迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

恐怖の冬瓜

2013-08-15 15:16:19 | インポート

冬瓜、トウガン、とうがん

さきほど畑で確認してみた。

巨大冬瓜が8個。先日一つ収穫したので9個ということになる。

しかも、幽霊よろしく草場の陰に20センチ大の成長途上の実が4個隠れていたので、こいつがうまく育つと13個!!

たった一本の株(450円)からこうなってしまったのである。

こうなりゃ、驚愕というより、恐怖。

その勢いはいっこうに衰えず、いまだ伸び続けており、花まで咲かせようとしている。実を増やすつもりに違いない。

冬瓜の名の通り、冬までもつとはいえ、いったん包丁を入れると、早く食べなければ腐る。

幸い、近所の農家で冬瓜を育てている家はTさんとこ以外ない。実を一個を切るたびに、5~6軒に配り歩くしかない。しかし、お礼にかぼちゃなんぞをくれるから、これまたかぼちゃだらけになってしまうのである(去年はスイカだらけになった)。

自家消費用だから、すべての農作物はKOKKO一人で食べきれる量で植えているつもりだが、それでも”捨て子”たちを放置するに忍びず、間引きしたものまでついつい育てるものだから、どえらい量になってしまう。

毎食事ごとに、3人前以上の野菜を毎日食べ続けてきたので、この春から鶏糞の量が3倍ぐらいになってしまった。野菜を食べれば食べるほど堆肥も増える循環型農業の実相を日々体感するKOKKOちゃんなのである。

 

                         

初期堆肥を大量に投入。追肥は油粕を2回入れただけ。しかし、冬瓜の吸肥力はかなりすさまじいようで、同じ畝に植えたニガウリとへちまの初期生育が遅れてしまうことになった。来年からは独立畝で育てよう。


 

 


老ミニうさぎ、チョコちゃんの冬

2013-01-22 22:38:35 | インポート

奇怪現象にKOKKO泣く。

あらま、おかしなこと。

昨夜、記事をアップロードしたら、いきなりきれいさっぱり消えてしまったので、今、書き直している。

「下書き」保存後、プレビューを見た時は問題なし。編集しなおして「公開」保存した途端、タイトルの「老」と「座布団」のみが残ってあとはきれいさっぱり。

だが、疲れてしまったので、昨夜はそのまま放置。書き直しを今している。

画像も「縮専」で縮小保存した時は向きも縦。だが、アップロードした途端横向きに倒れる。何度も繰り返したが、アップロードの段階でおかしくなってしまう。(これって何さっ。)

 

さて、本題に移ろう。

座布団兎

老ミニうさぎのチョコちゃんが、右大腿骨を骨折したのが11月中旬。

朝、中庭の水入れの中身を替えるために台所に器を持って行き戻ってくるまでのわずか1~2分の間の出来事だった。チョコちゃんは、いつものように私の気配を察知すると駆け寄ってきて前足を戸にかけて立ち上がり、部屋の中を覗き込んで、押し入るチャンスをうかがっていた。

「ちょい、待っててね。」

その時、「この子がやがて死んでしまうんだな。信じられないな。今年は冬を越せるかな。」

と少しセンチになりながら、それでも死を実感してはいなかった。

 

だが、戻って来た時、ちょこちゃんはそれまでのそわそわした雰囲気とは一変していた。

三本足で立ちすくんでいるというか、じっとしゃがみこんでいた。おかしいと感じて様子を見ていると、右足を浮かせたまま三本足でぴょこたんぴょこたんとゆっくり歩き、そのまましゃがみこんでしまった。

捻挫かと思って心配したが、それっきり飲まず食わずで丸二日。

病院へ連れていくと、「骨折かも。レントゲンを撮りましょう。」

やはり骨折だった。X線写真を見ると、骨が上下に2センチ程重なっている部分があった。

「歳を取りすぎているので、手術できません。うさぎはもともと麻酔に弱く、麻酔段階でショック死する子も結構います。歳ですので危険です。それに、うまく麻酔が効いても、骨が骨粗鬆状態なので、接合部がボルトで粉々になる可能性も高いです。仮に手術がうまくいったとしても、接合部の際から骨がひび割れしてくると思います。運が良ければ、きれいにではないけれど骨同士がくっつく可能性もあるので、自然治癒に任せましょう。」

