かったかくんのホームページ

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ふるさと再発見「桧原マツ」

2014年04月13日 | Weblog
山頂のお寺の賑わいこだまする
          幻想的に霧も包んで





今日は、中学校時代以来に耶馬溪町の上川内を通り、桧原山正平寺に行きました。小学校の頃は、遠足やキャンプで桧原山に行く機会がありました。お寺の前にある池の中にある鬼笛を採って鳴らしたりしていました。



両親がまだ店を営んでいる頃は建材品の配達をするために、父の車に乗りよく上川内に行きました。それ以来です。なぜ、上川内へ?今日は、桧原山で「桧原山マツ」というお祭りが行なわれます。




しかし、天候は雨。ふもとから約4キロの道のり。離合もできないようなうっすら霧がかかる山道に車を走らせました。懐かしい道です。友人も出演する「桧原山マツ」。是非、一度訪れてみたかったお祭りの一つです。同じ町内に住んでいながら、見たことがないお祭りです。


「ふるさと再発見」のドライブででした。




着くと、地元にいる同級生が駐車場の誘導をしていました。「久しぶり。」という言葉をかけながら、鬼笛の話もしました。「今でもこの池にはあるよ。」当時の懐かしい思い出の「たからもの」が消失していなくてよかった。

風景を見ながらもあの頃が蘇ってきました。




『桧原山正平寺(中津市耶馬溪町)は、約1400年前、正覚上人が開いたといわれる天台宗の寺です。鎌倉時代に始まったとされる「桧原マツ」は、五穀豊穣を祈願する神仏習合の特異な祭りで700年の伝統を誇ります。




講堂での法要の後、ホラ貝の響きを合図に「お上り」が始まり、薙刀をもった白装束の僧兵を先頭に、三基の神輿が下宮から200m離れた本堂へ駆け上がります。その後、境内では、「御田植式」が始まります。稲作の一連の所作が、古式にのっとりユーモアたっぷり演じられ、観客者とのかけあいも楽しみの一つです。』




地域の方が観光客の方たちを集会所でおもてなしをしています。「どうぞ、お弁当を召し上がってください。」たくさんの知り合いの方がいました。「あんた、かったかちゃんかね。久しぶりやねえ。」と幼いころ、お世話になった方もいて手を握りながら声をかけてくれました。嬉しく感じました。


市長さんたちものぼってきていました。あったかなおもてなしの中で、「御田植式」を待ちました。今日は、雨のために境内では行なうことができなかったので、本堂での開催です。



初めて見る「御田植式」。友人たちは、下ネタ入りの観客と巧みにかけあいをしながら「御田植式」を『水どめ、田打ち、畦塗り、代かきなどの農作業を古式の歌、笛、太鼓に合わせ、寸劇風に面白く演じて』いきます。さすがです。本堂をかけあいの声や笑い声で包みます。




天気がよければ、景色もいいだろうし、ユーモラスな「御田植式」も見ることができるし、もっと楽しめたと思います。「御田植式」が終わってから、もち投げがありしっかりキャッチして帰りました。愉快に雨の日の桧原山の正平寺は賑わいました。




ひんやりとして境内は霧も立ちこもり幻想的な雰囲気になっていました。知れば知るほど、ふるさとにもいろんな伝統文化が残っています。過疎化が進む中でも、大切にしていきたいもの、継承していきたいものがふるさとにはたくさんあることを肌で感じました。

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