かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答(生徒指導A081218) 日本の行く道 集英社新書 橋本 治 前半 + 討論、遅れた分

2008年12月18日 | Weblog
!これで、今年の回答は終わり、みなさん、良いお年をお迎えください!

1. 先生の好きな小説家は誰ですか?
  答:この本の著者 橋本 治 その他はSF系の人です。しかし、小説は古典が好きです。

2. 情報の力に脅威を感じたことはありますか?高3のときこれを読んで驚きました。
DEMOに反対しよう!! http://www.komazawa-u.ac.jp/~kazov/Nis/etc/DEMO.html
  答:リンクがキレていますが、予想がつきます。


3. 討論もあと一回だけなのですが、毎回、「本を読んでないから」といって意見を言わない(言えない?)人がいます。どうしたらいいでしょうか。
  答:困りましたね。しかし、せっかく授業に出ているのにもったいないかもしれません。しかし、他の人の意見を聞くのもおもしろいのかもしれませんし、勉強になると思います。


4. 先生は小川国夫さんという作家さんをご存じですか?私の郷里の作家なのですが、今年おなくなりになりました。カトリックの方で、たいへん美しい作品をお書きになります。
  答:名前は聞いたことがありますが、読んだことはありません。是非読んでみたいです。

5. 最近の不景気についてですが、この状況から抜け出すためには何が必要だと思いますか?
  答:今までが、景気が良すぎたのかもしれません。日本は、もう少し落ち着いた社会になるチャンスかもしれません。儲けて、ブランドものや高いものが買えれば幸せだということから抜け出せるかもしれません。そうすれば、結果として抜け出したことになると思います。


6. 先生には筆者の言う「行き場」がないという考え方について、どう思いますか。
  答:この著者は、他の本でも同じですが、やりきれないというか、ドウしようもないという状況が気に入っているのではないかと思いっています。

7. いじめによる自殺を防ぐためには親が重要だと私は考えますが、先生はこの考えをどう思いますか?
  答:まず、いじめと意地悪、ケンカは違います。いじめを解決するには、その子どものいる居場所を変えなければできません。親にそれができるのであれば、いいのですが、親にも出来ない状況があると思います。子どもにとって、友達は親よりも大切です。多くのいじめはいつも一緒にいる仲間から行われるのです。

8. 学生のころあげたクリスマスプレゼント、貰ったクリスマスプレゼントは何ですか。参考にします。笑
  答:あげたプレゼントは、ワイフに香水をあげたことがあります。貰う方については、私はプレゼントは、どんな高価なものよりも、手作りのものが好きです。何が欲しいと聞かれるといつも、手作りのもの・・と答えていました。

9. 子供の内面を見るとは具体的にどういうことだと思いますか?
  答:内面を見るということの基本は、よく話を聴いてあげる、しっかりと何を考えているのか受け取ってあげることです。普段、大人でもそうですが、他人の話をしっかりと聞くと言うことは、あまりありません。特に、親は子どもを先入観で見てしまいがちです。


10. 子どもがケータイや自分専用のパソコンなどの情報端末を持つことについてどう思いますか?
  答:ここでも、何度か書きましたが、これは親と子どもの関係や、親が子どもを、それまでどのように教育してきたかが関わります。小さな頃から、しっかりといけないことはいけない、自分のことは自分で判断する・・ように、教育してきていて、子どもを信用することができいる状況であれば、なにも心配はいらないのです。 しかし、現実に多くの親は、子どもに責任を持たせることなく、親が何でも責任をとってあげるようなしつけをしてきていると、子どもも、単純に興味のあることを何も考えずにするのです。ですから、社会全体が、どのような子どもにも、携帯は危ないから一切いけないというような単純な発想しかできないのだと思います。


11. この本の内容と生徒指導というものがどう結びつくのでしょうか?
なぜこの本を選んだのですか?
  答:この大学で扱っている生徒指導は、日本、長野という範囲での児童生徒の健全な成長を考えるものであると思っているからです。


12. 先生は、実際の教育現場で自分だけの目線で子どもたちを見ないように心掛けていることはありますか?
  答:心がけようとすることはありますが、ほとんど出来ません。というより、私は、子どもを見ると、すべて自分の目線で、かわいい!と思ってしまうのです。


13. 先生は、本にあるように「学校は、上級学校に進学するためのステップ」と考えますか。
  答:思います。しかし、私は大学は進学率で言うと10%位あればいいと思っています。今の学校教育は、みんなが東大を目指しているようなところがあります(少なくとも、3歳くらいまでは・・みんな可能性がある?と)。それよりも、技術を身につけたり、資格を取ったりという専門学校がたくさんあった方がいいと思っています。


14. 今と昔のいじめについてはどのように思いますか。
  答:違うのと思います。それは、今の子ども達は、ケンカをして仲直りをするスキルに欠けているからです。

15. 被害生徒はなかなかいじめにあっているということを言い出せないということなのですが、先生は気付かないような不透明化しているいじめに関して、どうやったら被害生徒を救済させることができると考えていますか?
  答:言い出せないのは、子どもにとっては、それが自分の居場所であり、社会なのです。ですから、言い出すことは、自分の存在する世界から抜け出すくらいの勇気がいるのです。そのような子どもを救済するためには、子どもに、世の中にはいろいろな世界、社会、人間関係があることを教えるしかありません。


16. なんか自分でも何書いてるのか分からなくなってきたんですが(繋がりがつかない)、これ以上迷っても、出せそうにないので、とりあえず出すんですが大丈夫でしょうか。何かこう漠然とした(何が原因か分からんような)不安感というか浮遊感というか、そういうのって先生にもありますか?数学をやっている身(というか完壁主義であることも含めて)、解が導けないと、どうしてもイライラしてしまって、焦っちゃいます。


17. 東京下町出身だと仰ってはったので…、年末年始に(残業が無ければ)帰阪するつもりで、羽田⇒伊丹回りで帰ろうと思っているのですが、羽田空港付近でオススメのところってありますか?(東成田~空港第2ターミナル)通路とか上野の京成線とか\そういう廃塘的みたいな感じのところで…)一時期千葉に住んでおったので、人が多いところも好かないし、かといって外国人向けの観光地(葛飾柴又とか浅草とか)はもう行ってしまって…。
  答:成田方面なら、やはり浅草ですね。あるいは、上野もおもしろいところがたくさんあります。観光するのでなく、裏町を歩いてみるとおもしろい店があります。羽田周辺なら、蒲田や品川あたりもおもしろい店がありますよ。羽田なら、浜松町からモノレールに乗ることにして、東京駅から浜松町まで歩いてみたらどうでしょうか。

