新聞に載っていましたが、平成24年4月1日から国民健康保険税を現行から19.4%アップさせるため、12月定例市議会(12月5~21日:予想)に提案するようですね。
その理由は、平成22年度に当時の現行から9.2%アップさせ、約1億円の増収を見込んでいたものの1600万円程度にしかならず、このまま何も手を打たないでいけば
平成23年度は、約3億1600万円の赤字(累積赤字は約 1億2200万円)
平成24年度が、約3億8300万円の赤字(累積赤字は約 5億 500万円)
平成25年度は、約4億6700万円の赤字(累積赤字は約 9億7200万円)
平成26年度は、約5億5400万円の赤字(累積赤字は約15億2600万円)
となるようです。
荒尾市の国保会計は、平成17年度から単年度収支が赤字で推移し、これまで財政調整基金(貯金)を取り崩して収支を合わせてきましたが、それも23年度ですべて使い切り、24年度からはゼロになるそうです。
このように赤字となってきた原因には、
★荒尾市は、一人当たりの医療費が高く、保険給付費が高く推移している。高額医療地域に指定されている。40万2688円(熊本県内で水俣市に次ぐ2番目の高さ)。
★収納率が減少してきている。平成19年度は94.61%だったが、22年度は90.44%まで落ち込んでいる。
この2点が挙げられています。
高齢化比率27%超。検診受診率が低調に推移(重篤化している)。医療機関と荒尾市との連携。体力づくり、健康づくりの取り組み。啓発活動。そして、落ち込んでいる原因には、払いたくても払えない現実。年金等の収入が減ってきているのに支出の医療や介護、税制面、そして生活費の負担増にあるのではないでしょうか。
提案された税率アップが可決されれば、赤字見込みの約半分の1億9300万円の増収となるようです。
そして、夫婦40歳以上、子ども2人、課税標準所得200万円(収入ベース358万円)のモデルケースで見た場合、国保税は現行の40万7900円が48万円になり、7万2100円の増税となるようです。
以前から、国保・市民病院・荒尾競馬へのテコ入れを強めていかないと荒尾市にとって大変なるということが言われていました。
市民病院は、病院特例債の活用や市一般会計からの約束事もあり、また医師の増加等により単年度黒字を計上し、一つの山を越えたとは思いますが、競馬と国保税は荒尾市の将来を左右する大変な問題となっています。
財政健全化法の4指標の実質赤字比率、国保会計を含めた連結実質赤字比率の推移も見極めながら、この国保税率アップの提案に市議会がどう判断するのか注目です。
その理由は、平成22年度に当時の現行から9.2%アップさせ、約1億円の増収を見込んでいたものの1600万円程度にしかならず、このまま何も手を打たないでいけば
平成23年度は、約3億1600万円の赤字(累積赤字は約 1億2200万円)
平成24年度が、約3億8300万円の赤字(累積赤字は約 5億 500万円)
平成25年度は、約4億6700万円の赤字(累積赤字は約 9億7200万円)
平成26年度は、約5億5400万円の赤字(累積赤字は約15億2600万円)
となるようです。
荒尾市の国保会計は、平成17年度から単年度収支が赤字で推移し、これまで財政調整基金(貯金)を取り崩して収支を合わせてきましたが、それも23年度ですべて使い切り、24年度からはゼロになるそうです。
このように赤字となってきた原因には、
★荒尾市は、一人当たりの医療費が高く、保険給付費が高く推移している。高額医療地域に指定されている。40万2688円(熊本県内で水俣市に次ぐ2番目の高さ)。
★収納率が減少してきている。平成19年度は94.61%だったが、22年度は90.44%まで落ち込んでいる。
この2点が挙げられています。
高齢化比率27%超。検診受診率が低調に推移(重篤化している)。医療機関と荒尾市との連携。体力づくり、健康づくりの取り組み。啓発活動。そして、落ち込んでいる原因には、払いたくても払えない現実。年金等の収入が減ってきているのに支出の医療や介護、税制面、そして生活費の負担増にあるのではないでしょうか。
提案された税率アップが可決されれば、赤字見込みの約半分の1億9300万円の増収となるようです。
そして、夫婦40歳以上、子ども2人、課税標準所得200万円(収入ベース358万円)のモデルケースで見た場合、国保税は現行の40万7900円が48万円になり、7万2100円の増税となるようです。
以前から、国保・市民病院・荒尾競馬へのテコ入れを強めていかないと荒尾市にとって大変なるということが言われていました。
市民病院は、病院特例債の活用や市一般会計からの約束事もあり、また医師の増加等により単年度黒字を計上し、一つの山を越えたとは思いますが、競馬と国保税は荒尾市の将来を左右する大変な問題となっています。
財政健全化法の4指標の実質赤字比率、国保会計を含めた連結実質赤字比率の推移も見極めながら、この国保税率アップの提案に市議会がどう判断するのか注目です。
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