点はあったのですか。
  答:すみません。この本の後はわかりません。


7. 中学校の七十分授業と本にあったのですが、中学生だと集中力などの面が不安になります。長所がいまいちわかりません。もしよろしければ、教えてください。
  答:授業時間の長さは、授業の内容によるのではないでしょうか。演習や実習の場合は、かなり時間がかかります。この授業の討論も、のってくると1時間半はあっという間ですね。

8. 好きなスポーツは何ですか。
  答:高校の時に陸上部だったので走ることが好きでした(あくまでも過去形です)。今は、スキーや水泳を時々やります。スポーツといえるかどうかわかりませんが、よくチャリにのります。


9. 今度旅行をしようと思っているんですが、どこかお勧めの場所はないですか?
  答:すみません。予算と季節とあなたの興味がわからないとお勧めがわかりません。

10. 小学生と中学生では成長・精神的、雰囲気にも違うところがあるなかで、共同学習を行う時にどのような内容で進めていくのだろうか。(自分にはそういった授業を受けた経験がなかったので)
  答:縦割りの共同学習では、教えることで学習する、教えられることで学習するという二つの方向があると思います。忘れがちなのは、教えることの効果かもしれません。考えてみてください。


11. なぜ公立学校を志望する学生が増えているのか、という疑問に対して、私は上のような理由を考えましたが、実際はどんな理由があるのでしょうか? 
  答:確かにそうですね。私立学校に子どもを入れようする親のほとんどが、親として子どもの教育に

関わることを学校に任せて、私立学校に「ブランド」のようなものを求めていると思います。しかし、ブランドを求める人の多くは、「自分で価値を判断できない」ために、ブランドを求めることが多いのです。。私立学校についても、有名な私立学校(ブランド学校)に入れておけば間違いないと思っているのでしょうね。


12. 現在どれくらいの小学校で少人数授業が行われているのか。
  答:クラスの人数については、全国の各県でいろいろな取り組みが行われていると聞いています。しかし、長野でも、僻地に行けば一クラス10人以下の学校もあります。私は、学級での人数が問題なのではなく、教師がどのくらい個別に対応できるかが重要だと思っていますが・・・・・


13. 先生が小学校の教師の場合、一番大切にすることはなんですか。
  答:子どもを尊敬すること。

14. 私は遠くに行くのが好きです。日本国内で1度は見ておいたほうがよい所はありますか?
  答:そうですね。日本の誇れるものとしては、姫路城と安岐の宮島、それと日光東照宮は、外国にも誇れると思います。

15. 聖籠中学校のホームベースという考え方を詳しく教えてほしいです。学級以外にもう一つ所属するところがあるというのは、本当に子どもが居場所を見つけるために役立つのか?疑問です。
  答:私は、子どもが2つ以上の準拠集団を持つことに賛成です。それは、第6章で話をしたいと思います。

16. このような地域住民と交流するような場所は日本にどれくらいあるのだろうか。そしてないところにはどうしてないのだろうか。
  答:短期的には、いろいろあると思いますが、長続きしているかどうかはわかりません。学校と言うところは、どうしても去年と同じ・・ですごしてしまうことが多いのです。その方が楽ですからね・・・


17. 先生には、学校や生徒から影響を受けたという経験はありますか?その中で、一番印象に残っている出来事はどのようなものですか?
  答:いつも影響を受けている気がします。やはり、最初に教員になったときの教え子たちの反応に対して自分の態度について反省をしました。

18. いじめが発覚した時の先生の対応の仕方(どういったアプローチで)がいまいちよくわかりません。
  答:難しい問題ですね。それについては第7章で話したいと思いますが、1.周りの教員(大人)の態度と学級の雰囲気(友人の態度)が重要です。


19. 最近、確かな学力をつけさせようというように言われますが、確かな学力というのは具体的にはどういったことを指すのでしょうか。
  答:2つの学力が考えられます。1つは、人生を生きて行く中で必要な人間性。2つめは、受験で実力が発揮できるような実力だと思います。