で、抗生物質の注射と強制給餌を開始した。

ところが、強制給餌をしても今回のチョコはそれさえも拒否。口を閉ざしていやいやをする。

強い意志を感じた。

「おいら、もう生きなくていいんだ。疲れたよ。」と言ってるふうに見えた。

もう10歳。うさぎとしてはまれにみる超高齢。医者も「こんな歳のうさぎは見たことありません。と言っていた。<o:p></o:p>

一年前の梅雨から暮れまで半年の間医者通いしつつ、強制給餌で永らえてきたちょこちゃん。あれから1年も元気ですごした。私は、「あの時死んでいたうさぎだ。おまけの人生(兎生)を生きてきたんだ。悲しむのはよそう。」と言いつつ、「歳のせいで足が弱ってつまずきやすくなってるのに、庭をきれいにしておかなかった私のせいだ。チョコちゃん、ごめんね。」と自分を責めていた。<o:p></o:p>

日に日に弱っていくチョコちゃん。<o:p></o:p>

医者は「抗生物質の在庫がなくなりました。残り3本の薬は、救急用として他の動物に残しておかせてください。この子にはあとは、自宅でできるだけのことをしてあげて下さい。」<o:p></o:p>

そうか、もう手の打ちどころがないというのだな。<o:p></o:p>

覚悟した。<o:p></o:p>

この日が近づいているのが分かっていたから、春から墓石も準備していた。人生(兎生)の幕引きはチョコちゃんが決める。チョコちゃんの気力に任せよう。<o:p></o:p>

 

だが、チョコちゃんは、抗生物質の注射が切れてから奇跡的に回復し始めた。<o:p></o:p>

ある日、巣の中のリンゴの小さな切れ端に歯形がついていた。やがてそれがなくなった。野菜のすり餌が減り始めた。翌日には一気に全部平らげた。出なくなっていた黒豆うんちが4粒、10粒、20粒、やがて大量にばらまかれるようになった。<o:p></o:p>

足は皿の上に乗っけられた鳥のモモ肉のような恰好で横に延ばしたまま引きずっていたが、のろのろ歩き始めた。<o:p></o:p>

正月を過ぎた頃、はたと後姿を見ていて気が付いた。<o:p></o:p>

もう足を引きずっていないのだ。ちゃんと四足で歩いている!<o:p></o:p>

医者の言っていた通り、骨と骨がくっついたのだろう。<o:p></o:p>

右足で体重を支えられないから、前足で顔を洗っている最中にこけてしまっていた。その姿に悲しい思いをしてきたが、最近はなんとか体重を支えて顔を洗い、悪い方の右足で耳をコチョコチョひっかくことができるまでになった。<o:p></o:p>

嬉しかった。<o:p></o:p>

医者は毎日通院していた私たちを見なくなったので、とっくにチョコちゃんが死んでしまったと思っているに違いない。<o:p></o:p>

そうだ、牙を切りに連れていこう。チョコちゃんを見たら、びっくりするに違いない。<o:p></o:p>

案の定、待合室で私と段ボール箱を見かけた医者の顔がおやという表情になった。<o:p></o:p>

これまでのことを一気にまくし立ててしゃべくりまくったのは言うまでもない。<o:p></o:p>

「いや、ものすごい生命力ですね!」<o:p></o:p>

とても嬉しかった。<o:p></o:p>

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                         外は雪。どうやらここを自分の居場所に決めたようで、日がな一日座布団の上に猫みたいに居座っている。<o:p></o:p>

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雀のスズメ③

2012-07-05 00:26:30 | インポート

突然死

雀のスズメが昨日、突然死した。

朝、出勤したマザリング女史が、止まり木の下に落鳥しているのを発見した。私はといえば、泊りがけの出張から帰ってすぐに仕事場の机の上の鳥かごを覗き、死んでいる姿を見たのだった。

