1. STの他に発達障害の子どもたちと関わる専門職にはどのようなものが何種類くらいあるのですか?
答:民間の資格はわかりませんが、国家試験があるのは、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、視能訓練士、社会福祉系では、精神保健福祉士、精神保健福祉士、社会福祉士などがあります。その他に、音楽療法士や臨床心理士がありますが国家試験ではありません。これらの資格は、背景にそれぞれの領域の専門家による政治的な力や利益争いが動いているために医療系の資格は国家資格が多いのですが、それ以外は国家資格になっていません。そのように資格も学会等が金儲けのために作っている資格が多くあるので注意が必要です。
2. 言語聴覚士以外のリハビリテーション職、理学療法士と作業療法士について知りたい時、どのような本を読めばいいでしょうか。もしおすすめの本などありましたら教えてください。
答:すみません。個別にはいろいろな場面で話を聞きますが、この本がいいというものはわかりません。ネットで調べてみてください。また、それぞれの療法士についてネットで個人的にホームページがあります。見てみてください。
3. 発達教育だとしても何らかの才能がある、という話をよく聞きます。先生の知っている中でこれはスゴい!というようなエピソードなどあれば聞いてみたいです。
答:スゴい!というのは、一般的な人々から離れていると言うことでしょうね。しかし、標準から離れていると言うことは、”異常”ということなのです。例えば、サヴァン症候群とかイデオサヴァンという子ども達は記憶力や絵を描く能力が考えられないほど高い場合があります。しかし、それらの子ども達は実際には適応できません。ですから、それらのスゴい!ことだけに興味を持つのは、あまり感心できません。どうしてもというのであれば、サヴァン症候群でググッてください。
4. 発語がない障害をもつ子どものジェスチャーがなにを表現しているのか理解できないとき、先生ならどうしますか?
答:うーん、難しいなあ。たぶん、適当にこちらも身振りをして話してみると思います。どうせ、わからなくても、子どもには、真剣に相手にしているとことが大切なのだと思っていますので・・・
5. 先生は発達障害を持つ子どもと接したことはありますか?もしあれば、それはどのような子どもで、どのように接したか、教えてください。
答:最近は、あまり出会いません。以前は、いろいろと関わったり、遊んだりしていました。でも、出会うと一緒に遊ぶのは好きです。けっこう、すぐに友達になれますよ。どのようにというと、ただ友達になろうよ!一緒にあそぼうよ!という気持ちで接します。
6. 先生の学生時代は学校では障害を持つ人の疑似体験をしましたか?
答:いえ、していません。私の学生時代は、まだ、発達障がいという言葉もありませんでした。しかし、大学院では、相談室に来た子ども達をプレイセラピーという形でよく遊びました。
7. 年間どのくらい本を読みますか?
答:うーん。いつも、そう聞かれるけど冊数で答えても意味がない気がします。というのは、3ヶ月かかってやっと一冊読み終わる英語の専門書もあれば、数時間で読める簡単な新書を一緒には出来ないからです。それに、読むのは、本だけでなく、論文やレポート、それにネット上でも読むので、本だけではないからです。
8. 先生は本を買う派ですか。借りる派ですか。買う派なら、本屋さんで買いますか。ネットショッピングですか。
答:両方です。買う時も借りる時もあります、一般書は借りる時もありますがめったにありません。専門書は買うことが多いです。買うのは、ほとんどネットです。
9. 普段、時間を見る時、携帯で見る派ですか?腕時計で見る派ですか?
答:昼間は、腕時計です。その他は、壁に掛かっている掛け時計です。普段いる場所には、ほとんど掛け時計があります。携帯はわざわざポケットから出して見るのは面倒だからです。
10. 大学在学中になにか特技を身につけたいと思います。何か面白い提案はありませんか?