19. 学年の習熟度別の学習は本当に効果的なんでしょうか?小さいころから勉強ができるできないでわけると子どもは自分は勉強ができないと思いこんでしまい良くない影響もあると思うのですが先生の意見をお聞かせください。
  答:この質問の中での勉強ができるできないと言うときには、相対的な試験の点数のような勉強が入っているのではないかと思います。本来の習熟度別という場合は、子ども全員の個別の学習速度を考慮した、個別のカリキュラムを考える必要があります。そう考えれば、習熟度別学習は理想の形だと思っています。子どもの実力は、相対的なものではないと思います。


20. 先生は読書を学生に勧める授業形態をとっていますが、先生自身、昔から読書が好きだったのですか?
  答:確かに小中学校のときは、読書が好きでした。しかし、大学生の時は、それほどでもありませんでした。大学院生の頃から、本を読むことの大切さを知りました。その反省から、皆さんに今は大変かもしれませんが、読書をすると、その人の一生の価値が高まることを知らせたいと考えるようになりました。


21. 私は教員採用試験を受ける予定はありません。一般企業に就職したいと考えています。教育学部出身というのは不利なのでしょうか?
  答:それは、企業の方針によって、不利にも有利にもなると思います。それはほかの人と違うという意味で教育学部出身であることを重視し、認めてくれる企業もあります。そのような企業を探すことができれば逆に、有利であるといえると思います。


22. 今回の事例で、話に上がった先生方がみな校長先生と同じ時期に赴任してきた先生方であり、その先生方の団結によって学校の立て直しが可能になったように思ったのですが、そのように教師を同時に何人か赴任させることは、その学校の生徒指導に関して、影響をもたらすものですか?
  答:なるほど、そんな視点がありましたか。なにか、新しいことをするときには、「勢い」や「のり」というものが必要です。そういう意味では、同期の新しい教員が集まることは、勢いやのりがつきやすいと思います。もちろん、反対する人がいると、沈んでしまうこともありますが・・・

23. 私は長野県出身なので,先日の授業の際に今まで当たり前だと思っていた,無言清掃と手ぬぐいが「長野県でしか行っていない」という話を聞きとてもびっくりしました。先生が今まで住んでいた場所で,長野県の無言清掃,手ぬぐいのような,変わった習慣があったところはありますか?
  答:とても、よい質問です。私は、皆さんに、教師になるためには、自分の育ってきた学校環境だけが学校ではないということを知ってもらいたいのです。その意味では、長野県の無言清掃と手ぬぐいは、その典型だと思います。しかし、他の県でも、同じように、時間で区切る校門の閉鎖や服装に関するいろいろな制限を設けています。ぜひ、討論の時に話し合ってみてください。

24. 景乏、長野県内でも公立の中高一貫校が話題を呼んでいますが、中高一貫校にっいてどう思われますか?一般的に言われているように、受験の低年齢化の問題も感じますし、6年間のなかで学力格差の二極化が進むように感じます。一貫教育のメリットは何なのでしょう?新聞等からの情馨でぽあまり理解が出来ません。
  答:確かに中高一貫については、たやすく実現できる代わりにあまり意味がないように感じます。しかし、中学から高校への授業内容を見ると子どものとっては格段の飛躍があります。一方、小中一貫は、学校形式の違いによる不適応を解消できると考えられます。問題なのは、困ったことが起きると形式だけを変えれば何とかなると考えている、日本という社会全体の考え方だと思っています。そのようなkんが絵を作って宣伝しているのがマスコミだとは思いますが・・・


25. 半期お世話になります.川島先生は全国を駆け回っているとお聞きしました.やはり海外に出てみると,自分の中の世界観は大きく変わりますか?
  答:そんなに、国会議員じゃないので全国を駆け回っていることはありませんが、若いときに海外に行くと、視野が広まるのは確かだと思います。そして、若いときでないと感じることのできないこともあると思います。是非、海外に行ってみてください。。