18. 神奈川県の知事は自分の給料を20%カットして財政状況への理解を求めることにしたそうです。常々「目本の財政が危ないなら国会議員の給料カットすればいいのに」と思っていましたが、まさか本当に(国家じゃないけど)するとは思わなかったのでびっくりしました。今の目本は国よりも地域行政のほうが信じられる気がします。先生はどう思われますか?
  答:心情的には、おもしろいと思います。先日も、JALの社長がアメリカで話題になっていると聞いています。ビッグ3の社長が、政府に援助を求めに行くのに、自家用ジェットで行くと言っていました。そんな会社を援助する気にはなりませんよね。


$思いやりはお金に換算できる!? 討論から
19. 先生は、魚をさばくことができますか。また、さばいて、どのような料理にしますか。
  答:さばきます。刺身を作ったり、鍋の材料にしたり、焼いたり、煮たり・・・

20. 別の授業でアメリカには臓器に値段がついていて、商品化されているということを知って驚きました。先生はドナーカードを持っていますか?
  答:私は持っていません。臓器に値段がつくのはあたりまえだと思っていました。買いたい人があるものは、何でも値段が付きますよ。例え、人間でもね。


21. 何で人は「期間限定」という言葉に弱いのでしょうか。どれだけ高くあっても仕方がないものだと分かっていつつ、ついつい買ってしまう性に今財布がピンチです。
  答:確かに、○○限定という言葉に弱いですよね。特に、数量まで限定されていると、どうしても買わなくてはならない気持ちになりますね。社会心理学で、それに関する研究がありますよ。

22. 先生の得意料理は何ですか?
  答:パエリア、ミートパイ、ビーフシチュー、ローストビーフ、トンポーロ、煮豚、などで、料理の中で肉類は、一人暮らしの者にとっては保存が利くのでどうしても多くなります。魚類は、普段は鍋か、さしみか、焼きか煮かですからね。

遅れたレポートから
23. 今までの本に比べ、少し異色な感じがしましたが、この本を選んだ理由は何ですか?
  答:それほど、理由はありません。著者が好きだからと言うのはありますが・・・


24. 先生は、学校教育の中での一番の「外部不経済」とは何だと考えていますか。
  答:教師が、生徒の責任でやるべきことを、教師の責任だと思って、余計なことを言ったりしたりすることが一番の外部不経済です。


25. 先生のクリスマスの予定はありますか。
  答:クリスマスの予定は、東京農工大学で3日間(24.25.26)集中講義です。


質問と回答(生徒指導B 081217) 思いやりはお金に換算できる!? 後半 + 討論、遅れた分

2008年12月17日 | Weblog
1. 私は田植えを体験させることについてはあまり良いとは思わないと書きました。今は、田植えは機械で全てやってしまうし、一日もかかって田んぼ全てに手作業で植える必要性を感じないからです。先生は小学校の授業で田植えを経験させることについてどう思いますか?
 答:そうですね。実際には、役に立たないかもしれませんが、経験という意味ではいいのかもしれません。何度も経験する必要はないと思いますが・・

2. 先生は高コストの社会からの脱退として、どんな考えをお持ちでしょうか?
 答:高コストを求めないと言うことは、富の再分配と関わってくると思います。先進国と後進国の人に対して同じようにいうことはできません。また、高コスト社会からの脱出の目的が、自分だけのためであれば、結局は破綻するとおもいます。まあ、その人の人生だけを見ればうまく行くかもしれませんが、その人が生きている社会が永続的に存続することを考えると難しい部分があります。

3. 私は、今年の夏に長野県南信の阿智村で「山村留学」を一週間体験してきました。著書には、「山村留学もビジネスになる」と書かれていましたが、そこでも、指導員の負担の大きさと給料の問題という実際を私は感じました。先生は、山村留学は本当にビジネスになると思いますか?
 答:この本の著者の、足りないところは、山村留学がビジネスになるというところまではいいのですが、山村留学自体がどのような意味を持つとか、どのように社会に影響し、継続的に意味を持つかを考えていないような気がします。まあ、ビジネスになるかどうかは、その内容だけでなく、マスコミに取りあげられるかとか、良いお客さんがつくかリピーターがいるか(いつもいれば留学でなく、その地域の住民になる?)などが影響して来るような気がします。

4. 先生は地球環境を守るために何かをしていますか?
 答:水道の水を飲む(買った水でなく)、早く寝る、チャリにのる・・・・でも、最もいいのは、早く死ぬことかも。人類がいなくなれば、最高に地球環境は守られるのだろうからね。


5. 日本では温室効果ガスの削減目標に向けた大きな取り組みはあまりされていないように感じますが、どのような取り組みがされているのですか?それとも日本は乗り遅れているのですか?
 答:いや、冷蔵庫やエアコンの冷媒の処理など、一応やっていると思いますが・・・よくわかりません。

6. なぜ私たちは田舎を敬遠して都会にあこがれるんですか?若者の宿命なのですか?
 答:確かに、そうかもしれません。しかし、どうして歳をとると都会を敬遠して田舎にあこがれるのでしょうか。年寄りの宿命なのでしょうか。

7. 先生は家庭菜園や週末農業をされますか??
 答:自分ではやっていませんが、できたものをいただいています。


8. 寺子屋の話がありましたが、先生はこれについてどのような考えを持っていますか?
 答:地域での活動とコミニュケーションの活性化を考えるといいと思います。また、リタイアした人の活用(というより、リタイアした人の心理的健康)のためにはいいかもしれません。


9. 先生が好きな芸能人がいれば教えてください。
  答:すみません。あまりテレビを見ないので、昔の人しか知りません。でも、サンマやタモリは知っています。


10. 先生は、「自分の利益のことを考えて、思いやりの気持ちを持つ」という考えをどう思いますか?
  答:それもあってもいいと思います。いろいろな思いやりがあると思っています。


11. 先生はこの本を読んで、ずばり、思いやりはお金に換算できると思いましたか?
  答:どんなものでも、お金に換算できます。というよりも、お金は換算する道具だと思っています。お金の方が後から換算する道具として出来たものですから。

12. 私は、環境を守ろうとすれば、途上国のことや国内の経済などのこともあり、相当の努力が必要になると思っていますが、実際のところ、それほど努力することなく環境を守っていくことは可能だと思いますか?
  答:結局、人類が存在している以上、環境は守れません。ただ、そのスピードが遅くなるだけです。例えば、人類の滅亡の時期が、あと3千年後なのか4千年後なのかの違いだと思っています。

13. 私は上手に力を抜くというかゆるくするということができないのですが、先生はゆるくしているとか、ラクしているというところはありますか?
  答:あります。私は、あまり一生懸命にやろうとはしません。ただ、時々、気がついた時に夢中になっていると言うことはありますが・・・・

14. エコ経は実現可能なことだと思いましたか?
  答:可能な範囲では可能だと思います。

15. 日本で、「奥様」のような差別的な意味を含む言葉が当たり前のように使われていることについてどのように思うか?
  答:そうですね。ハウスメーカーのような言葉と比較すると、日本の女性に対する呼称は、差別感を含んでいると思います。私は、「嫁さん」という言葉も差別語だと思っています。なので、「ワイフ」と呼ぶのです。また、アメリカ人の日本に対するステレオタイプは、「女性差別の国」です。


