今年の竹は12月30日に竹の伐採、設置を大晦日に行った。
我が家の青少年の友人がやってきてくれたので、危ない作業もはかどった。
イルミネーションは猛吹雪の中、元旦に一人でやったが、屋根が凍っていて滑って場から、ひやひや。
村人のAさんが、「今年は賑やかやなあ。」とイルミネーションを見て言った。
もう充分に市民権を得た竹である。
しかし、写真がどうしても横向きになってしまうがな、なんでや?!!
転換
大晦日、恒例の竹の仕込み。
前年の竹を撤去するだけでも重労働。新たな竹を切り出す。切るのは簡単だが、運ぶのがたいへん。屋根のデッキに持ち上げるのに息が切れまくる。でも、これだけはしないと新年を迎えられないから、とにかく頑張る。
大晦日に作業することで、近所には「神道系新興宗教」と訝しむ声が出ているようだが、来年度からは仕込みを12月20日にしよう。しかし、家の名前が「ノアの箱家」だ、今度は「キリスト教系新興宗教」の声が再発するだろう。あ~、田舎は近所付き合いが面倒だなぁ。
転換① 転換②
転換③ 転換④
転換②まではイルミネーションなし。③④はイルミネーション付き。
今年からいよいよ竹の形を頻繁に変えていく。頭のおかしなおばさんが竹で遊ぶのは、まあ仕方ないと思っていただけたらこっちのもの。
年末恒例竹遊び
12月上旬に「春隣」(昨年度の竹)のイルミネーションが断線、直す暇もなく新年を迎えた。
正月は、断線したイルミネーションの修理作業に丸々3日!!朝から晩までの作業を続けた。
竹については、大晦日に設置はしたものの、イルミネーション設置作業は、今日になだれ込んでしま
うことになった。夕方5時にイルミネーション設置完了。とりあえず、あゆみを止めずに済んだ。
「降臨」
今年は4本の竹を切り出した。イルミネーション用に竹と竹の間に麻縄を張ったが、これがまるで依り代。お清めの儀式さながらじゃないのさ。だから、「降臨」とした。本来の意図とは違うんだけどね。ま、いいかっ。
中庭ライトアップ
1年ぶりに約1時間実施。
屋上デッキの空洞から天空に滲み出すほの灯かりが“門竹”を照らす様相は、ほぼ計算通り。ニンマリ。
南側にも黒竹数本をランダムに立てかける。これは、"我が家の青少年"以上に“我が家の青少年”らしいM君にやってもらった。
KOKKO:「あんたの好きにしていいから。」
M君:「ボクにさせるのは危険です。『美的センスがない』と人に言われてますから。」
そんなの関係ないんだけどね。
いちびればいいんだけどね。
楽しんだ方が勝ちなんだけどね。
ま、無理にさせるわけにはいけないので、大雑把なプランを提示して、彼に任せてみた。
完成後、1時間ほど中庭だけでなく梅の古木のライトアップも合わせてやってみた。これは、畑から見下ろすと、なかなかの光景。M君ともどもニンマリ。
少ないけれど、少ないなりに“竹遊び”はやっていける。
コンテナの天井とガルバリウム屋根の間にコンパネを敷き詰めるまでは、本格的に竹の収集は出来ない。現段階の工事状況だと、断熱材むき出し天井なので、その上に竹を押し込むと枝の切り口で断熱材がボロボロに傷ついてしまう。
秋以降の竹の伐採シーズンまで、じっと我慢の子。
少ない竹でも、やれるところからやっていこう。
枝干し作業
秋に重ちゃんが竹の伐採仕事を家のすぐ上の山でしていたので、枝部分ばかりを分けてもらった。葉をそぎ落としと、1Fデッキの天井から吊るして干してみたが、あっという間に干す場所がなくなってしまった。