26.私はまだ教員になりたい!という明確な目標がありません.子供と関わりたい.特別支援のほうに関わりたい.スポーツを通した仕事につければ…と漠然とした目標しかありません.自分の進路を決められる大きなきっかけってありますか?
  答:それは、とりあえず、何かその方向に一歩踏み出すことです。何か、行動することで、次に何をすればよいのかが見えてくるのです。何もしないで考えているだけでは、次のステップはありません。それが何でもいいと思います。何をやっても、それが運と言うものだともおもいます。

27. 私のいた学校では、地域の方々による交流や講演が数多くあり、実体験を聞いたり、感じ取ることによる人権・同和教育がなされてきたように思います。そこで、各々の私立学校にて特有の、人権・同和教育カリキュラムは存在するのでしょうか。またそれは、地域と密着しているものなのでしょうか。
  答:単なる、交流や講演では、意味がありません。交流や講演が意味を持つためには、他の誘因が必要です。例えば、それまでの経験から、具体的なプランを持った行動への手がかりとなったとか、講演をした人と直接関わりを持って、一緒に行動をしたなどです。いずれにしろ、具体的な行動プランを持つことができるかどうかが重要です。

質問と回答:発達と教育A (水) 101020 大人が知らない子どもの体の不思議 後半

2010年10月20日 | Weblog
授業評価のルール変更について、討論の出席を加えることとしました。

討論の出席点の加算について
※1. 討論の出席で、点数はでないのですか?
  答:変更することにしました。皆さんを信用して出席するだろうと思って無しにしたのですが、今日、見ていたらレポートだけ出して帰った人がいたので、出席点を付けるとにしました。前期と同じ討論の出席を1回20点にしたいと思います。とらない時もあるかもしれません。今日も、一応出席をとりました。


2. 子育てで先生の印象に残っていることと言えばどのようなことですか?
  答:もう、かなり昔なので憶えていないけど、おもしろかったことや楽しかったことがたくさんあります。そして、やはり、子どもが2歳から5歳くらいまでのことをよく思い出します。やはり一番かわいい時期なのでしょうかね。それとも、よく写真を撮ったので、それが残っていて何度か見てしまっているので、そのことが強い記憶となって印象に残ってしまっている気がします。

3. 子育てをしていて、一番うれしかったことはなんですか?
  答:一緒に過ごした時間があったこと、子育てを十分に楽しませてもらいました。

4. 一人旅におすすめの場所を教えてください。
  答:そうですね。あなたがどのような人かがわからないとおすすめの場所も難しいです。男性なのか女性なのか、活動的なのか、お金があるのか、一人でいることが好きなのか・・などを教えてもらえれば答えることがができます。

5. 夜、寝る前に特別にすることはありますか。
  答:お祈り??中学生くらいまではしていましたが・・・今は、軽い運動をしたり、本を読むことが多いです。

6. この本を読む中で、発達心理学についても学びたいと感じました。もし発達心理学を深く知るために良い本があればぜひ読みたいのですが、先生のおススメの本がありましたら教えてください。
  答:これ一冊で決まりという日本語の本はありません。アメリカの大学の教科書はそれ一冊で一応学べるというものがありますが高価です。日本の本は一冊で終わるものはありません。まあ、教科書についての考え方の違いでしょうね。


7. 三歳以前の記憶は本当にないと思いますか?
  答:基本的には無いと思いますがわかりません。この本に書いてあるとおりだとは思います。しかし、感情や情動に関連して、好き嫌いのような記憶はあり得ると思います。また、虐待によるPTSDのような状況では、強い情動反応とともに特定の場面が記憶されることはあるのではないかと思います。


