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監督、GMの力量32

2018-08-14 00:01:48 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 W杯前からいろいろと驚く話題を提供し続けている本田選手ですが、またしてもビックリのニュースが届きました。先日はヴェルディさんの買収話でしたが、今度は代表監督就任です。W杯直後に日本代表監督に色気を出しましたが、泡沫情報に終わっていましたが、カンボジア代表ですか。しかも本田選手から話を持ちかけたとか。カンボジア代表といえば、タレントの猫ひろし氏のマラソン代表が記憶に新しいですが、そういうレベルなんですか??
   
【本田圭佑がカンボジア代表の実質的な監督に! 選手との“二足のわらじ”へ】
「本田は今夏にメルボルン・ビクトリーに移籍しており、現役でのプレーは継続したまま、実質的な監督としてカンボジア代表を指揮する。カンボジアサッカー協会がアジアサッカー連盟など統括を担う関係各所に確認を取ったところ、このような形での指揮はルール上問題がないと判断された。目標には「カンボジアのサッカーが目指すべきスタイルを作り上げること」を掲げた。また、『カンボジアのPR活動もしていくつもり』と述べている。
 本田曰く、基本的にはメルボルン・ビクトリーでトレーニングを行い、週に数回カンボジア代表のスタッフとテレビ会議の場を設けて情報交換するとのことだ。国際Aマッチデーには、同代表の『Head of delegation』としてベンチ入りする。9月10日のマレーシア代表戦が、就任後初のゲームとなる予定だ。
 記者会見における本田のコメントは以下の通り。」
「『私にとってはじめての監督業になります。実際にはメルボルンでプレーするので、すべての試合に関われない可能性がありますが、可能か限りでカンボジアのサッカーに関わっていきたい。ミッションがふたつあります。ひとつは、カンボジアサッカー連盟、各チーム、育成年代のすべてが同じサッカースタイルをつくること。つまり、カンボジアのサッカーのスタイルを確立すること。それがミッションのひとつです。これは日本でもすごく苦労していることです。目指すものがバラバラだと、みんなが違う方向に向かって、強いサッカーチームができあがりません。サッカーというのは今日、明日では強くならないので、しっかり目標を掲げ、そこにみんなが我慢しがら一緒になって進んでいくことを今回のミッションのひとつとして掲げます』
『ふたつめは、サッカーを強くするだけではなく、サッカー以外のカンボジアの素晴らしいところを世界に伝えていくことも私の使命だと思っています。何度もカンボジアに足を運んでいて、カンボジアの素晴らしいところをいくつも目にしてきました。文化、世界遺産、農業、そういったところを世界にアピールをしてくつもりでいます。さらに、一番の特徴であるカンボジア人のまじめなところ。日本人と共通する部分でもあると思うが、そこをアピールしていきたい。もう一度繰り返しますが、ひとつはサッカーのスタイルと確立すること。ふたつめは、サッカー以外のカンボジアの魅力を世界にアピールすることです』」
引用:サッカーキング

 登録上の監督は、アルゼンチン最高位のライセンスを保持するフェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマスとなり、契約期間は2年だそうですが、個人的には節操が無い話で、かつての中田ヒデ選手を思い出しました。サッカーの指導者の道を歩む事なく、「旅人」としていろいろ活動されていましたが、今はどうされているのかな。ちょっとイメージが重なってきました。ただ、本田選手は指導者の道を一応歩んでいるようなので、まだましか。
 本田選手はいろいろな事をやりたくてうずうずしているのでしょうね。将来的に日本代表監督をしたいから、まずはカンボジア代表から監督経験を積んでいく方針のようですが、もっと先にやるべき事があるだろと、個人的に思います。まずは日本のS級ライセンス、その後Jクラブの監督を歴任して経験を積んで、将来代表監督(当ブログは反対論ですが)という道。もしくは、当ブログで推奨する「監督の欧州組」です。本田選手は外国語も堪能なので、欧州の主要クラブの指導者から、「世界を知る」経験を積んでもらい、満を持して日本代表監督に凱旋就任するというもの。
 ただ、本田選手はビジネス経営者としての顔もあるので簡単にはいきません。個人的には、あれもこれもつまみ食いするのではなく、ビジネスは他人に任せて、オランダやイタリアの主要クラブのコーチから始めてはいかがでしょうか。当ブログは、世界を知らない森保監督や西野監督は期待せず、反対ですが、セリエAの監督経験を積んだ本田監督なら賛成です。

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