とうとうやりました!
一週間前、一人で屋根の上に登ってガンガン塗装をしていたら、近所の人が次々現れて言った。
「何やってまんねん?」
「運動場でっか? 走り回る気でっか?」」
「ビヤガーデンでっか?」
「女だてらに、怖ないんでっか? ようやりますな。」
「落ちまっせ。」
「はい、マラソン大会します」とか「ダンスパーティするので、来て下さい」とかなんとか適当に答える。おそらく“竹”のことを言ってもちんぷんかんぷんだろう。そのうち、何をやろうとしているかが分かってくるはずだ。百聞は一見にしかず。時間が理解をもたらすことを期待する。
屋根の溝に溜まった木屑の掃除に2時間もかかってしまって、くたくた。夕方6時半まで薄暗い中での屋上の作業は視界が悪く、さすがにちと恐ろしかった。
屋上デッキ、半分出来上がる!!
昨日は、古曽部のおっちゃんと中ちゃんと兄ちゃんが来た。
「どないや?一人で杉板と受け木、塗り捲ったで。」と中ちゃんに自慢したのもつかの間、兄ちゃんが「ほれ、また持ってきたぞ。」
たくさんの材木をまたもや渡された。
それらに防腐剤を塗った後、コーススレッド75ミリを杉板に打つ。
打って打って、打って打って、打って打って、うっ、うっ、うっ、・・・打ちまくる。
ブログ初登場の自画像(手のみ) へたやな~、釘、歪んでるがな!
さすがに、腕が痛くなった。
左腕も使うので、両腕が痛い。
左ひざに金属付きの装具をつけているので、不自然な姿勢で力が入りにくいから、逆に余計な力を使ってしまう。腰まで痛い。
中ちゃん曰く、「そのうち、手のひらも痛くなるで。」
とにかく疲れ切った。(その夜は風呂の中で寝てしまうありさま)
作業終わりかけになってぽつんと雨の雫。
古曽部のおっちゃんが「雨や、雨や。」と大騒ぎして、急遽後片付けとなる。
ガリバーになった気分で老人ホームを眺める。膝から下の自画像。
半分出来上がった。なかなか広い屋上デッキ。気分爽快。
古曽部のおっちゃんもデッキがたいそう気に入った様子。「盆踊り大会できるなあ。」とか大はしゃぎだった。「デッキ見て、初めてこの家気に入ったで。」「手すりつけたら、最高やで。」
中ほどに見える色の薄い1枚の板は、まだ二度塗りしていない板。違いは一目瞭然。3度塗りしたらどうなるんだろうか?
しかし、防腐剤の値段が馬鹿にならない。一缶6300円もする。それを5缶使った。
庭では、アネモネ・水仙・クロッカス・スノードロップがここ数日の陽気で咲き始め、小丘では例年より遅くやっと梅も咲き始めた。桃の蕾も膨らみ始めている。
春だ。
ふきのとうがあちこち芽吹きだし、今年初の収穫。7個。
夜から久しぶりのまとまった雨。恵の雨だ。草木も喜んでることだろう。これでいちだんと花が咲く。
昨日の昼食は、雉焼き(実際は鶏肉)丼、味の南蛮漬け、菜の花のお浸し、味噌汁。
私一人だったら、もっと粗食。おそらく、お茶漬け程度だったろう。
工事の合間を縫って、“竹”の次作に取り掛かる。
竹の伐採シーズンは過ぎた。
地下では、すでに筍が動き始めている。