8. 先生が、私たち学生への課題図書として選ぶ本の基準はなんですか。
  答:いろいろと悩んで決めます。毎回、夏休みや春休みの私の課題になっています。基準は、皆さんが読んで役に立ったり、おもしろかったり、討論の材料として適当であったり、教科書と平行していたり、著者が好きだったりといろいろな要因があります。そして、最後には、えいやっと適当に決めてしまいます。

9. たくさんの学生を目の前にしていつも授業をされていますが、緊張はしますか?どうやってほぐしていますか?
  答:緊張することはありません。しかし、準備が不十分であると緊張すると思います。緊張したりしないように準備をしています。


10. 先生は好き嫌いがありますか。
  答:もちろん、ありますよ。食べ物では、脂っこい肉は嫌いです。人間関係では、皆さんのような若い人はみんな好きです。


11. 高野悦子著、「二十歳の原点」という本を読んだことがありますか?二十歳で自殺した女性の日記が後に書籍化されたもので、読者へのメッセージ性は何もないものですが、読むとなんだかズーンと心に来るものがあります。まだ読みかけなのですが…。自分と同年の女の子の重くて複雑で心境が綴られていてこちらも重い気持ちになります。先生もんだことがあれば、ぜひ感想を聞かせてください。なければ、ぜひ読んでみてください。
  答:うーん。読んだことはないけど、大学生の頃からタイトルは聞いたことがありましたし、話を聞いたこともあります。私と同じくらいの年代ですが、少し若かったので、私自身が同じ世代として興味を持つことなく過ぎてしまいました。課題とも関係があるので、こんど読んでみます。


12. 妹が赤ちゃんの頃、私は小学生で、頭を振ってはいけないなんてことは知らずに、「ギッタン、バッコン…」などと手をつないでシーソーのようにして遊んだりしてしまいました。結構激しく遊んでいたので、この本を読んですごく不安になりました。妹は頭の動脈の片側が非常に細くなっていてもう片方の動脈がそれを補って働いていることが分かっています。もしかしたら私が遊んだせいかもと思って、後悔しています…。妹の血管にこのような問題が起きているのはやはり昔頭を振ったせいだからなのでしょうか…。
  答:ギッタンバッコンくらいでは、動脈が細くなったりはしないと思います。虐待などは、長期にわたって、かなり激しい暴力を受けています。虐待による脳への影響は、そのような部分的な欠損ではなく、脳波異常や海馬の損傷など全体に影響する形で生じます。しかし、幼児期の脳は可塑性に富んでいて、傷ついても他の部分が補うことで日常生活に支障がないことも多いのです。実際、人間は、いろいろと気がつかないで欠陥を持っていることがあります。私の妹は、腎臓が一つしかないことが40歳を過ぎてからわかりました。しかし、小さな頃から兄弟の中で一番身体的に健康でした。わからないものです。

質問と回答:発達と教育A (水) 101020 大人が知らない子どもの体の不思議 前半

2010年10月20日 | Weblog
1. かわティは、よく外国に旅に行くそうですが、今までの旅の中で一番感動的だったこととびっくりしたことは何ですか?
  答:一番と言われると困ります。というのは、毎回、今でも感動的なことがあるからです。それと、思い出は、一緒に行った人やその時に自分自身の状況によって変わります。例えば、景色なら黒部ダムやブルガリアのネセバル島の夕日やポルトガルのナザレのオージャを食べながら見た夕日を思い出します。景色でなく状況として、ミュンヘンでのオクトバーフェストやニューオリンズのマルディグラもびっくりしました。。それぞれの場所が一緒に行った人やその時の状況が影響しています。例えば、気になることがあったり落ち込んでいると素晴らしい景色にも素直に感動することが出来ないのではないでしょうか。

2. 先生ご自身の幼少の記憶で、今でもはっきり覚えているものは何かありますか?
  答:ありません。私は、発達が遅かったらしく、ほとんど何も憶えていません。自分はイヌのように生きていたのだと思います。