16. 現在は起業するのに適した状況であるように思いますか?就職と比較してみてどうでしょうか。
  答:確かに、不況の時はそのように言われていますね。不況に強い職業や産業では確かにそうですね。アイディア次第では、おもしろい仕事があるかもしれません。

17. 年金問題についてどう思いますか?エコ経から考えると、気休めにしか感じないのですが…。
  答:日本の年金は、終身雇用で、人の移動が少ない、農業的な発想の社会で発展したものだと思います。それに対して、能力主義のような狩猟社会での考え方を基本にした欧米の発想からは、日本のような年金は衰退すると思います。

18. 先生はつめこみ教育についてどう思われますか?
  答:私は、つめこみ教育も、ゆとり教育も、両方あっていいし、両方とも必要だと思っています。

19. 日本では地産地消が進んでいると思いますか。
  答:思います。日本に必要なのは、学歴よりも手に職をつけることの重要さを教えることだと思います。

20. ガソリンの値段について記述されていたことについてです。
一時期180円以上もしたガソリンですが、今は110円くらいに価格が下がっています。北京オリンピックを境にガソリンの値段が下がり始めた気がするのですが、これはオリンピックがあったことと何か関係があるのでしょうか。
  答:さあ。よくわかりません。一時的な投機筋が煽ったと思うのですが。


21. 最近寒くて仕方がないのですが、何か身体を温めるいい方法があったら教えてください。
  答:布団乾燥機をかけて寝る。


22. 「思いやり」の理論は根本に「社会的ジレンマ」があると思います。今回はこの「社会的ジレンマ」を金額換算によって解決する方法を提案されたことになるのですが、他にも「社会的ジレンマ」を効果的に解決する方法はあるのでしょうか?
  答:人間の個人の欲望を抑えることが出来れば可能でしょう。世界中の人が、座禅を組み煩悩を払うなどの宗教でも信じない限り無理でしょうね。


23. 「自然を守る」ということは農作物の栽培方法に絡めばブランドになりますが(おまけの利益)、これは、最近の食の安全に関係がしているのでしょうか?
  答:多少の儲けは出来るかもしれませんが、大したことはないでしょうね。実際、最近の食の安全に対するマスコミは大げさだと思っていますよ。少しくらい、賞味期限が切れても食べられると思いますよ。日本人とアメリカ人は、無菌室の中で育っているために。他の国での露店なのでの食事は気をつけた方がいいと言われています。日本はもう少し楽観的に、少しくらい腹をこわすくらいのものを食べるようにしないと、健康とはいえない気がします。


24. いい時代とは、どんな時代ですか?見る観点によって変わってくると思いますが、人々の心が満たされる時代はいつだったと思いますか?
  答:社会全体に平等感があって、冨の分配が適度に行われていて、人々が自分のしたいことを適度(すべてでなく)できる社会だと思います。そうでないと、障害者や何らかの意味での弱者は生きてゆけません。それは同じ時代に生きる人間として当然考えなくてはならないことです。どこかの、他人のために年金を払うのが嫌だなどという首相のいる国は最低です。

25. 個人的には老後などに農業をしていきたいのですが、これから日本の農業事情はどのようになっていくと思いますか?
  答:農業は、これからさらに一つの国だけで、自給自足が出来る状況ではありません。それは、すべての国で同じです。これまでは、日本は他の産業で稼いだ金で好きなものを買ってきたのですが、他の国も豊かになり欲しいものを買うのは当然です。ですから、手に入るものの範囲で食事をすればいいのです。マグロも鯨も食べなくても生きてゆけます。米は余っています。


26. 思いやりは、他にどんな効果を生み出すと思いますか。
  答:社会全体の楽観的な感情を作り出すと思います。人間に一番必要なのは希望ですから。


27. 先生は、エコ経済学という考え方について、抵抗はありませんか?
この考えをもっと一般的に普及させるべきだと考えますか?
  答:この著者の範囲では、無理があるので、抵抗を感じるのかもしれません。しかし、社会全体を、希望のある楽観的なものととらえるという発想は使えると思います。


28. 社会コストを減らすためには、この本に書かれていたことの他にどんなことをすればよいと思いますか。
  答:自分の出来ることをすればいいのです。私は、出来るだけすべてのことを自分でやるようにしています。日曜大工や料理、パソコンや車の整備などを自分でやるのも同じ発想だと思っています。


遅れたレポートから
29. 先生が一番最近、お金をもらいたいくらい迷惑に感じたことはなんですか?
  答:そうですね。私は、あまり人から迷惑を受けることがないのですが、外国のホテルに予約をしてキャンセルをしたのにお金をなかなか返してくれなかった時は、そう感じました。


30. 農業ってのは大変なことだと思いますが、この本で述べているちょい自給は負担にならないのですか?
  答:まあ、この程度なら、趣味の範囲でしょうね。


31. ネットの世界での書き込みを匿名希望でなくすというのはやはり無理なのですか?
  答:無くすことは出来ると思いますが、活発さは減りますし、匿名でなくても、いろいろな問題が起きると思いますよ。例えば、偽名とか、他人の名をかたるとか・・・

32. 討論などの班で嫌いな人と一緒になってしまった場合は、どのようにして受け入れていけばよいのでしょうか?
  答:それは、困りましたね。しかし、嫌なことに出会うことは、自分自身を成長させる良いチャンスだと思ったらどうでしょうか。「艱難、汝を玉にす」です。


質問と回答(生徒指導A 081211) 思いやりはお金に換算できる!? 後半+討論、遅れた分

2008年12月12日 | Weblog
1. お金を払ってまで農村で体験をすることについてどう思いますか?
 答:いいと思いますよ。知らないことを体験することは、人生の喜びですから。旅をするのに近いのではないでしょうか。

2. 先生はどうしてこの本をお選びになったのですか。
 答:この本は、経済学というよりも、社会的事象への視点がいろいろあるということを教えてくれるからです。どの問題をとっても、そんな考え方もあるのかという気になります。また、社会の問題について考える時に、社会的ジレンマというテーマとも関わってきます。これは、教育や生徒指導についても関連してくると思います(再掲)。


3. もうすぐクリスマスです。先生はサンタクロースを信じていましたか?
 答:もう、忘れました。たぶん、信じていたと思います。


4. お互い様の考えが広まるためには、何が必要だと考えますか?
 答:誰もが、最初は、少し損をしても、親切にしてみるきっかけが必要です。「情けはひと(他人)のためならず」


5. 先生は、環境問題のために、具体的にどのようなことをしていますか。
 答:できるだけチャリに乗る(身体にもいいぞ)。自炊をする、家庭菜園をする。ダイエットする(世界中の1割がダイエットすれば、食糧危機対策にもなるぞ)。出来るだけ洗濯をしない?(こりゃ、きたないかなあ)???(再掲)