前日、帰宅前まではすこぶる元気だったという。止まり木に一分間近く止まってもいたというから、何が原因か分からない。が、とにかく雀のスズメは死んだ。

鳥かごやら水入れやら餌やら、本やらいろんなものを用意していただけに、新品のスズメグッズを見ると、悲しくなる。

お前は、一週間だけれど、生きながらえることが出来たんだよね。私に拾われたことは、決して不幸なことではなかったんだよね。

そう思いたい。

ファミリー動物病院の石田先生の言葉が思い出される。

「この子は90パーセントは死にます。もしも死んだとしても自分を責めてはいけません。元気になったら、よかったと思いなさい。」

確かに、ネットで調べたスズメ救出保護ブログやユーチューブの幼鳥たちと比べて発育状況もよくなかった。生まれつきの障がいは足だけではなかったのではないか。

塞ぎ込んで亡骸を自宅に持ち帰り、南京梅の根元に埋葬した。

我が家では、ペットが死ぬと、花木の根元に埋葬してきた。

スズメよ、梅の花となって蘇れ。


 


雀のスズメ②

2012-06-30 12:41:30 | インポート

ひなを拾わないで!

というキャンペーンが、日本鳥類保護連盟が実施しているのを知った。

巣立ち直後の雛は充分飛べないので、地面でじっとしていることが多く、それを落ちている・迷子と誤認され、保護という名の誘拐をしてしまう人間が多いからだとのこと。

近くに親鳥がいて、時々尋ねてきては餌をやるという2週間ほどの巣立ち雛教育期間があるので、保護せず、親鳥にまかせるというという自然界の摂理にのっとった姿勢が一番いいのだとのこと。

ファミリー動物病院の石田先生のあの時の言葉の数々を思い出した。

「誤認保護」「保護してしまったら」という日本鳥類保護連盟の言葉の表現に、KOKKOは、「もしや・・・?」と一瞬思ってしまった。が、両足指骨折が、実は両足指の障がいと知り、放鳥できるまでは「誘拐」し続ける決心をした。

もしも、この子が相変わらず地べたをヒョコヒョコ前につんのめるような歩き方しか出来ず、相変わらず数秒で止まり木から落下しでんぐり返りをし続けるばかりとしたなら・・・。、イタチや隣家の猫のタビちゃんの餌になるだけとしたなら・・・。それでも私はそれを自然界の摂理として受けとめ、スズメを野に放つ勇気を持てるだろうか?

 

うちの家には、障がいのある命が多い。

金魚もみんな障害がある。ひどいのはヒレが全てなく、水に浮いているだけの赤い肉の塊状態だったのもいる。障がいの重い金魚たちから自然淘汰されていき(それこそ野鳥の餌になってしまった)、現在生き残っている金魚たちは、ぱっと見たところではそうとは分からない障がいの軽い子たちだけになった。

雀のスズメを踏みかけて拾ったのも何かの縁か。

 

 

すずめ スズメ 雀 

http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Shiro/6495/index.html


 


干し柿作り

2011-10-31 21:33:32 | インポート

やってみよう、干し柿作り

近所のKさんがおとといやってきて、

K:「KOKKOちゃん、あんた、吊るし柿作ってみる?」

勿論、二つ返事で

KOKKO:「作る、作る!」

そしたら、30個ほどのなんたら柿(名前忘れた)という渋柿をくれた。

何でも、皮を剥いた後、一分間ほど熱湯にくぐらせるらしい。

KOKKO:「え?何で?皮剥いて干すだけちゃうん?」

K:「熱湯にくぐらせた方がカビはえへんねん。」

!!!

!!!

お~、お~、そうなのか。やはり経験者の知恵は違うのぅ、と、めちゃくちゃ感心した。

K:「20日ほど干したら揉み揉みしてみ。柔らこなるんや。」

!!!

!!!

お~、お~、そうなのか。やはり経験者の知恵は違うのぅ。再びめちゃくちゃ感心する。

収穫の秋、冬支度の秋は、忙しいのぅ・・・。

 

                 

左上の方の小ぶりの柿は、久保柿となんたら柿(名前忘れた)。めっぽう甘い柿で、毎日皮ごと丸かじりして食べている。中央から右下にかけての柿が、渋柿。

 

それにしても、渋柿を干すとどうして甘くなるんだろう。

糖分が生成されるというのは分かるが、じゃあ、そもそも何で糖分が生成されるんだ。

誰か、その仕組みを教えてチョンマゲ。