いくつかの新聞報道を見てみますと、
1月7日の午後10時40分頃に荒尾市増永の市道で、前の軽自動車が赤信号のため停止しようと減速したところに市職員の車が追突し、当てられた車は前の停止していた車ともぶつかり、玉突き状態の事故が発生。
警察の事故処理調査の中で、市職員の体内から呼気1リットル中0・79ミリ・グラムのアルコール分が検出されたことから、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕となったようです。
どうやら、市の同僚やOBら計8人で市内の居酒屋でビールを1杯、日本酒を3、4合を飲み、タクシーで自宅まで送られた後、自分の車で外出。
外出の目的はドライブ以外に何があったのか分かりませんが、事故については『考えごとをしていて減速が間に合わなかった』と話しているようです。
死亡者が出なかったことは不幸中の幸いですが、元福岡市職員の事件のように子どもを巻き込んだ悲惨な事件に発展する可能性があった飲酒運転。
これまでに、何回となくそのような飲酒運転事件が発生するたびにマスコミで取り上げられ、飲酒運転がなくならないのは『自分は大丈夫』という過信があるのではないでしょうか。
今回の事件の背景にも、『飲酒運転はイケナイ』と認識しつつも過信があったのではないでしょうか。
このような事件が発生して、そして知っている職員でもありますからなおさら残念でなりません。
市は、本人から事情を聴き事実を確認後、厳正な処分を検討するとしています。
まだまだこれからも、新年会などの飲酒の機会が増えると思います。
私が記憶するところで、大牟田市議では2件の飲酒運転や荒尾市議でも飲酒の場での暴行事件が1件、起こっています。飲酒による事件はどこにでもあります。
飲酒運転を絶対にしない。撲滅するためにも自らが模範となっていこうではありませんか。