3. はじめまして、これから半期の間よろしくお願いいたします。川島先生はこれまでたくさんの子ども達とかかわってこられたと思いますが、「子どものこんなところが不思議だな」と思われることはどんなことでしょうか?
先生が育児をしていて、子どもの行動で不思議だと思ったことは、どんなことですか?
  答:いろいろありますが、まず、子どもは生まれた時からなぜ、あのような好奇心を持つのかが不思議です。他には、なぜ、2歳から3歳の子どもはあんなにかわいいと思ってしまうのかもわかりません。他にも考え出すと人間は不思議なことばかりです。


4. 教師になるにあたり、学力や教養の他にどんな能力を必要とすると思いますか。
  答:教師としてというよりも、人間として「新しいものに取り組もうという気持ち」と知識や教養に基づいた「広い視野」が必要だと思っています。

5. 赤ちゃんのときに寝返りを打たないと(あるいは頭をうごかしてもらわないと)、絶壁になるというのは本当ですか。(後頭部の話です)
  答:頭の骨格は遺伝的な要因が多いといわれています。その一方で寝かせ方で変わるという説もあり、仰向けにしたままでいると絶壁に鳴門言われています。赤ちゃんの頭蓋骨は生後6ヶ月まで成長し、1歳くらいで大人に近い形になります。私は、絶壁どころかスキー場(下の方が大きい)と言われていました(私は、上を向いたまま寝かされていたに違いない)。

6. 赤ちゃんの髪の毛ってどの子も細くて柔らかいですよね。髪の成分等がやっぱり異なるのですか?年をとって髪が細くなった時の成分とはまた違うのですか?
  答:髪の毛はその要因のほとんどが遺伝的に決まってしまいます。しかし、毛根の数は大人と変わらないことから、大人に比べて細い毛がたくさん生えることで、髪の毛は薄く見えます。ですから、大人の髪の毛が栄養の不足などで細くなるのとは異なります。私も若い頃は剛毛で真っ黒だったのですが、今では薄くて細いばかりです(まあ、生えていればいいという程度です)。

7. 子どもと大人の区別はどこで行うべきだと思いますか。
  答:条件と状況によって異なります。法律でも20歳の場合と18歳の場合があります。身体的には、第2次性徴が始まり、子どもが出来ることをいう場合もあります。また、社会的には、経済的な独立や心理的な独立を指すこともあります。それは文化的、社会的な背景や国によって異なります。ですから、どこで行うべきかは決められません。あなたは、自分のことを大人だと思いますか?

8. 夢は、人が生命活動する上でどのような働きをしているのですか。
  答:夢はレム睡眠時の脳の活動についての記憶といわれています。そして、夢は脳が外的な刺激を整理するための機能であると考えられています。その理由として、一つは記憶した内容をタンスにしまうために整理している状態、もう一つは、以前に、しまっておいたタンスの中身を取り出して、もう一度分類・整理している状態なのだそうです。ですから、夢は必要であるというよりも、必要な脳の活動の結果が夢だと言うことになります。


9. 先生は単身赴任をされているとのことですが、一番大変なことは何ですか。
  答:一人で食事をしなければならないこと、お金がかかること(2件家があるなど)・・・かな。

10. 先生は人見知りですか?初対面の人と会う時はどのようなことに心がけていらっしゃいますか?
  答:私も人見知りしやすい方です。初対面の人と会う時は、がんばって良い人に見られようとしないように、出来るだけいつもと同じようにと気をつけています。

11. 川島先生、思春期の到達が早いと(思春期早発症という意味ではなく)身長に影響が出るのでしょうか?
  答:この本の中では、成長ホルモンが身長の発達に影響すると書いてありますが、実際は、遺伝的な要因の方が大きいと考えられます。両親の身長が高い場合は子どもも大きくなると言うことです。その他にも、幼児期までの栄養が影響すると言われています。アフリカや東南アジアには遺伝的に背の高い種族がいます。彼らは思春期とは関係が無く背が高いです。