昨年は、“春隣”を大工の助っ人に壊されてしまうという痛い目を経験した。イルミネーションは引きちぎれ、1Fデッキの屋根もその時の衝撃で1部が剥がれてしまうという大惨事だった。
「邪魔!」と今回も言われそうだが、試行錯誤だけは何としてでも開始させておかねば。
粉雪降る中、竹設置作業をするM君。
本物の我が家の青少年がちっとも家に戻ってこないのに、その友人のM君は頻繁に我が家にやって来て、畑仕事や工事を手伝ってくれる。きっと、樫田の光景に癒されているんだろう。きっと、何か思うところがあるのだろうと推察している。
今や、M君は、れっきとした“我が家の青少年”の一人である。来るたび、食事もうちで食べている。
「???」
ボロボロの身体
夏以降、本当に辛かった。
平日は仕事の上、休日出勤の多さ。
土日は工事か明石の叔父の看病や引越し準備と大掃除。
普通なら休みの日に、私は肉体労働を続けてきた。我ながらよ~やるの~。
ゴロンとできた日は2日ぐらいか。
いつも、「休みたい。」とボロボロの身体がしきりに訴えていた。
が、ただでさえ、今年の工事の歩みは“亀”だ、休むなんてとんでもない!!
というわけで、紅葉の山の中に在りながら紅葉を眺めてぼ~っとするでなし、朝靄を眺めて見とれる暇もなし、ツキノワグマ事件以降山歩きもしなくなったし(第一、膝を痛めているから歩けない)で、ただ就寝する以外は工事するだけの「ノアの箱家」生活であった。
お楽しみの“水仙ロード計画”だって、昨年掘り起こした球根植えを夜明け後から出勤するまでのちょっとした時間にするものだから、いつも時間にせっつかれ、畑作業もろとも、楽しむどころの話ではなかった。身体がオートメーションで強制的に動いていただけの感じがする。
でも、来年はきっと楽しむゆとりが出てくるだろう。ゆったりした時間の流れの中で沈思黙考といきたい。
年貢納め
昨日は、我が家の青少年の友達がまたもややってきて、一緒に竹を切り出し、4本。
彼は竹の伐採は初めてだったらしく、面白がっていたが、全長8mの竹ともなると、20㎏はあるので、それを担いで家まで運ぶのは、
M君:「ちと、きついっす。」
KOKKO:「でも、それを私は一人でやっているのよ。そしてこれからも一人でやっていくのだよ。」
M君:「おばちゃん、よ~やるわ~。」
疲れ切っていたので、昨日は、竹を屋根の上まで運んで終了。
セッティングは大晦日になだれ込み。
今日は、夜明け前から中央市場に年末の買出しに行き、その足で工事資材をコーナンへ買いに行く。帰宅は昼前。
正直言って竹のセッティングをやりきる体力的自信がなかった。とにかく、疲れ切っていた。
「でも、KOKKO!! これしないと、一年は終わらないでしょう? 新しい年は迎えられないじゃない! 頑張れ、KOKKO!! あと一息だ!!」
自分で自分を鞭打ち、日暮れまでのタイムリミットを意識しながら頑張った。
中庭の竹の剣山(井戸状の穴)に突っ込み、四方からロープを引っ張って固定。しかし、一人で竹のバランスをとりながら固定するのは結構時間がかかり、イルミネーションのセッティングも含めて、2時間もかかってしまった(次回からは1時間もかからない)。
しかし、井戸?のおかげで、竹は倒れようがない。我ながらナイスアイデア!
ちと、悦に入りながら竹を眺めるKOKKOなのであった。
今回は、前庭ではなく、中庭から天空に向かう“門竹”。依代。
“門竹”の夜。村人からは、「イルミネーション好き。」「変わった趣味の人」と思われている。しかし、私が本当にやりたいことは、これではない。一気にやると、どえらいことになってしまうから、今は人ウケするやつでいくのが無難な訳なのでありまして、ハイ。