ここまでできる! お〇○〇パワー炸裂!
苺がほったらかしのまま、次々実をつけていき、毎日ざる一杯収穫という状態が続いていた。
今年はマルチングをさぼったので、土に接触した完熟近い苺はどんどん土中のバクテリアに分解されていく上、夜にはカタツムリや虫たちに喰われてしまうので、(連中は一晩で1匹当たり1粒ぐらい跡形もなくなるほどぺろりと平らげる)苺たちはあっという間に無くなっていってしまうので、収穫率は昨年までの半分ぐらいしかない。それでもこんなに収穫できているのは驚異である。
完熟苺を食べたいが、虫と微生物との戦いになるので、一足早く完熟前の色の薄い苺を夕方に収穫するようにせざるを得ないが、それでも新鮮な甘酸っぱさはたまらない。ざる1杯の苺をのどが渇くたびに水代わりに毎日食べ続けてきた。
来年は、マルチングを絶対さぼらない!
KOKKOの苺は、とうとう地主の苺を追い越した。
地主は、毎年親株を捨て苗を更新しているが、あたしゃそのまま。親株もランナーも放置状態のまま3年以上。異種6株が今や100株以上に増殖。密植状態なのに農場主の苺畑を上回る実りである。これは、ひとえにお〇〇〇の力以外の何物でもない。
実験のため、一昨年からお〇〇〇だけで育ててきた。微生物繁殖のせいもあるのだろう、土の状態はふかふか、農場主の畑をついには追い抜いてしまったようだ。
もともと借りた当時の畑の状態は水でじめじめしており、しかも日照りの時はカチカチで鍬やスコップもなかなか食い込まない大変な粘土質であった。
しかも12月以降は一切日が照らない。おかげで、これまでに借りていた人たちは次々離れていった。
が!ひつこいKOKKOは土壌改良に力を入れ、とうとうここまでやったのだ。いや、他に土地がないのでやるっきゃかった。遠く離れた所なら借りれるところはいくらでもあるが、家のそばが一番、キッチンガーデンなんだから。
農場主:「あんた、ええ土なっとるやんか。ぼろぼろぼろぼろ土が崩れていきよる。うちとことの土とえらい違いやで。ここに住んでる間は、畑続け。荒したらもったいないで。」
KOKKO:「そら、お金も体力もかけましたがな。」←本当にかけたのは、お〇〇〇なんだけど!
「ああ、お〇○〇よ、苺の次はメロンに姿をかえとくれ。」 KOKKOは祈りながらメロンの赤ん坊たちの横に苺のへたを差し出すのであった。メロンちゃん曰く「おいしい、おいしい。」声が聞こえてくるんだから、可愛いったらありゃしない。
新田開発
というわけで、にんまりKOKKOは地主から新たに土地を借りた。
現在の畑の上にもう1面。荒れ放題の土地ではあるが、すでに3分の1を開墾。畳2畳分の実験水田もスタート。これでKOKKO農園は300平方メートル以上に広がった。あと100平方メートル追加すれば、行政から正式に農家としてのお墨付きをもらえる。
正式に農家登録するつもりは現在のところはない。が、自給自足に1歩近づけたことは確かだ。
今年は、大豆を大量生産し、味噌の原料から自作するつもり。
エンドウは去年と比べ物にならないほど甘い。まるで間違って砂糖を入れてしまったのかと思ってしまうほど。粘りもあり、何よりもコクというか旨みがすごい。今までに食べたことがない味になった。だから、シンプルにうす塩味だけで豆ごはんを炊き食べまくってきた。卵とじもしたが、やはり一番は豆ごはん。フードプロセッサーですりつぶして次回はポタージュもいいね!
にんにくは、業務スーパーの中国産の安物を種芋にして植えつけた。種苗屋で購入すると高いが、八百屋で買うと激安(これはユリ根も同じ。正月前に安いユリ根を八百屋で買って植えたら安上がりな上、どえらい増え方に)。右の籠の中のにんにくは1週間前に収穫したもの。左の新聞紙の上のは、昨日の収穫。たったの1週間でこれだけ大きさが違う。右の小さい方でも店で売ってるのと同じくらいの大きさだから、左半分がいかに大きいか想像できる。にんにくや玉ねぎは「上部の葉や茎が枯れて倒れるまで収穫を待て」という意味がよく分かった。実は、左半分のにんにく、まだ葉や茎は倒れていなかった。あと1週間待てばもっと大きくなっていたに違いない。来年は収穫を慌てずいこう。
ぷららでのブログ更新はこれで最終。7月から他に転移します。(樫田・コンテナ)で検索してください)