傾斜土槽が届く
午前中の配達指定だったのが午後12時を過ぎても来ない。午後3時20分からMRI検査だったので冷や冷や。
1時間過ぎにやっと佐川急便が持ってきた。
現物をくまなく観察。
何だ、やっぱり工夫次第で充分作れる。
私が考えていたのと同じだ!!
発泡スチロール製。1段は17cm。台所の排水口の高さにあわせて段数を決めれる。
ただ、段数が少ないと浄化能力が落ちる。その場合は、左に数段・右に数段設け、排水口からのパイプを二股に左右に振ることでカバーできる。
私は自作の傾斜土槽をのり面に作るので、二重濾過となるので、3段しか設けない。
4段購入したが、1段はスペアとして用いる。土を一気に全部換えると、バクテリアも一気に減るので浄化力が落ちるので、時々1段ずつ取り替えるのだ。
裏側。左の方の底が上がっている。下がっている右端に二つ穴が空いている。ここから水が下の段に落ちる仕組み。
箱を左右交互に置くことで水の流れを維持する。
水穴。かなり大きい。そこで、メッシュ。これをパイプ状に丸めて穴の部分をふさぐと、鹿沼土が穴を塞がない。
誰にでも作れる、その気さえあれば。
私が自作しようとしていたのとほぼ同じ構造だ。
BOX部分については、
①初め、農協で売ってるコンテナとかコーナンで売ってる1300円ほどのポリBOXかコンテナを使うつもりでいた。←紫外線で1~2年でダメになりそう。
②で、次に考えたのが構造用合板。これに防水シートをかけて箱にする。←やっぱり木が腐る。
③さらに考えたのが、コンクリートで作る。←重い。土の交換がしんどい。
④さらに考えたのが巨大園芸プランター・・・これを斜めに設置すれば、排水口も土が漏れ出たり詰まったりしないような構造になっているのでいいのでは?←斜めの角度によっては土がこぼれる。
で、結局①~④を堂々巡りしていたのだが、何とかいけると踏んではいた。
穴塞ぎ用のメッシュ部分については、私は工事で土中に埋める排水維持用の○○パイプ(ケー何とかパイプ)を使うつもりですでに購入していた。黒いメッシュのパイプで3メートルで1700円ぐらいで売っている。
が! ホントにそれでいけるのか?
で、最後のあがき。
製造会社倒産後の新しい製造受け入れ先がないか、在庫を上手く手に入れないかを聞くべく生地さんに連絡したのだった。
現場にまで来ていただいてご指導を仰げたのだから、運が強いとしか言いようがない。
今という時期で丁度よかったのだろう。
水道屋のIさんには、「ここには浄化設備をつけるのでおいといて。」と言って排水管の接続部分は接着しないで残してもらっているので、設置はやりやすい。
後は、大粒鹿沼土を投入設置するばかりだ。
これの規模を拡大したものを作れば、風呂も洗濯機もやっていけるということになる。
とにかく、大急ぎでのり面の工事をしなくちゃ。
四電技術コンサルタント http://www.yon-c.co.jp/dept/index.html