かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答:生徒指導概論 A (木) 121025 新しい「教育格差」 後半

2012年10月27日 | Weblog
1.先生は、中高一貫校に子どもを通わせたいと思いますか。
   答:そうですね.どちらでもいいですが,環境が変わらずに6年間過ごせるならその方がいいと思います.

2.先生が、集団暴力行為の場面にであったらどのような対処をしますか。
   答:場面によりますが,とりあえず,やめるように行動したいと思います.

3.先生は、Mくんの事件のようないじめの現場にあったことがありますか。あったとしたら、どのような対応をとりましたか。
   答:私は,暴力行為は断じて許さないことをルールとして生徒に話をして,それでも尚,生じた場合は警察にも知らせたいとおもいます.また,親と協力して指導するという形をとりたいと思いますが・・・


4.先生は子どもの頃にいじめにあったり、逆にいじめていたり、またはいじめをただ傍観する立場にいた、という経験はありますか。
   答:ありません.たぶん,中学生の時なら,いじめを止める方にまわったと思います.

5.先生は、子どもたちが積極的にネットを使っていくべきだと思いますか?
   答:それでいいと思いますが,親や教師がしっかりとチェックし,一緒にネットをするくらいの状況が必要だと思います.

6.先生は自分のクラスでいじめに気づいた時にどのような指導をしますか?
   答:いじめは絶対にいけないというルールを話して決めておき,やぶったら,厳罰にすることを約束してもらいます.

7.りんごと梨ではどちらが好きですか?
   答:うーん.どちらかというと梨かな,でも,20世紀(梨)よりは,ふじ(リンゴ)の方が好きだけど・・・・

8.今、名古屋旅行を計画しているのですが、先生オススメの場所・グルメがありましたら教えてください。
   答:すみません.あまりしりません.愛知万博と学生の頃の栄町でのパチンコくらいしか憶えていません.名古屋出身の人に教えてもらってください.


9.「自分」が分からないと嘆くこと、いつまでたっても生産性の無い思考を繰り返すごとは、甘えなのでしょうか。大人になりきれていないということなのでしょうか。
   答:「自分」というものは,いくら探しても,どこにもありません.あるのは,あなたの頭の中の,「自分」についての記憶(写真などで自分だと思っているもの)と「自分」についてのイメージだけですよ.過去のことより,今日,どのように過ごすか,将来,何かやりたいことがあるかの方が大切です.

10.先生はいじめ問題についてどう考えていますか。
   答:いじめの章と,いじめに関するレポートと討論で考えましょう.

11.男女の格差はこれからも続くのか。
   答:徐々に,無くなって行くと思いますが・・・

12.先生は、メールを良くする方ですか?メールと電話だったら、どちらが便利だと思いますか?
   答:両方,適度に使います.メールは,留守電の代わりになりますから・・・

13.ミキサーを買うか迷っています。一人暮らしでも使う場面は多いですかね?
   答:そうですねえ.私は,ミキサーでなく,フードプロセッサーを買いました.一番安いものですが,役に立っています.

14.大学生の頃を振り返って考えたとき、大学生のうちに経験しておけば良かったと思うことを教えてください。
   答:なんだろう.やはり,本を読む,人と話す,旅をする・・かな

15.携帯電話などの普及によって子どもたちに目に見える変化は実際現れているのでしょうか?
   答:どの年齢の子どもかわかりませんが,公衆電話を使わなくなったのは確かでしょうね.具体的な子どもの変化は資料がないのでわかりません.

16.もし、いじめが発覚したら、川島先生ならどう対処しますか?いじめられる子に対して、どんな声掛けをしますか?
   答:他の友達をつくるように,指導したいと思います.グループ分けや部活でも配慮したいと思います.