6. 先生は第一次産業に興味がありますか?やってみるなら、農業・林業・漁業・畜産業のどれですか。
 答:うーん。どれも良いなあ。林業かな。

7. 自分で出来ることを誰かにやらせてしまっているなぁと感じることはありますか。もしあったら、それはどんなことをしてもらっているときですか。
 答:ワイフに食事を作ってもらう時。


8. 先生が考える環境保全について教えてください。
 答:人間が生きている以上、完全な環境保全は無理でしょう。今、私たちがやっている環境保全は、人間に都合の良い部分だけの環境保全です。本当に地球環境を良くしようとしたら、人類が滅亡するしかないでしょうね。

9. 先生は、この私の妹が考えているアイデア(果樹園と養蜂を同時にするアイデア。例えばりんご園なら「○○産純りんごハチミツ」としてブランド化)についてどう思いますか。これをビジネスにしたらうまくいくと思いますか。
 答:素晴らしい、うまく行くといいですね。

10. 昨日の研究室でのお鍋はとても楽しかったし、おいしかったです。先生のお勧めのお鍋は他にどんなものがありますか?
 答:安くて、美味しいのは、鶏鍋です。魚では、鯛のあら鍋。


11. 先生はお正月をどのように過ごされますか。
 答:たぶん、結婚している、子ども達や孫が遊びに来るので、家にいると思います。

12. 先生が、日本で今一番問題だと感じていることは何ですか?またその問題を解決の方向に進ませるにどんなことが必要だと思いますか?
 答:外国のマネをしたり、目先のことでなく、自分で、日本という社会の将来を考えること。そのためには、広い視野を持つために、学校がしっかりとした教育をすること。

13. 最近部活動が廃止されている学校が増えているそうです。部活動の顧間を引き受けたがらない教師が増えていることが一因に挙げられるらしいです。そこで質問なのですが、教育学部では部活動専門の授業とかはないのでしょうか。部活動とはいえ、結構専門性の高いものだと思うので、指導や経営などの基礎的な部分だけでも知っておくことは利点だと思います。部活動は児童生徒にとって重要なものだと思うので、廃止されているのは悲しいです。
 答:確かにそうですね。特に、体育や芸術系は部活動でないと、育たないと思います。この学部でも、体芸系の教科では部活動の指導の出来る教師のための授業があっても良いですね。


14. (ブログにあった質問に関連して)、自分も車が無いので、もっぱらバス・電車を使うことになるんですが・京阪神や東京近辺に比べて不便すぎて、休日に(県外民なので)県内に出かけようと思っても、やる気が起こらず、家に篭りがちになるんですが(家の外に出る機会が、食料調達か大学・病院くらいしか無い)、何か良い案ないでしょうか。家に篭っているだけだと、完全に気が滅入ってしまうので….
 答:チャリですよ。学生は、チャリが一番です。私は、チャリでけっこう遠くまで出かけますよ。ガソリン代もかからないし、酒もちょっとは飲めるかも・・でも、雨や雪には弱いです。



15. 日本屈指の通勤地下鉄線を使っていたこともあって、バスや電車で(乗客が多いにも関わらず)整列乗車しない長野の方に物凄く違和感を覚えるのですが、あれは習慣的なもんなんでしょうか。(※ちなみにr大阪では整列乗車はしない」は全くの嘘で、オフィス街を走る地下鉄線なんかはキレイな整列になってます。)
 答:そりゃ、長野は、人が少ないからですよ。整列しなくても済んでいるというだけです。車のマナーもひどいものです。

16. 心理士(でいいのかな?)と、カウンセリングの病院のお医者さんとは、どこが違うんでしょうか?どっちも診断しに行っているのですが、いまいち違いが分かりません。
 答:心理士も、カウンセリングの病院のお医者さんもいません。いるのは、心理カウンセラーと精神科の医者です。この両者の違いは、薬を使うのことが出来るかどうかです。心理カウンセラーは心理療法を行います。医者は、薬物投与と物理的な医療(手術など)が中心です。

遅れた分
17. 先生は、全てのことをお金に換算することについてどう思いますか。
 答:すべてのものが換算しようと思えば出来ると思います。というより、人間の行っている行動や事象よりも、お金は後から出来たものなので、出来ないものはないと思います(再掲)。

18. 日本人が食糧難にあったらどうしたら生き抜けると考えますか?
 答:生き抜けないでしょう。しかし、実際は、どこかの国が、食料と車を交換して欲しいと言うでしょうね。

質問と回答(生徒指導B 081210) 思いやりはお金に換算できる!? 前半+討論、遅れた分

2008年12月12日 | Weblog
1. この本を選んだ理由を教えてください。
2. なぜこの本を課題図書にしたのですか?教えてください。
3. 前半しか読んでいないのですが、この本は、何となく今まで読んだ本と少し違うように感じています(今までは教育に関するものだったが、今回は経済に関するものである点で)。もし、この本を選んだ特別な理由があったら教えてください。
4. 経済学に関係する内容の本でしたがとても興味深いなと思いました。先生としてはこの本からどんなことを学んでほしいと思って選んだのですか?
 答:この本は、経済学というよりも、社会的事象への視点がいろいろあるということを教えてくれるからです。どの問題をとっても、そんな考え方もあるのかという気になります。また、社会の問題について考える時に、社会的ジレンマというテーマとも関わってきます。これは、教育や生徒指導についても関連してくると思います。

5. 先生は日本経済・政治の現状をどう見ておられるのですか?
 答:どうも、目先のことだけにとらわれているような気がします。政治家は自分の立場よりも、社会や国の将来を優先して考える部分を持たなくてはならないのに、それが全くないような気がします


6. 人は見返りがないと何も出来ない生き物なのでしょうか。見返りって何だと思いますか。
 答:人間にとっての見返りは、いろいろあります。他の人の笑顔や承認、さらには、自己報酬としての達成感などあります。その意味では、ほとんどの場合、見返りがないように見える場合でも、何らかの見返りがあると考えた方が良いと思います。


7. どうして日本は食料自給率を上げようと思わないのでしょうか。農家に補助金を出すなどしないと、農業離れがなくなりっこないのに。不思議です。
 答:農業も工業も、それを行う個人が儲からないとやらないのは当たり前ですが、それを国が補助をすると、税金を払っている他の人々が損をすると考えてしまいます。また、日本の農業を保護したり、補助金を出すと、他の国の農業が減退します。経済は、すべてバランスの部分があるので簡単に補助金を出すのは難しいのだと思います。

8. 先生はどこの牛肉を食べていますか。
 答:私は、牛肉を滅多に食べません。また、食べるときでも、どこの牛肉でも食べます。


9. 先生は奥さんのどういうところが好きで結婚されたのですか?
 答:すべてです、といいたいところですが、結婚は何も考えずに、成り行きと勢いで結婚しました。いろいろ考えていたら、結婚なんて出来ませんよ(笑い)。