答:そうですね。一つは、自分で楽しいことで、例えばスキーや水泳のスポーツ系や囲碁、他の一つは他の人を楽しませることの出来るエンターテイメント系で、例えばギターなどの学期や大道芸や手品はどうでしょうかね。私も、もう少し何か芸をやっておけば良かった・・・芸は身を助く・ということわざがありますから・・
11. 私は心理臨床専攻の2年生です。去年、松本の"IntroductiontoPsychologジの講義を受講しました。川島先生の担当の際に、先生が「信大の付属幼稚園は遊んでいるだけだ」と、おっしゃつていたことが、とても印象深く残っています。先生は、付属幼稚園の方針について、どうお考えですか。もしも、そのようなことをおっしゃった記憶がなければ、私の聞き間違いか覚え違いだと思います。申し訳ありません。この図書の著者は、教育学部教育心理学科の卒業生ということでした。STの道へ進むことを考慮した場合、受講した方がいい授業、また所属するべき研究室はありますか。STについてもっと詳しく調べた上で、自分でもいろいろ調べてみますが、教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
答:まず、附属幼稚園ですが教育方針は、いわゆるフリースクールの考え方で自発性(やる気)や好奇心を重視するものです。しかし本来のフリーは自由でなく無料という意味があります。私は10歳くらいまでは、やる気だけでなく、社会の決まりや社会のルールを身につけるために学習理論によって教えることが大切だと思っています。
STになるための方法ですが、大学を出てから、2年間の言語聴覚士の養成所に行くのがいいとおもいます。大学院に行くつもりで勉強するのが一番の方法だと思います。言語聴覚士の養成所は各県にあると思います。
12. 発達障害は、幼いころ言葉が出ないなどのことから診断されるのですか。だとしたら、発達障害というのは、生まれた時からその障害を持っているのですか。成長している過程で、突然発達障害になるということはないのですか。
答:基本的に発達障害の多くはは、出産時までの段階での障がいです。ですから、胎内での成長をのぞいて、出生後の成長過程で突然発達障害になることはありません。ほとんどの場合が遺伝だと考えられていますが、原因ははっきりとわかっていません。。
13. 今回初めてSTという職種を知ったのですが、ST含め福祉関連の仕事は収入が不安定ですね。生活していけないほどでは、仕事に差し障りがでると思われます。この問題を解決するためにはどういったことが行われているのでしょうか?
答:言語聴覚士のほとんどは病院勤務です。ですので、給料は看護士と同等だと思います。ですから、生活するのに支障はないと思います。
答:民間の資格はわかりませんが、国家試験があるのは、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、視能訓練士、社会福祉系では、精神保健福祉士、精神保健福祉士、社会福祉士などがあります。その他に、音楽療法士や臨床心理士がありますが国家試験ではありません。これらの資格は、背景にそれぞれの領域の専門家による政治的な力や利益争いが動いているために医療系の資格は国家資格が多いのですが、それ以外は国家資格になっていません。そのように資格も学会等が金儲けのために作っている資格が多くあるので注意が必要です。
2. 言語聴覚士以外のリハビリテーション職、理学療法士と作業療法士について知りたい時、どのような本を読めばいいでしょうか。もしおすすめの本などありましたら教えてください。
答:すみません。個別にはいろいろな場面で話を聞きますが、この本がいいというものはわかりません。ネットで調べてみてください。また、それぞれの療法士についてネットで個人的にホームページがあります。見てみてください。
3. 発達教育だとしても何らかの才能がある、という話をよく聞きます。先生の知っている中でこれはスゴい!というようなエピソードなどあれば聞いてみたいです。
答:スゴい!というのは、一般的な人々から離れていると言うことでしょうね。しかし、標準から離れていると言うことは、”異常”ということなのです。例えば、サヴァン症候群とかイデオサヴァンという子ども達は記憶力や絵を描く能力が考えられないほど高い場合があります。しかし、それらの子ども達は実際には適応できません。ですから、それらのスゴい!ことだけに興味を持つのは、あまり感心できません。どうしてもというのであれば、サヴァン症候群でググッてください。
4. 発語がない障害をもつ子どものジェスチャーがなにを表現しているのか理解できないとき、先生ならどうしますか?