17.先生は、多くの旅行をしているそうですがそのひとつひとつの旅行には目的か何かあったのでしょうか?
   答:目的をつくることもあれば,気の向くままというのもあります.私の旅は,ホテルや行き先をを決めないで,レンタカーだけを借りて旅を始めることが多いです.ホテルは、その時行こうと思っている先で、予約をせずにその場で決めることが多かったです。でも最近は、前の日くらいにネットで予約することもよくあります。


18.先生の考える、男女間の格差は何だと思いますか。
   答:一番の問題は,男性が女性を性の対象としてだけ見て,人格を含めた人間性を大切にしない点にあると思います.

19.携帯電話やネット社会に依存し、トラブルに巻き込まれたり対人関係が上手くいかなかったりすることを防ぐために、教師はどのような指導、働きかけをすれば良いのか。
   答:携帯の問題は,親と協力しないと指導できません.毎日,子どもがどのようにネットを使っているかチェックするように指導したいと思います.

20.男女間格差の話がでてきましたが、実際男女が完全に平等にはならないと私は思うのですが、先生はどう思いますか。また、子どもに男女平等というのを教える時に、完全に平等にはならないということを説明することは必要だと思いますか。
   答:完全な平等というのことの意味の問題だと思います.もちろん,男性が子どもを産むことはできないという意味では全く同じではありませんが,日常生活の中で,例えば,食事を作るのは女性,お茶くみも女性,女性は生け花や茶道が得意,力仕事は男性,ダンプの運転手は男性・・・というようなことは解消することが可能です.結局,先入観からの男女差別をしないことだと思います.


21.先生は、留学が子供を救うかもしれないとおっしゃっていました。それは語学留学でも同じように考えますか.よく「語学留学は、語学を学ぶということで道具を学ぶことであり、遊学蔦」という意見を聞きますが、先生はどのように考えますか.私は、どのような経験をするかはその人次第で、価値観を広げられる良い機会になると思います。
   答:そうですね.外国に行くと,それまでと,異なる価値観に出会うことができますから視野が広がると思います.また,語学留学といいますが,その国の言葉を一応しゃべれるようになるのには,留学して3年はかかると思っています.ですので,遊学も十分,大切です.


22.最近、朝なかなか起きれないで、1限に遅刻しがちですが、どうしたらいいですかね。睡眠時間は3時間とっているのですが,何か寝方に閲趨があるのですかね?お願いします.
   答:やはり,早寝,早起き,どうせ同じ時間を寝るなら,午後10時から午前2時を含めた時間に寝るようにしたらどうですか.夜をだらだら過ごすより,早起きした方がいいですよ.


23.今の学校現場で一番大きい教育格差はなんであると感じていますか。私は、個人の格差ではないかと感じています。
・教育格差をなくしていくために、何をすればよいのか本には書かれていました。私は、一人一人が意識を変えていくしかないと考えましたが、先生自身は教育格差をなくすためにどうすればよいと考えていますか。
   答:教育格差は,金銭的な収入の格差と結びついているので,簡単にはなくせないと思っています.ですから,社会体制や社会の仕組みを変えないと,教育格差はなくならないと思います.もし,無理になくそうとするならば,子どもは全員,公立に入れて,同じ寮生活をして同じように教育するしかないでしょうね.それでも,能力の差はありますが・・・

24.同じように教師と呼ばれる人の知識の差(大学時代に学んだことや教師になってから学んだこと)に違いがあっていいのでしょうか。
   答:もちろん,そんなこと,なくそうとする方がおかしいですよ.私は,教師は,いろいろなタイプの人,いろいろな学歴の人がいていいと思っています.教師はロボットではありませんよ.でも、最近はマニュアルどおりに動かそうとする校長や教育委員会の人が多い気がします。


25.授業などでグループが一緒になっただけの関わりの人とはその後も挨拶などを続けるべきなのでしょうか?私はグループ活動が終わった後は会っても挨拶をしなくなります。でも会うたび少し自分の中で気まずくなります。普通ならどうするものでしょうか?
   答:私は,少しでも顔を知っている人には,あいさつをします.そして,あいさつしてくれなくても,気にしないで他の人にもあいさつをします.こちらが,好意を持たないと相手も好意を持ってはくれません.