12. 前期の生徒指導概論に引き続き、後期でもお世話になりますがよろしくお願いします。今年の夏休みの一番の思い出を教えて下さい。
  答:やはり、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドへの旅です。面白かったです。


13. 大人と子どもが違うところも、その違うわけも、分かってきました。では、大人と子どもで同じところ、成長しても変わらない部分はあるのでしょうか。指の数…とか目や鼻の数…とかいうのではなくて、体の中の仕組みや成分や特質で、です。また、遺伝子は変わりないけど表れ方が違うといいます。これもよく分かりませんでした。組合せが変わるということなのでしょうか。
  答:基本的に大人と子どもは違いを強調されることが多いと思います。しかし、乳児期から一生変わらない細胞もあります。また、気質なども変わらないと言われています。ある研究で、幼い頃に分かれた双子の兄弟が50歳になって始めてあった時にその共通点にびっくりしたそうです。


14. この課題では本の前半で2000字、後半で2000字ということになっていますが、全部一気に読んだあと4000字の感想を書いて、2回に分けて出しても問題はないですか?つまり、該当する本のページが前半、後半というふうになっておらず順番がバラバラでも良いのでしようか?
  答:それは、かまいません。2回の2000字以上のレポートを提出したもらえればいいのです。その理由は、元々、一冊の本を読んで4000文字を書くということを目標にしているからです(参考:原稿用紙10枚を書く力: 斎藤 孝)。


15. 先生は旅することが大切と言っていました。大学1年から友達と47都道府県すべて周ろうといろいろな所に行ってきましたが、九州にまだ行ったことがありません。もし九州を1週間くらいで全県周るなら、車:、電車:、その他どの方法がいいと思いますか。あとおすすめスポットがあったら教えてください。
  答:九州全部を1週間は、各県が一日ずつと言うことになり、きついかもしれません。私は、福岡・大分:佐賀・長崎・熊本:宮崎・鹿児島の3回に分けて旅をしました。どこもそれぞれ、面白い場所があります。オススメもあなたの興味によって異なるような木がします。私はクリスチャンなので長崎と佐賀の印象が強く残っていますが、別府温泉や鹿児島の町もオススメです。しかし、長崎はサカナの美味しいところです。

質問と回答:発達と教育A+生徒指導概論A 101014

2010年10月15日 | Weblog
今週は、まだ、質問が少ないので、二つの授業を一緒に回答です。

★それと、実習などで授業を休まざるを得ない場合についてです。その場合は、レポートは前もって私の研究室に提出するか、友達に頼んで、授業に持ってきてもらってください。また、小テストについては、個別にテスト用紙を渡しますので、申し出てください。それを教科書等を見て、書き込んで提出してください。


質問と回答

発達と教育A 大人が知らない子どもの体の不思議 前半
1 私は、何か嫌なことがあっても、たいていの場合は、寝ればすぐ立ち直れます。これが、レム睡眠のお陰であるとしたら、これからだんだん年をとっていくと、寝ても嫌なことなどから立ち直れなくなっていってしまうんですか?それは、ちょっと困ります。
  答:確かに、歳をとると睡眠時間は減りますが同時に睡眠の必要性も減ってくるので平気なのです。それに、まあ、あまり嫌なことが無くなるということもあるかもしれません。また、歳をとると経験や訓練によっても、嫌なことから立ち直るとこともできるようになると考えられます。


生徒指導概論 A  公立学校の底力  前半
1 なぜ、小学校は教師の入れ替えが早いのですか?教師が変わるたびに子どもたちは、今まで築き上げた教師との信頼関係を一から構築しなければならなく、負担が増えるのではないでしょうか。
  答:教師の入れ替えは県によって、学校によって期間が異なります。私の育った東京では2年間でした。また、信大以外の附属学校の多くは、教師の転勤がないところもあります。しかし、そうすると逆に弊害や地域との癒着も出てくるのです。長野では、そのバランスを考えて、3年程度と言うことになっているのだと思います。