10. 世界の食料を平等に分配するということは今後も実に難しいことなのですか?
 答:そりゃ、難しいでしょうね。人間は、個人の利益を追求するのが当然で、すべての人が個人の利益を追求しなくなると、文化はこのように発展してこなかったでしょうね。人間が全員が、托鉢で食べることは出来ません。誰かが食料を作れば、その労働の対価として、なんらかのものを欲しがるでしょう。平等に分配すると言うことは、何もしなくても食料が手に入るということになり、働かない人が出てきて、不平等になります。うーん、難しい。


11. 先生はここで言う「環境」のために、何かしていることはありますか?
先生はどのようなエコを実践していますか?食べ物には気を配っていますか?
先生は自分の生活の中にエコ経済を取り入れていますか?それはどのようなものですか?
 答:できるだけチャリに乗る(身体にもいいぞ)。自炊をする、家庭菜園をする。ダイエットする(世界中の1割がダイエットすれば、食糧危機対策にもなるぞ)。出来るだけ洗濯をしない?(こりゃ、きたないかなあ)???


12. 「思いやり」をして、お金をもうけた経験はありますか?儲けを考えた時点で思いやりではなくなっていると思いませんか?「レモンの原理」についてはどのように思いますか?
 答:うーん。あまり記憶に無いから、無いのだろうな。レモンの原理は、悪貨は良貨を駆逐するという言葉で言われていたけど、その通りだと思います


13. 携帯電話やネットによる事件が起きたときに、その事件に対して怖いと感じる人はたくさんいると思うのですが、携帯電話やネットに対して怖いとか危険と感じるのはそのとき限りで、また普段通り扱うことが多いと思います。それはなぜだと思いますか?先生の考えを教えてください。
 答:なぜだろう。怖いことは他人事だと思うのだろうね。どんな事件が起きても、人間は他人事だと思うように楽観的に考えるように出来ているのです。

14. エコ経はある一定以上の生活的余裕が必要であり、派遣社員では暮らすことも困難な現代においては少し難しいことに思えるのですが、エコ経は現代でも全ての人が行うことは可能であると思いますか?
 答:確かに、この本に書かれているエコ経は、矛盾のあるものも多くあります。少数の人がやっている間は良いけど全員がやると困ることや、全員でやらないと意味のないものなどです。

15. 先生は牛肉と豚肉のどちらの方が好きですか?
 答:私は、今は年齢のこともあって、あまり肉は食べませんが、牛肉豚肉というような分け方では、好き嫌いは決まりません。牛肉でもビーフ・シチュウやローストビーフは好きですが、すき焼きやステーキはあまり好きではありません。豚肉も、トンカツや豚シャブ、トンポーロは好きですが、ステーキは食べません。


16. 先生は自分が思いやりを持っていると思いますか。
 答:思いやりが出来るある場面では、思いやりがあります。しかし、発揮できない場面もあります。


17. 先生は魚をさばけますか?私は今度実家に帰ったときに母に習いたいと思っています。
先生は、自分で魚をさばいたり、自分で畑を作ったりしていますか。また、してみたいと思いますか。
 答:サカナは、よく裁きます。包丁だけでなく、つみれを作るためにイワシの手びらきもします。畑は、家の前に、大家さんの作っている、家庭菜園があって、夏野菜は食べ放題です。自分では、たまに水をくれる(長野弁)くらいです。


18. 人がBSEの牛肉を食べてvCJDに感染する割合についてですが、この数値は何を根拠に算出したのでしょうか?
 答:たぶん、英国での発症からの推定と、その後の研究論文から割り出された数値だと思いますが・・


19. 先生はお金に換算出来るものとして、この本に書いてある以外にどんなものがあるとお考えでしょうか?
 答:すべてのものが換算しようと思えば出来ると思います。というより、人間の行っている行動や事象よりも、お金は後から出来たものなので、出来ないものはないと思います。


20. この環境経済学に賛成ですか、反対ですか?
 答:賛成も反対もありません。このような考え方も出来るのかという参考にしたいと思います。


21. 中学校のとき、校長先生が「”おもいやり”というのは、上の人が下の人に対して行う、という目線が含まれている。だから思いやりではなく思い合いという言葉を使うべき」という話をしてくれた記憶があります。川島先生は、思いやりという言葉に対してどのようなイメージをお持ちですか。
 答:良いですね。思い合いですか。学校では正しいでしょうね。思いやりの定義の中に、互恵性(Reciprocity)という概念が含まれます。ただ、思い合わないで、一方的に思う思いやりもあると思います。親が子どもを思うのは、上下かもしれませんが、あると思います。


22. (BSE問題について記述している部分で、著者は「お餅をのどに詰まらせて死ぬリスク」と「BSEから感染するリスク」を同じ天秤の上で比較している。お餅の場合は自分の責任を考えるが、BSEでは自分に落ち度がないので国や製造元を訴える。この二つを同じ天秤の上で比較することは間違っていると思う)
最後に私が述べたこの著書の疑問に関して、先生はどう考えますか?
 答:確かに、そうだと思います。この本では、単純に確率の数値だけを問題にしているので、そこまで、深く考えていないのだと思います。

23. お金そのものに価値がないことを、本文では労働やサービスに換算するようなことで表現していましたが、先生は自分自身の職にそのような実感はありますか?私はバイトの自給と働きがつりあっているとは思えないときがあります(良くも悪くも)
 答:私は、すでに、そんなに多くのお金を必要としなくなっています。その意味では、例えば、この授業でも、お金のためにやっているとは思えません。しかし、私と同じ額の給料をもらっている先生方の中で、授業や研究にそれほど熱心でない先生もいらっしゃいます。ですが、私は、皆さんのやる気と学習態度という報酬をもらっていると思っています。お金に換算すれば出来るけど、それ以上のものもあります。


24. 先生は、目先の利益だけでなく全体のかつ長期的な利益を見越して何か我慢している、妥協していることとしてすぐに思いつくことはありますか。
 答:私は、「艱難汝を玉にす」という言葉が好きです。具体的な目標ではありませんが、我慢をしたり妥協をすることは、必ず将来に結びついていると思っています。


25. 先生はリスクを限りなく0に近づけたいと思いますか?
 答:いやあ、近づけたくても無理でしょう。人間は、誰かがどこかで事故に遭うのは確率で当たり前なのです。私自身、いつも事故にある確率を持っています。しかし、そんはことを考えていたら生きて行けません。人間は楽観的にならないと生きて行けないのです。それを考えると鬱病になるのです。




メディアに心を蝕まれる子どもたち討論  + 遅れた分  08.12.10
26. 中間世界がないのは最近の若者の特徴だと思いますか。昔はなかったのでしょうか。
 答:いや、あったと思います。しかし、マスコミの効果と、アメリカ的な実績主義で強まってきたのだと思います。


