数日前の朝日新聞の1面に掲載された『郵便局年賀状を自爆営業』。
1万枚販売のノルマをつきつけられ、売り切れない分は「年賀状買い取り40円」と貼られた金券ショップに持ち込むなどして目標達成するという実態。
自分で年賀状を購入し、自腹の負担を減らすために金券ショップへ。2000枚、3000枚、4000枚と持ち込み、差額分が自費となり、そして目標ノルマの達成。
こんなばかげた話が以前から続いているからこそ、新聞報道で大きく取り上げられたと思います。
私の周りでは一人の郵便局員に対して家族、親せきはもとより、同級生などまでもが総動員され、それぞれの職場をはじめ地域の中でまさに『年賀状予約争奪合戦』が繰り広げられています。
予約の声がかからないひとはいないという感じですね。
年賀状という意識が若い人ほど薄れてきている昨今、またインターネットをはじめとした通信機器の発達の中で、高齢者の中でももはや年賀状は儀礼的なもので、手書きでというものは皆無に近いですね。
そんな状況の中で突きつけられているノルマ。
1万枚という数字は何の根拠があってのものなんでしょう。利益追求のあらわれが局員に対してのノルマとなり、達成に向け自爆営業。
年賀状が必要な方は、郵便局やコンビニに買いに行くでしょう。
ノルマなんて即刻、廃止すべきですよ。
郵便局の窓口に行けば『ラーメンはいかがですか』とか、様々な商品の案内を受けることから、もっぱら利用はATMだけに。
商品を買う目的で行っていないのに声をかけられるのは、断りづらくてイヤデスネ。
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