答:うーん、難しいなあ。たぶん、適当にこちらも身振りをして話してみると思います。どうせ、わからなくても、子どもには、真剣に相手にしているとことが大切なのだと思っていますので・・・
5. 先生は発達障害を持つ子どもと接したことはありますか?もしあれば、それはどのような子どもで、どのように接したか、教えてください。
答:最近は、あまり出会いません。以前は、いろいろと関わったり、遊んだりしていました。でも、出会うと一緒に遊ぶのは好きです。けっこう、すぐに友達になれますよ。どのようにというと、ただ友達になろうよ!一緒にあそぼうよ!という気持ちで接します。
6. 先生の学生時代は学校では障害を持つ人の疑似体験をしましたか?
答:いえ、していません。私の学生時代は、まだ、発達障がいという言葉もありませんでした。しかし、大学院では、相談室に来た子ども達をプレイセラピーという形でよく遊びました。
7. 年間どのくらい本を読みますか?
答:うーん。いつも、そう聞かれるけど冊数で答えても意味がない気がします。というのは、3ヶ月かかってやっと一冊読み終わる英語の専門書もあれば、数時間で読める簡単な新書を一緒には出来ないからです。それに、読むのは、本だけでなく、論文やレポート、それにネット上でも読むので、本だけではないからです。
8. 先生は本を買う派ですか。借りる派ですか。買う派なら、本屋さんで買いますか。ネットショッピングですか。
答:両方です。買う時も借りる時もあります、一般書は借りる時もありますがめったにありません。専門書は買うことが多いです。買うのは、ほとんどネットです。
9. 普段、時間を見る時、携帯で見る派ですか?腕時計で見る派ですか?
答:昼間は、腕時計です。その他は、壁に掛かっている掛け時計です。普段いる場所には、ほとんど掛け時計があります。携帯はわざわざポケットから出して見るのは面倒だからです。
10. 大学在学中になにか特技を身につけたいと思います。何か面白い提案はありませんか?
答:そうですね。一つは、自分で楽しいことで、例えばスキーや水泳のスポーツ系や囲碁、他の一つは他の人を楽しませることの出来るエンターテイメント系で、例えばギターなどの学期や大道芸や手品はどうでしょうかね。私も、もう少し何か芸をやっておけば良かった・・・芸は身を助く・ということわざがありますから・・
11. 私は心理臨床専攻の2年生です。去年、松本の"IntroductiontoPsychologジの講義を受講しました。川島先生の担当の際に、先生が「信大の付属幼稚園は遊んでいるだけだ」と、おっしゃつていたことが、とても印象深く残っています。先生は、付属幼稚園の方針について、どうお考えですか。もしも、そのようなことをおっしゃった記憶がなければ、私の聞き間違いか覚え違いだと思います。申し訳ありません。この図書の著者は、教育学部教育心理学科の卒業生ということでした。STの道へ進むことを考慮した場合、受講した方がいい授業、また所属するべき研究室はありますか。STについてもっと詳しく調べた上で、自分でもいろいろ調べてみますが、教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
答:まず、附属幼稚園ですが教育方針は、いわゆるフリースクールの考え方で自発性(やる気)や好奇心を重視するものです。しかし本来のフリーは自由でなく無料という意味があります。私は10歳くらいまでは、やる気だけでなく、社会の決まりや社会のルールを身につけるために学習理論によって教えることが大切だと思っています。
STになるための方法ですが、大学を出てから、2年間の言語聴覚士の養成所に行くのがいいとおもいます。大学院に行くつもりで勉強するのが一番の方法だと思います。言語聴覚士の養成所は各県にあると思います。
12. 発達障害は、幼いころ言葉が出ないなどのことから診断されるのですか。だとしたら、発達障害というのは、生まれた時からその障害を持っているのですか。成長している過程で、突然発達障害になるということはないのですか。
答:基本的に発達障害の多くはは、出産時までの段階での障がいです。ですから、胎内での成長をのぞいて、出生後の成長過程で突然発達障害になることはありません。ほとんどの場合が遺伝だと考えられていますが、原因ははっきりとわかっていません。。
13. 今回初めてSTという職種を知ったのですが、ST含め福祉関連の仕事は収入が不安定ですね。生活していけないほどでは、仕事に差し障りがでると思われます。この問題を解決するためにはどういったことが行われているのでしょうか?
答:言語聴覚士のほとんどは病院勤務です。ですので、給料は看護士と同等だと思います。ですから、生活するのに支障はないと思います。