2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

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消防署の統廃合に市民は怒っている!

2012年10月27日 | その他

昨夜、10月26日の午後7時から、荒尾市文化センター会議室で開催されました消防署の統廃合計画<WBR></WBR>説明会。
広報あらおに載っていて、今後どうなっていくのか興味がありましたから、参加してきました。
『会場はまばらの状態だろうな』と思っていましたが、まったく逆で、会場にはほとんど空席が見られないほどの満員状態。
ざっとで、150人はいましたかね。関心の高さが伺えました。
説明は、有明広域行政事務組合 消防本部 荒尾消防署 統合計画と題うち、計画は現在の1本部2署8分署を6分署にするものです。
具体的には第1期計画として、
緑ヶ丘分署を廃止し、新規に建設する荒尾消防署と統合。
消防本部西分署を廃止し、玉名消防署に統合。
長洲分署の移転。
新荒尾消防署は、2014年度に完成する計画で、場所はし尿処理施設の松ヶ浦環境センターの南側、荒尾市所有の土地を広域行政事務組合が買い取り、道路との高さが7mあるので2mまで切り下げて建設するようです。
現在ある玉名の指令センターもここに持ってくるようで、建設費用は12億6000万円と言われていました。
このような背景には、各施設の老朽化や耐震構造の問題、国民保護法への対応、人口動態や街の変貌、週休二日制の導入、救急業務の平準化などが上げられていました。

ここで問題となるのが、緑ヶ丘分署と消防本部西分署を統合廃止することで生ずる、生命と財産を守る消防業務が不十分になること。
府本地区や八幡地区、もちろん万田地区もそうですが、デメリットを受ける地区が増大し、現在よりも最大で<WBR></WBR>11分到着が遅れるらしいんですね。
このことに対して会場内からは、荒尾市長などの責任問題や計画に対する疑問、計画凍結を求める声の嵐が吹き荒れることに。
その中には私もいました。
私からは、『市民の多くが、この計画がある事自体知らない。また計画により、到着時間の遅れ(デメリット)が現在よりもこうなるなどの資料を市内22000世帯に配布するなどして、十分に市民の声を聞くべき。出された意見は理事会にて反映させるとのことだが、その結果を報告して欲しい。次回の説明会開催を求める。市民が納得するまで、計画の凍結も求める。』
組合と市民との意見が平行線のままで推移していたこと、会場使用ができる午後9時になろうとしていたこともあり、出された意見に対してどのように検討したのか説明会を開催することを約束させて終了しました。
次回の開催時期は分かんないですが、この問題に関心を寄せてください。

                昨夜、荒尾市文化センターで開催されました、消防署の統廃合計画説明会。
会場には、ほとんど空席が見られないほどの満員状態。
緑ヶ丘分署と消防本部西分署を統合するため廃止。
荒尾消防署は、現在の大島から松ヶ浦に移転。
このことで、デメリットを受ける地区が増大し、現在よりも最大で11分到着が遅れるらしい。
会場内は、生命と財産を守る消防業務が不十分になることに、疑問の声や計画凍結を求める声の嵐。
出された意見を理事会に反映し、その結果を次回の説明会にて報告することを約束させて終了。
この計画を知らない市民が多いんですよ