2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

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少数意見を切り捨てないで!

2014年11月07日 | その他

長洲町と荒尾市で開催された、有明海沿岸道路Ⅱ期計画概要説明会
私は、荒尾市役所で開催された説明会に参加しましたが、300人ぐらいはいたんじゃないでしょうか。その関心の高さがうかがえます。

沿岸道路計画の大牟田から熊本市までのうち、今回は大牟田から長洲町までの約8.2kmを都市計画道路として位置づけ整備するとのこと。
インターチェンジを3か所設け、競馬場跡地付近に荒尾北IC(大牟田方面のみ)、市屋ガード付近に荒尾南IC(長洲方面のみ)、そして長洲港IC。

ルート計画では、国道389号のモスバーガー以南について変更の説明があり、堤防より海側を走る道路計画を見直し、市屋ガードからJR線路に沿って南荒尾駅の裏側にするとのこと。
その理由は、県条例で保護されている松並木を守るためとのことだそうです。

参加者からの質問では、最初の方が『計画反対』の声を上げたもんだから、会場内にざわつきの声がありましたね。
新市民病院建設計画との関係(影響が出ないか?)、ラムサール条約と野鳥保護問題、財政問題、土地収用問題など色々とでましたが、切実な問題としてルート上にあたる家屋の問題がありました。

建設方式を盛り土か高架になるようですが、今まで静かな土地に暮らしていた世帯が、建設後は毎日、道路の真下になることで精神的な苦痛を受けることになるのではないか。騒音問題も危惧することからルート計画変更を求めると、大島4丁目の生活環境を守る声が上がりました。
計画では、荒尾市浄水センターと北新地グラウンドの間を通ることになっていますが、それをセンターの西側を通るようにすればだいぶん緩和されるということです。

今回は説明会ということで、今後の手続きを経て事業化になった時点であらためて説明するとのこと。その時期は、国の予算編成が大きく左右するのでまったくの未定とのこと。

新しく何かを作れば、必ず生活環境に多少の影響がでることは容易に想像できます。
今回の事業で、慣れ親しんだ土地を手放し転居に追い込まれる世帯があるのかどうかは分かりませんが、少数の意見を切り捨てることがないよう、対応をしてほしいですね。