迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

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コンポストの効果③

2012-09-06 20:55:22 | 実験的環境保全

アメリカミズアブとコウカアブ

この項は、「コンポストの効果」というより、コンポストに産み付けられた「アメリカミズアブとコウカアブの幼虫の食欲効果」と言った方が正しい。

 

今夏、コンポストトイレを使い始めて3年目の夏にして、便槽への虫の入り込みを許してしまったようだ。

8月に入ってから、便槽内での○○○の減り具合が異様に速く、「今年の夏の発酵は調子いいなあ。これが本来のバイオの力なのか?それとも投入した米ぬかの量が多かったからか?」と米ぬかの投入量のベスト量は如何と喜んでいた。便槽の中を見ると、いつもつい先ほど投下した○○○以外は綺麗さっぱり消えてなくなっているという日々が続いていたのだ。

ところが、ある日、コンポストの中を電灯で照らして見て

!!!

!!!

!!!

あまりのおぞましさにひっくり返りそうになってしまった。

ベージュ色の長さ2cmはあろうかという大きな蛆が大量にコンポストの中で蠢いていたのだった。中にはこげ茶色の動きの鈍い太いやつもいた。

このこげ茶色の奇妙な姿の虫には見覚えがあった。

屋外にある油粕の湿った肥料袋に大量発生していて、地べたにはたき落とすと、あっという間に姿が消えた連中である。その姿に似つかわしくないぐらい連中の逃げ足は素早く、わずか10秒ほどで地下に潜りこんでしまうった。

生ゴミコンポストにも何匹か発生していたことがある。周辺を大型のハエのようなのが飛び交っていたが、そういえば、同じ“巨大ハエ”が最近トイレの周辺を飛んでいたのを見かけてはいた。

早速、ネットで調べて、そいつの正体がアメリカミズアブという20年ほど前に帰化した虻の一種だと知った。

 

             

             アメリカミズアブ                   蛹化し始めた蛆

 

         

           まだまだ若い幼虫                         卵

 

おぞましさに耐えながら、何とかお盆前にコンポストの中身を全て掻き出して、新たに母材として米ぬかとおが屑とピーとモスをセットしなおしたのだが、それでも相変わらず○○○の消失ぶりは異様な速さである。

もしかして、もしかして?

約二週間後、意を決して再び電灯を照らして見ると、以前よりももっともっと沢山の蛆虫が・・・。

え? え? え?

最近アメリカミズアブの姿は、とんと見なくなっていたのに!!

あ!

あいつだ、あいつに違いない!

最近は、“巨大ハエ”のようなアメリカミズアブに代わって、細めの黒い蜂のようなのが飛び交うようになっていた。

またもやネットで調べてみて、新たなる虫の正体がコウカアブという通称“便所蜂”なる虫だと知った。幼虫はアメリカミズアブそっくりである。

 

                 

                               コウカアブ

 

アメリカミズアブが発生した時、トイレのすぐ際に120日間有効の吊り下げ型ピレスロイド防虫剤を2個セットしたのだが、わずか数日で連中の姿は一気に消えた。連中だけでなく、どこに潜んでいたのか蟻が行列をなして避難して行き、飛び交う虫のいない平和なトイレになっていた。

が、しばらくすると、お次はお尻の形がスマートな黒い蜂のような虫だけが「我の天下だ」といわんばかりにうるさく飛び交うようになった。数は多くはない。が、とにかくひつこい輩であった。どうやら、ピレスロイド耐性のあるヤツに違いないと感じていたので、連中に退散してもらうにはどうすればいいかと頭を悩ませていた矢先のできごとであった。

連中は、あつかましくも平気で繰り返し大量ご出産あそばされていたのである(便槽の中の蛆は極小サイズから蛹化寸前のものまで大小入り乱れていた)。

 