27. 新聞離れを問題にすることについて、そのことを全面的に否定するつもりはないが、どうも新聞だけが正しい情報を伝えているという主張のような気がする(ある授業において)。先生は、新聞はどの程度正確な情報を伝えていると思いますか?
 答:新聞も、ある部分は、いいと思います。というより、情報だけで無く、余計な意見や形容詞をつけるのが行けないと思います。正しい情報というのは、それが情報なのです。誤った情報というのは、情報でなく、ウソです。


28. 先生は2ちゃんねるを見たり書き込んだりするのですか?
 答:しました。最近は、ROMだけです。

29. メディアの活用については各小中学校で授業の中で用いている学校がありますが、それは完全に教師の裁量に一任されているのでしょうか?それとも地域などの指示もあってやっているという所もあるのでしょうか?
 答:よく知りませんが、両方のタイプがあるのではないでしょうか。

30. 先生はインターネットをやっていて、怖かった経験をしたことはありますか?
 答:ありません。でも、雷は怖いかも。

31. 先生は一日に何時間ぐらいテレビを見ますか?
 答:私は、一ヶ月に3時間くらいかな。

32. メディアを利用するときに気をつけていることはありますか?
 答:テレビもインターネットも、だらだらと続けて、時間の無駄にならないようにすることです。

33. 楽しいと思えるものは幼児期に決まるのではないかという考えについてどう思われますか?
 答:確かに、脳(扁桃体)の発達を考えると、そのように考えることも出来るかもしれません。


34. 先生は最近の子どもたちがテレビやネット、ケイタイなどと上手に関わろうというか、うまく利用していくためにはどうすればいいと思いますか?
携帯電話などについてのアンケートがありましたが、小学生から携帯を持っている子どもが増えています。教育現場では(特に小学校)どのような指導を行っているのですか?また、今後どのような指導が必要だと先生は考えますか?
 答:親が、関わることです。親が一緒に使うくらいの気にならないとうまく行かないと思います。


35. ネチケットならではのルールはどのようなものがありますか
 答:あります。マルチポストをしないとか個人情報を書かないなどです。


36. 先生は一人でテレビを見ていて寂しいと感じることはありませんか?
 答:テレビを見ないので、わりません。

37. 先生はお子さんに何か習い事をさせていましたか?
 答:小学生以降ですが、一日5分のピアノ、一日10分のドリル、週1回の水泳、年間10日のスキーを高校まで、続けていました。

38. 先生は子どもにテレビを見るときの約束事などを作っていましたか?
 答:一日1時間。

39. 殺人事件の報道は子どもにとって必ずしも有害なのでしょうか。ニュースを知るという意味では逆に見る意味もあるのでは?と思いました。
 答:まあ、マネをして、犯罪をすることも勉強だと思えば、確かにそうだと思います。


40. (統一教会などについてふれて)
先生はそういった宗教に実際に出会ったことはありますか?もしあればどういった状況でどういう風な考えを持ったかということをぜひ教えてください。
 答:私の教え子が、統一教会に誘われて、アメリカから帰ってこなくなったことがあります。このような、教祖の生きている宗教は、教祖の金儲けのために存在するのです。ある意味では、犯罪や詐欺に近いのです。

質問と回答(生徒指導A 081204) 思いやりはお金に換算できる!? 前半+討論、遅れた分

2008年12月04日 | Weblog

1. 先生は、二兆円の給付金は必要だと思いますか。
  答:あれは選挙対策でしょうね。貰った人々は自分たちの税金なのに自民党から貰った気になって投票すると思いますよ。与党の人にとっては、必要なことなのでしょうね。しかし、本当はもっと使い道があると思いますよ。


2. 春休みに国内を一人旅する場合、日本海と太平洋、西日本と東日本のどちらがお勧めですか?
  答:春なら、暖かい地方に、春を探しに行きたいな。太平洋側なら、どっちでもいいと思います。でも、房総のお花畑や、四国、紀伊半島など、どこもいいなあ。もっとマイナーな知多半島とか伊豆半島もおもしろそうですね。


3. 先生は寒いとき、暖房器具を使わないで温かくなるような工夫を何かしていますか?
  答:暖房器具に近いけれど、毎日、布団乾燥機をして、はやく布団に入って本を読みます。ぬくぬくと暖かいですよ。


4. うちのバイト先が接し方で書いたようのに似た感じでコミュニケーションがうまくいかずに微妙な感じです。どうしましょう。笑
  答:そうですか、どうしましょうと言われても、その状況がわからないので、よくわかりません(笑い)。

5. なぜ前期の時の本と変わってこの本を選んだのですか?
  答:まあ、特別な理由はありません。この本もいいなあ、と言うリストをつくってあって、対象文献にしたい本のストックが何冊もあるので、半年に2冊くらいは変えることにしているのです。

6. 長野に住むのに車が無いと不便だと感じる事があるのですが、先生だったらこの状況で子どもに車を持たせることに賛成しますか?
  答:賛成します。しかし、21歳以下の人が事故を起こす確率は、とても高いので、両親はちょっと心配かもしれません。


7. BSE問題が起きたときに食の安全性についてどのように感じましたか?
8. 先生は、BSE問題の時、牛肉は食べましたか。(生産国は?)
  答:BSE問題についての正しい理解が難しですね。私は、1989年にイギリスに行っています。たぶん、牛肉も食べたと思います。しかし、確率はかなり低いことは知っています。また、1980年から1996年の16年の間に、1日でも英国に滞在したことがある人は、献血できないと言われていますが、どうなのでしょうか。


9. 最近、夜10時とか11時くらいになるととても眠くなって、布団に入らずにそのまま寝てしまいます。夜中にまた起きることもありますが、そのまま明け方まで、ということもありました。自分では気づいていない心配事でもあるのでしょうか?また、先生はそういうことはありませんか?
  答:私も、食事をして酒を飲んで8時頃から寝てしまう時があります。そんな時は、4時頃起きて仕事をします。このメールを書くこともあります。それから、6時頃からまた寝ます。まあ、大学の教員だからこんなことが出来るのだろうけどね。自分で気がついていない心配事なんて、心配事とは言えない気がしますが・・・・


10. バイオエタノールの賛成ですか。反対ですか?
  答:ガソリンのことを考えると賛成だったのですが、食料との引き替えとなると問題ですね。今は、反対かな。


11. 先生は「環境経済学」という新しい経済学についていつ頃からご存知でしたか?
  答:この本で、始めて知りました。

12. 先生は経済学についてどのようなイメージをお持ちですか?
  答:大学時代に学んだ知識くらいしかありません。マルクス経済学と、近代経済学くらいなもんです。

13. インターネットで得た情報はどれくらいのレベルなら信じていますか。(例)ソースがはっきりしている。
  答:あまり、信用できないことが多いのですが、参考にはなると思います。心理学に関しても間違っていることもあります。ウキペディアも怪しいものがあります。