2 私立学校では、外国人児童・生徒は少ないのですか?また、地域との関わりは重視されていたりしていますか?
  答:外国人児童・生徒の数は学校によると思いますが、よく知りません。地域の関わりも学校によると思います。しかし、私立学校の生徒の多くが遠距離から通ってくることを考えれば、公立と比較すると地域の関わりは少ないと思います。

シラバス:生徒指導概論 A 2010年度(高橋・川島:後期 木曜日2時限目)

2010年10月06日 | Weblog
             生徒指導概論 A
       (臨床心理学からみた、「生徒指導・教育相談」)
2010年度(高橋・川島:後期 木曜日2時限目)
この授業は「生徒指導」について,3つの方法で学びます。1)授業を聞いてテストをすることで知識を身につける。2)本を読み,レポートを書くことで自分の考えをはっきりさせる。3)他の人と話をすることで,いろいろな意見があることを知り,さらに考えを深めることです。 出席は討論の時間についてグループごとに用紙を回して出欠をとります。その他の時間は小テストを行います。すべてのレポートの提出期限は指定した授業時までです。遅れたレポートは、受け取りません。 また,レポートの最後には質問を書くようにしてください。回答は授業中にも行いますが,かわティブログ http://blog.goo.ne.jp/kawa_tee/ で答えます 「本を読む」「旅をする」「人と話す」
読書レポートと討論の為の対象文献
① 公立学校の底力     ちくま新書  志水 宏吉
② メディアに心を蝕まれる子どもたち 角川SSC新書 有田 芳生
③ 日本の子どもと自尊心―自己主張をどう育むか 中公新書 佐藤 淑子
④ 発達障害の子どもたち   講談社現代新書   杉山 登志郎
⑤ 友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル ちくま新書 土井 隆義
⑥ 教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ ちくま新書 本田 由紀

教科書 臨床心理学からみた、「生徒指導・教育相談」 おうふう出版

予定表(木 2限) 授業内容 レポートは、2000字程度(★余った所は、質問を書いてください):討論をした次の週に感想を1200字程度 の感想文を書いてください。
1 10月 7日 オリエンテーション 
2    14日 第1章 小テスト1      ①公立学校の底力   前半
3      21日 討論1(質問の回答)    ①公立学校の底力    後半
4 28日 第2章 小テスト2       ②メディアに心を  前半
5 11月  4日  討論2(質問の回答)    ②メディアに心を   後半
6  11日 第3章 小テスト3      ③日本の子どもと自尊心  前半
7    18日  討論3(質問の回答)    ③日本の子どもと自尊心 後半
8  25日  第5章 高橋知音先生の授業1 ④発達障害の子どもたち 前半
9 12月 2日  討論4(質問の回答)      ④発達障害の子どもたち 後半
10  9日  第6章 高橋知音先生の授業2  ⑤友だち地獄       前半
11    16日  討論5(質問の回答)      ⑤友だち地獄を     後半
12  1月 6日  第4・12章 小テスト    ⑥教育の職業的意義     前半
13 13日 討論6(質問の回答)     ⑥教育の職業的意義     後半
14    20日  第9・10・11章 小テスト
注意事項   
読後レポートは、2000字 (原稿用紙5枚)以上を基準とします(上限はありません)。2)討論感想レポートは、1200字 (原稿用紙3枚)以上を基準とします。3)できるだけレポ-トの最後の部分に「質問」を書いて下さい。成績はレポートA(2000字)=50点、レポートB(1200字)=30点で、小テスト=70点で、討論の出席=20点で、すべてのレポートの提出期限は指定した授業時までで、遅れたレポートは、受け取りません。総計点の90%でS,80%でA,70%でB,60%以上でCとなります。レポートはワープロ・A4紙で提出してください。この予定表は変更になる可能性があります。       ※ 但し第1回目のレポートについては、10月21日に前半・後半の2つのレポートを別々に提出してかまいません)