連中の幼虫の量にはとにかく参った。

数十匹なんてものではない。数百匹でもない。

数千匹規模なんである。

こいつらが、KOKKOの“鶏糞”投下直後に喰らいつき、わずか1日にもならぬうちにそれを全て消化していたのだった。

物凄い連中である。バイオの力よりも凄まじい。

だが、おぞましさのあまりトイレに座るのが怖くなった。

便槽から這い上がってきて、用を足している最中の白く柔らかなKOKKOちゃんのお尻をこちょこちょするのではないかという恐怖に襲われた。

が、雀のスズメを保護飼育していた時に、連中よりもやや細くて小ぶりのミルワーム(甲虫の幼虫)を餌としてやっていたので、オフホワイトのクネクネにはある程度慣れていたし、ヤツラを釣りの餌にするとすこぶる良いとか、「ミミズコンポスト」ならぬ「ミズアブコンポスト」のネット情報も得ていたので、我ながら冷静に対応できたと思う。

蛹たちは乾燥を好み、便槽外へ這い出してきて羽化する可能性が高いので、連中の○○○消化力⇒堆肥製造力を当て込んでいるわけにはいかない。

何しろ、半屋外トイレとはいえ、ここは一応家だ、家。

部屋のいたるところ、ベッドや台所にまで上がり込んできたらとんでもないことになる。

 

連中をやっつけるなんぞいい薬はないかと探すことになった。

で、コーナンの生ゴミコンポストのコーナーで、EM菌と並んで売っていたアイリスオーヤマの「生ゴミ発酵促進防虫脱臭剤」なるものを悩んだ末に便槽に投入する決心をした。

これもピレスロイドだ。果たして、連中に効くのだろうか?

それに、これを入れて堆肥を作ったとしても、薬剤入り堆肥を畑に使うのはどうかと。

しかし、連中の大きさや色・数量からいうと、蛹化するために一気にゾロゾロ這い出してくるのは間近に迫っていた。その様子を想像すると、気絶しそうになってくる。

こればかりは背に腹は替えられない!

で、大半のコンポストを掻き出した上、ほとんど一瓶近くの真っ白な“アイリスオーヤマ様”を連中の真上から便槽に投入しまくったのだった。

 

翌日、電灯をつけて、恐る恐る中をのぞいてみると・・・。

連中は、動かなくなっていた。

 かわいそうに毒入りとも知らず、連中は、「美味しい、美味しい。」と便槽の中身を食べて、苦しんだ挙句死んでいったのだろう。あんなに元気に丸々太っていたのに、かわいそうなことをしたという気になってしまうKOKKOちゃんなのであった。

 

          

白いのがコウカアブの幼虫の死体。実際の数はもっともっと多かった。便槽が蛆で占められているといってもいいほどだった。所々に見えるこげ茶色のものは蛹化寸前の幼虫である。

 

ミズアブコンポスト

なんともおぞましいヤカラであるのだが、ミズアブの食欲を堆肥作りに生かそうとしている人がいる。まるでナウシカのように蟲愛ずる女性なのだが、彼女に愛されてミズアブ君たちはさぞや幸せなことだろう。

 蟲愛ずる日々

 http://blogs.yahoo.co.jp/bpjjy686/MYBLOG/profile.html#actionbutton

 

また、コウカアブの食欲で特許を申請している人もいるのだから、ものは考えよう。連中は地球の救世主なのカモシレナイ。

 コウカアブの生産方法

 http://www.ekouhou.net/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%83%96%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%96%B9%E6%B3%95/disp-A,2011-526496.html

 

けれど、あたしゃ、連中をトイレで飼育し続けるのはちょいと・・・。

今のトイレをやめて、都市部に住んでいた時に実験したようなバケツ型コンポストトイレを設置しなおしたとしたなら、バケツの中身を集める場所を設けて、その中でヤツラを飼育し、ご活躍いただくというのはありか・・・。

とにかく、連中の食欲は凄まじいばかりである。


 

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