14. 今回のわたしのレポートは本の内容から逸脱していますか?
  答:いや、いいですよ。


メディア討論後
1. 同時多発テロのような映像が影響を与えたと本にありますが、本当に悪影響があったと思いますか?
  答:確かに、考えもしなかったことに気がついてしまうことがあります。また、身内が被害にあったら、あの映像が何度も流れたら、きついだろうなあ。


2. 長所・短所を含めてメディアを利用すれば良いと思うけど、短点として「情報弱者」になるのってやっぱり怖いよな…とか思うんですが、情報弱者になることについてどう思いますか?
  答:あまり、気になりません。株の取引のような架空のお金のやりとりと実体経済(実際にものを作り売ること)の間の関係に似ています。情報が無くても、衣食住と自分のやるべき仕事がしっかりとしていれば、情報があまり無くてもかまわないと思います。


手書きですみません。
3. 教育学部キャンパスではジャージの学生をよく見かけます。たぶん多くが体育科の人だと思いますが。ジャージで学校に来ることをどう思いますか?
  答:反対です。でも、、ジャージがファッションだと思っている人もいるかもしれないので何とも言えません。ジャージは、運動着あるいは部屋着だと思っています。それぞれの場所に相応し服装というのがあります。いわゆる、TPOと言うものですね。わたしは、授業や会議はネクタイをすると決めています。しかし、家では、綿パンにトレーナーでいることが多いです。


4. 感想文って考え込んでしまうと、いつまで経っても書けないので、勢いに任せて書いているところがあるんですが、そうすると過去の感想文を読むと、「うわ、自分ってこんなこと書いていたのか!」と、恥辱というか嫌悪感にさいなまれて、何もかもしたくなくなるのですが、何か良い方法は無いでしょうか。
  答:そんな過去のこと、誰も憶えていないし、誰も気にしないですよ。というより、気にしてくれないですよ。レポートは書きたいように、好きに書けばいいんじゃないかと思います。また、過去の文章が未熟だと感じたことは、それだけ成長していると言うことですよ。自信を持ちましょう。


5. そろそろ独り身にとっては恐怖のクリスマスが始まるわけですが、先生は何をされますか?
  答:前も書いたけど、24日から26日までは、他の大学で集中講義です。


6. この本を読んでいると、字面だけで感情が渉み出てくる方言って凄いなと思うのですが、先生がオススメしたい方言ってありますか?(方言ブームはもう去ったけど…)
  答:特別にはありません。私は、江戸弁で、シとヒが混同して使っています。ヒかたがない。


質問と回答(生徒指導B 081203)メディアに心を蝕まれる子どもたち 後半+遅れたレポート

2008年12月04日 | Weblog
1. メディアを批判的立場、肯定的立場どちらでとらえておられますか?
  答:うーん、メディアそのものに対しては、どちらでもないような気がする。ただ、現在のテレビなどの視聴率を上げ、儲けだけを狙う状況に対しては、否定的です。


2. 先生は元次官殺傷事件について、どう感じていますか?
  答:今ひとつ、納得できない理由ですね。しかし、病的なものであれば宗なのかもしれませんが・・・


3. 先生は、ブログを書いていらっしゃいますが、ネットを利用するにあたって何か気をつけていることはありますか?また、ネットの楽しみ方や、魅力的な面を教えてください。
  答:このブログは、ブログとは言えないと思います。他にもブログがあるのですが、どうも、結局、自分のことをひけらかして自慢しているように思うので、あまり書きません。

4. 現代の子供たちのネットの使い方について先生はどのような問題があると思いますか?
  答:子どもと言っても、小学校高学年以上だろうけど、この頃の子ども達は、自分がどんな人間かを探っている段階です。まだ、どんな人間になるかもわかっていないので、あまり、ブログを書いても中身のないものになりがちです。もちろん、自分を知ってもらいたい気持ちはわかります。しかし、知ってもらうものがあまり無いので、どうしても相対的に、他の人間を低く見ることで、自分がそれよりも相対的に高い(優秀)と考えて満足する傾向があります。ですから、子どものブログは、自己満足のために他者を非難するなどが多く、あまり意味がないかもしれません。


5. 先生の思う「頭のいい人」とはどんな人ですか?
  答:突発的な出来事に冷静に適切に対応できる人。そのためには、広い知識と広い視野が必要だと思います。


6. もしも自分のブログに匿名で誹謗中傷が書かれた場合は、どのように対処していますか?無視をするのですか?それとも正面から反論しますか?教えてください。
  答:私は、ブログでの質問やコメントは、表面に出ないようにして、一度吟味してから、公開します。ですから、誹謗中傷は、そのまま無視をして削除します。表には出しません。

7. 犯罪とメディアの関連性を考える際、子供にテレビを見せるか見せないかを決定する権限が家庭(親)にあることを考えるとの要因から、犯罪とメディアというよりも犯罪と家庭環境の関連性が非常に大きいという方が正しいのではないでしょうか。軽度発達障害の子どもが犯罪歴の割合が高いことも、家族から子供へのコミュニケーションの欠如が感情移入の欠如を生むだけでなく、家庭が子供に軽度発達障害があることに気づかず虐待につながることが影響しているからなのではないでしょうか。この考えは正しいと思いますか?
  答:始めの、犯罪とメディアというよりも犯罪と家庭環境の関連性が非常に大きいという部分は正しいと思います。しかし、実際には軽度発達障害であることに気づかずに虐待につながる確率は、それほど高くないと思います。


8. 先生は自分の子供が小学生や中学生のうちから積極的にインターネットを利用していくことをどう思いますか?
  答:私の子どもについては、平気だと思います。しかし、時々、どのようなところを見ているかを子どもに尋ね、さらにチェックするでしょう。


9. メールやブログなどで、相手の意図する文脈が読み取れなくて困ったことはありますか?
  答:そうですね、ありますよ。どういう意味なんだろうとね。


10. インターネットの匿名性について先生はどのようにお考えですか?
  答:ある場面では、便利だし、いいと思います。しかし、本来なら、名乗るべきところでも匿名であることは、問題だと思います。


11. 先生は「2ちゃんねる」についてどのような考えをお持ちでしょうか?
  答:私も、ときどき、2チャンネルを利用します。もちろん、ロムですが。なるほど、こんな風に攻撃して行くのだななどと見ています。勉強になります。しかし、ネットなんて、つながなければ、それまでですよ。気分が悪かったら切ればいいのです。これは、いじめと同じで、危ない時には逃げるに限ります。


12. 先生は、ネット教育をいつごろからすべきだと思いますか?
  答:まあ、小学校の高学年でしょうね。それも、親が一緒に楽しむことをしたり、ネットの内容を親子で話し合うなどの共有が大切だと思います。


