リスペクトコラムです。
先週放映されたFOOT×BRAINでというテーマで、ウォーキングサッカーが特集されました。魔法のサッカーという切り口でしたが、見終わったらものすごい期待感、将来性を感じました。「これからはこれだな」と。当ブログでも年数回、フットサル練習会をやっていますが、始めた時から感じていた課題が一気に瓦解した印象です。
【フットブレイン×進化×コラボ=サッカーの新たなカタチ=ウォーキングサッカー】
サッカーの母国イギリスで1,200か所以上で実施されているほど大ブレイク。東京五輪イヤーの来年には初のワールドカップも開催。日本でも幅広いがプレー。スペインでは代表チームでウォーミングアップに導入。新しいサッカー文化として、日本ウォーキングサッカー協会が発足。魔法のサッカーといわれるゆえん、魔法のチカラは何か?
〔ウォーキングサッカーのルール〕
・走らない(早歩きはセーフ)
・相手との接触は禁止
・ボールを約1.8m以上蹴り上げない
・ヘディング禁止
〔魔法のチカラ〕
①年齢・性別を超えて笑顔になれる
②初心者でも存分に楽しめる
③人とのつながりが増え、健康にもなれる
〔ウォーキングサッカーの特徴・効果〕
・お年寄りから子どもまで夢中になる幅広い愛好者層(入り口が広げられるのがスポーツ本来の役割)
・男女の壁が無い
・経験値に関係なく優劣がつきにくい
・歩いて負荷をかける事で、骨の再生が促され、骨粗しょう症の予防につながる
・歩いて筋肉がつくと、基礎代謝が上がり、内臓にもいい。高血圧・糖尿病・肥満にも効果がある
・疲れにくいので、高齢者も長い時間平気でプレーしやすい。脈拍数が上がらないので乳酸が溜まりにくい
・筋肉痛になりにくい
・障がい者や肥満の人、今まで別にサッカーをやっていた人が一緒にプレーできる
・子どもたちの心をつかみ、平等意識や協力することを学べる教育効果
・歩けるなら死ぬまでやれるかもしれない生涯スポーツ
〔発祥から現在〕
2016年にイギリスに協会が発足。国内1,200か所以上、1,000以上のクラブが登録されて競技人口が爆発的に増加。国際連盟も設立決定。今年にはヨーロピアンカップが開催され、来年6月にはイングランドで第1回W杯を開催予定。ブラジル、アルゼンチンといった強豪国から南アフリカ、アジアからは中国も参加予定。ヨーロッパ(イギリス・イタリア・オランダ・ポルトガル等)を中心に37か国に驚異的な速さで浸透。日本では、あの川淵元チェアマンも愛好者として現在プレー。
〔実際 医学的観点から見たウォーキングサッカーの健康効果とは?〕
・運動する事によって骨を強くする
・歩いて筋肉がつく
・ただ歩くだけならおっくうになるが、仲間と一緒に楽しみやすい
・健康長寿を目指す人にとって最適なスポーツ
・風邪をひきにくい
〔日本のサッカー界での動き〕
・日本サッカー協会ではグラスルーツ(草の根)の視点で注目。
目標(JFAグラスルーツ宣言):「誰もがいつでもどこでもサッカーを楽しめるようにする」
・日本ウォーキング協会は、日本サッカー協会からJFAグラスルーツ推進・賛同パートナーとして認定
・地域貢献の面でJクラブやそのスポーツクラブで、選手も含めた交流が期待できる。それから新しいサポーターが生まれる
〔Jクラブでいち早く取り入れたところ〕
・J2大宮: 定期的に親子で楽しめるウオーキングサッカー教室を開催
・J1横浜: 車いすの方や障がいを持った方も交え、ウォーキングサッカー大会を開催
〔広がりは小学校にも〕
「みんなで誰もが楽しめること」(平等や協力の意識)を学んで欲しいとして取り入れている。歩くという1つのルールだけで、みんなが平等にできるという事に感動。
という内容でした。その後、「ウォーキングサッカー 岡山」で検索してもほとんど何も出てこなかったです。思い出すと、J2岡山のファン感でイベントの一つとして開催されたのが、初めて名前を目にしたシーンでした。そういえば、Jリーグ社会連携(シャレン)で出てきたキーワードにあった事を思い出す。まだ単発事業扱いですが、地元岡山のJクラブで知らしめてくれたのは良かったですね。ただ、1年に1回のファン感企画で終わってしまってはいけません。ぜひ大宮さんやマリノスさんのように、サッカー以外の取り組みとして継続事業にして欲しいですね。今までの事を思い出すと、淡い期待に終わるかもしれませんが。
早速仲間に連絡しました。今度みんなでウォーキングサッカーをやってみよう。いきなりはまずいから、1時間ずつでサッカーとウォーキングサッカーで分けてやってはどうかと。コーチも見当たらないようなので、自分達で話し合って、セルフジャッジでいけば何とかなるかなと。そのうちに名前を「フットサル及びウォーキングサッカーを体験してみる会」(略称:F.W.T.K)と変えて、練習会をやりたいと思います。県下ではなかなかやっていないようですよ。読者の皆さんの中で、参加に興味がある人は、左コンテンツのプロフィール欄に連絡用アドレスを載せているので、そちらからお問い合わせください。今回はこちらのサイトにお世話になりました。
一社)日本ウォーキングサッカー協会公式HP:https://j-wfa.jp/