ブラックベリーの芽吹き
1週間ほど前に芽吹きだした。
こいつはあっという間にシュートを出し始める。その前にアーチに絡ませないとキウイに絡んだままめちゃくちゃに暴走し、地面付近でもジャングル化してしまう。無理にシュートの向きを変えようものなら、折れてしまって美味しい果実にありつけなくなるばかりか、来年実のなる新しいシュートまで台無しにしてしまう。
そう思って格安アーチを2基買ったのが昨年春。けれども体調が芳しくなく、そのまま箱入り状態だった。
昨春は暴徒と化したブラックベリーの枝を折りまくったので果実は実際の3分の1以下しか食べられなかった。庭に植えて5年、順調に大株に育ったのにもかかわらずもったいないことをしてしまった。
今年は、去年のようなアホなことにならないようにと思って、二日がかりで作業をした。
説明書には、「組み立ては必ず2名以上で作業をするように」と書かれてあったが、KOKKOちゃんは1人でトサカふりふり頑張った。1日目、穴を7分がた掘って、仮締めしたアーチを穴に立てる。
その時、さすがの鶏頭のKOKKOにも分かった。
高さ2メートル50センチ、幅1メートル30センチもあるアーチを1人で立てるとどうなるかということに・・・。
両手を思いっきり広げ、まるで磔にされてるキリストみたいな恰好で重いアーチに引っ張られながらそれを立てると・・・、アーチに引きずられこけそうになり・・・アーチは大音響とともに倒れていった。
いくつかの飾りが歪んでしまったが、やるっきゃない!! ここで助っ人を待つと、女が廃る!
で、トサカおったて粘りに粘って、何とか無事に立った。
ここまでが、1日目の怪力作業。
穴掘り機は便利。杭を打ったり球根植えや寒肥やりをしたりするために昨年購入した。 私のは、正確に直径7センチの穴を垂直に開けられる。7センチ以下の石までこれをねじ込むたびに吸い出してくれるので、優れもの。T字部分を両手で持って左右に回すと地面に穴が開いていく。 銀色の細い金具は、下部パイプ内に吸い上げられた土や石をつつき出すためのもの。
まだ穴に塩ビ管を突っ込んでいない状態で立てたアーチ。足元がおぼつかないので、斜めに立っている。塩ビ管なしでいきなりコンクリートを穴に流し込んでもいいのだが、確実にしっかり固めたかったので、余りの塩ビ管を活用することにした。
2日め。
穴を正確な深さまで堀り上げ、塩ビ管を埋め込む。仮締めしたアーチのボルトを9分締めしてパイプの中にアーチの足を突っ込む。さらに本格的にボルトを締めあげ、暴走のチャンスを狙っているブラックベリーの枝をアーチに絡ませた。
穴に塩ビ管を突っ込みアーチを立てると、この通り。垂直にしっかりとアーチは立った。いつの間にか勝手にあちこちからシュートを出して増えてきたブラックベリーの細株もアーチの際に植えこんだので、7月の収穫は大幅に増えるに違いない。楽しみだ。今年はジャムも作れるだろう。
今日は3日目。
パイプにコンクリートを流し込作業をするつもりだったが、あいにくの雨。
キャベツやサラダ菜の植え付け作業も急がねばならないので、明日に延期。