26.今の社会では子供が携帯電話やスマートフォンを持つことがどんどん当たりまえになって.きていますが、安全面からも学校に持って行って欲しい保護者も多くなってきていると思います。私は、何かと物騒なこともあるので、学校に持ってくること自体を禁止する必要は無いと思いました。この携帯電話の問題について、先生はどのようにお考えでしょうか?
   答:その通りだと思います.一番,大切なのは,親や教師が,その内容をどのようにチェックするかです.金さえ出して,買い与えればそれで親の役割が終わりだと考えている,親の意識を変えることが必要です.

27.保護者に対する指導と書きましたが、私はそれをプリントなどによって行いたいと考えています。ほかに何かあると思いますか。
   答:いいですね.基本的にはプリントだと思います.また,父母の会で話をすることもいいと思います.多くの学校での校長の偉そうな訓話をやめて,もっと子どもについての具体的な話が必要だと思います.

28.今回の本の中には男女の格差が取り上げられていました。今まで僕は男子と女子で差別を感じたことは一度もないのですが、やはり社会に出るとそのようなことはたくさんあるのでしょうか?先生が経験したエピソードなどあれば教えてください。
   答:たぶん,それを感じたことがないということが、差別につながっている可能性があります.家で食事を作るのは主に女性とは思っていませんか.年寄りの面倒を見るのも女性が中心だと思っていませんか.差別や偏見は,気がつかないところに問題が生ずるのです.


29.いじめからの自殺が最近では多くなったように感じるが、それはここで学んだ交友関係の希薄から相談できる相手や機会がうしなわれているからなのですか?
   答:多くなっているとは思いません.私は,一人の子どもが,いくつかの友人グループができるように指導するといいと思っています.

30.先生みたいなダンディな男になるにはどうしたらいいですか?教えてくださ
い!
   答:ダンディか,あまり自分を考えたことがありませんが,たぶん,低い声で話をする,毎日朝体操をして健康的に過ごす,洋服はパターン化しイメージをつくる・・・くらいは努力しています.

31.わたしが小学生や中学生のころ読んでいたマンガで得た知識が今も役立っていたりします。マンガを読むくらいなら小説を読めと言われますが、それっていいことなんですか?わたしはマンガもいいと思うのですが…。
   答:いや,私は,マンガを読むのはいいと思っていますよ.マンガより小説がいいとは思っていません.


32.先生は、facebookなどに興味がおありですか。いつでも誰かとつながっているような状態が続くことに関してはどのように感じられますか。
   答:うまく,いっている間は,楽しいのだと思います.でも,いつもうまくゆくとは限らないので,そんな時に,困るのだと思います.

33.川島先生は、例えば韓国の反日教育など、多文化の理解を妨げるような教育を行っている国や地域について、どうお考えになっているのか。
   答:たぶん,それは,内政の問題で,外に敵をつくると,国内はまとまり易いために,意図的にそのように教育することがあります.日本も,さんざんやってきました.また,逆に,ある特定の国を味方だと教育する(例えば,日本でのアメリカ)ことも可能です.日本はアメリカに原爆を落とされたのに補償を求めていません.国の単位でのイデオロギーは外から見ると複雑な問題を含んでいます.私は,日本と中国と韓国は,力を合わせてアメリカやヨーロッパ(EU)に対抗するような経済圏をつくることができたらと思っています.外国に行くと,日本と韓国,中国とは兄弟のようなものに見られますよ.

34.先生のモンスターペアレントに対する体験談や考え方(対応やそういった風潮になった原因)について教えて下さい。
   答:すみません.モンスターペアレントに出会ったことがないので,わかりません.

35.現在は小学生から携帯電話を持たせることが多くなっていますが先生はどのくらいの年齢から持たせるのが適当であると思いますか?
   答:年齢で一律に決めることはできないと思います.

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。