13. インターネットが日本に導入されるとき、国は管轄していたのですか?
  答:インターネットは、管理できません。始めは、大学の院生同士が勝手に、ポルノの画像を送るために、自然発生的に、このような高速の通信が発達してきたのです。それを他の人々(会社や政府)が利用するようになったのが現在の姿です。現在でも、インターネット上でやりとりされるデータの半分がポルノ関係のものだとも言われています。

14. 子供用にインターネットのフィルタリングソフトがありますが、これはどの程度有効なのでしょうか?
  答:ある程度有効ですね。特定のファイル名のあるページを見ることが出来ないというのが基本です。

15. ブログを持っている子供がいたとして、その子供のブログが何らかの事情で「炎上」してしまい、子供がショックを受けていたとして、教師はどのような言葉をかけてあげるべきなのでしょうか…?
  答:それは、その子どもによりますね。それしか言いようがありません。しかし、それをきっかけに、ネット以外のおもしろいものに興味を持たせることがあってもいいかもしれません。経済と同じで、実体経済のように、スポーツやものを実際につくるなどの部分がないとネットだけでは、何も成り立ちません。

16. 実際に超能力を訴える宗教の人に勧誘を執拗に迫られることがあるのですが、どうやって追い払うのが良いのでしょうか?この本の紹介でもして、それを読んでから出直してきてもらうのがいいのでしょうか。
  答:一番は、できるだけ、その人に会わないようにすることです。次には、出来るだけ、来ても無視をすることです。


17. 先生は江原啓之さんの能力や占いについてどう思いますか?
先生は江原啓之、細木数子などは好きですか?
  答:その人達をよく知らないのでわかりませんが、ばかばかしいとしか言いようがないし、テレビ局が、そのような人を視聴率だけで出演させるのは間違っています。

18. ネットを利用するにあたって個人情報はどれくらい守られているのですか?そのサイトに行くだけで、自分の情報が残ってしまうという危険なサイトも存在するのですか?
  答:個人情報稼働かわかりませんが、IPアドレスは残ります。それをプロバイダーを通して調べれば、ほとんど、誰がアクセスしたかはわかってしまいます。現実には、そんなに簡単には、調べることは出来ません。ウィルスやスパイウェアーに取り込まれない限り平気です。また、本当に重要な内容(パスワードなど)は、メールに書くなどはしない方がいいと思います。


19. 先生が一番はじめにブログを書き始めたのはいつ頃で、どんな内容のものでしたか?
  答:私は、ブログというものが無い時代に、自分のホームページを持っていろいろ書いていました。しかし、結局、自己満足で、自分の知識を、よりレベルの引く人を対象にひけらかすことでしかないと思った時にやめました。今ある、個人的なブログは、遠くへ住んでいる子ども達への近況報告のつもりで始めました。

20. 現実的には難しいですが、自分は子供に対してはメディアに対する情報をかなり制限する必要があると思っています。ネットを使うことに関して年齢制限をかけられるとしたら先生はそのことに賛成ですか?反対ですか?制限をかけるとしたら何歳ぐらいが良いと思いますか?
  答:年齢は、その子どもに状況や使い方によると思います。しかし、基本は親が一緒に関わって使うことが必要です。

21. 先生は子供のホームページ作りをどのように思いますか。
  答:いいと思いますが、親が一緒に関わって欲しいと思います。

22. 先生はネット恋愛についてどう思いますか?また、奥さんとメールのやり取りをすることはありますか?
  答:ネット恋愛は、寂しい人にとっては、うれしいことだと思います。ワイフとは、よくメールをしますし、夜には電話がかかってきます。また、遠くにいる子ども達ともメールをします。

23. 先生は子どもがどれくらいの年齢のときに携帯電話やパソコンを使わせ始めましたか?
  答:私の自作のパソコンを中学生の時に与えました。当時は、ゲームをしたり、音楽を聴いたりしていました。

24. なぜ最近スピリチュアルが流行するのだと思いますか?
  答:マスコミが取り上げ、視聴率を上げようとするからだと思います。また、その背景には、人間は、理解できないことがあると、一応、何でもいいから納得したいという欲求があるのです。

25. 私は、中間世界の形成やインターネットの活用が鬱につながることがあるという前提で感想を書かせていただきましたが、そのよう状況に陥ってしまった彼女にたいしてどのような対応をしたらいいと思いますか?教師であったらどうしたら良いとお考えになりますか?
  答:実態の友人関係が希薄な人は、インターネット中毒になります。それが進むと、精神的に問題が生ずる場合があります。何とかして、インターネット以外の興味を持つことが必要です。

26. 実際に子どもがインターネット犯罪に関わってしまうことはあるのだろうか。
  答:あります。表面に出ない、いろいろな非行や少年犯罪は、常に起きています。


遅れたレポート
1. 海外でも同じような事件は起きているのであろうか。
  答:どの国でも同じです。もちろん、ネットの復旧率によるとは思いますが・・

2. 先生方の対談の中で、ADHDに対する治療薬の話しがあったのですが、その薬には若干の副作用があるということでした。それが具体的にはどのような症状なのか知りたいです。
  答:これと決まった副作用な内容ですが、子どもによっては、いろいろな症状が出るとは聞いています。具体的には、吐き気や食欲不振、、頭痛、腹痛、発熱などです。


3. 先生の好きなテレビ番組は何ですか。教えてください。
  答:私は好きというか、一週間に一度だけ、「世界不思議発見」を見ます。

4. 生徒指導概論の授業スタイルが今のものになったのはいつからですか?
  答:20年くらい前です。始めは、討論をさせて、授業をさぼっていると言われました。


5. この本を読んで、テレビに馴染んでしまった赤ちゃんはテレビをつけると泣きやみ消すと泣き出すといったふうに書かれていますが、改善点というものは存在するのでしょうか。また、自閉症とテレビの普及になんらかの関係があるとありますが先生はどのようなお考えをお持ちでいますか。
テレビ視聴と自閉症との関係について先生はどのように思いますか?
  答:それは、あるでしょうね。改善点は、同じ時間を親が大人が相手して遊んであげることです。自閉症との関係は、無いと思います。


6. 発達障害児をいじめから守るにはどうしたらよいのでしょうか。
  答:子どもに環境と状況によります。理解のあるクラスや担任であれば、多少程度を下げて話すのもいいでしょう。また、いじめを強制的に無くすのもいいかもしれません。しかし、いじめは、程度によりますが無くなりませんし、お互いに理解するプロセスでいじめに似たようなことが起こる可能性もあります。

7. クラスから引き離して特殊学級に移るのはその子にとって幸福ですか?
  答:子どもによります。それは、親がどのように考えるかで、子どもの心理的な状況に影響するからです。しかし、ある程度重度の場合、一般就労を目指すのであれば、養護学校の方がいいでしょう。また、LDのように、個別のプログラムを作ることが可能であれば、特殊学級の方がいいと思います。