どや!どや!どや!
どやしているのではない。
群集の騒ぎ声でもない。
ドヤ街にいるわけでもない。
KOKKOおばさんが鶏冠ふりふりうれしくなって得意顔になっている。
例の資材(廃材の山)だらけの庭をなんとかしようと戦った。
ここ1週間、毎日7時間は土方兼農婦だったってわけ。
女1匹、もとい、雌鶏1羽、苔KOKKO苔KOKKOと鳴きながら土方鶏。
その結果が、これ。
トイレはこの間、無事建った。
その手前にアプローチ作成。両サイドに敷地のあちこちで雑草化していたスミレを移植してみたら、いい感じ。
そこからドツボにはまってしまった。やめられない止まらない。腰が痛い、膝が痛い、でも、辞められない、止まらない。
長さ1メートルの廃材群をじゃんじゃか花壇兼菜園の縁取りにし、そこへ赤玉土やら腐葉土やら牛糞やらKOKKOの堆肥やらをどんどこどんどこ投入。鉢で小さく収まっていたグミやら甘夏やらを移植。
煉瓦も敷いたり外したりデザインを変更し続けた。(煉瓦はまだ仮置き。デザインが確定したら、土をならした上で正式に向きをきれいに整えて敷きなおす。)
トイレ手前に階段上の通路。
トイレに行くのに階段の上り下りをわざわざしなければならない。
イイノダ、コレデ。「丘を越え行こうよ、口笛ふきつつ~」歌いながらトイレに行こう!
だが、漏らしそうな時、しんどい時のために丘の向こうにショートカット。
この丘は庭に変化をつけるためだけではない。
本当の目的は、階段の下のシイタケ栽培地。今もコンテナの北側で栽培しているが、どうも乾燥気味で実りが少ない。そこで薄暗がりと湿気確保のためにやってみることに。
階段の下は三つに分かれている。頂上の真下がシイタケのほだ木置き場。両サイドのステップ部分がしめじやマイタケなどの他のキノコ用。
ブロックは仮置き状態、今登ったらどえらい目に遭うで~。誰かがやってきて勝手に昇ったら大怪我間違いなし。梅雨が来るまでには鉄筋とコンクリートで固めてしまおう。
丘の手前はロックガーデン。もちろんまだ未完成。
このロックガーデンも本当の目的は、元々敷地の地下に投棄されていた大量のコンクリートの破片やがれきの隠し場所(楽ちんな合法的処分)である。水はけがたいへん良いので、サボテンや乾燥好きのハーブを植える。
ロックガーデンの土の下は、私が未使用のまま袋の中で湿らせて固まってしまった20キロ入りセメントの塊も。(この写真は2日前のもの。現在は上部に大きな岩が乗っかり、もっとロックガーデン化している。)
後ろに見えるのは、人造大理石のテーブルの天板。
これは、ずいぶん前に兄ちゃんが「KOKKOちゃん、解体現場でええのん出たから届けといたげるわ。」と言って、私の敷地を合法的処分地としてくれた成果である。
が、重い!40~50キロではきかんのではないかという重さ。それをKOKKOKOKKOところがしころがし、とりあえず邪魔にならない位置に移動させたら、ここになった。いずれ、モッコウバラのパーゴラの下に農作業用のテーブルとして正式活用。
我が家の青少年の友達にこの庭の現状を写メで送ったら、丘(階段)のことを
「石窯ですか?」
この階段のどこをどう見たら石窯に見えるねん!
が、KOKKOはまたもや思いついてしまった。
「そうだ!拾ってきた巨大U字溝、あれで石窯も作っちゃえ!」と。
かくして、60前の廃鶏寸前KOKKOおばさんは石窯作りに明日も飛ぶ。