迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

セルフビルド考⑯(棺桶ハウス②)

2010-12-18 23:20:20 | セルフビルド考

-4℃の朝

一昨日の早朝の気温。

やはり、そうか、予想の通りの気温だった。

この調子だと、おそらく年一番の冷え込みの日は-6℃はいくだろう。

カメラを出したとたんにレンズに湯気が・・・。

 

              

   あらま、湯気もうもう。水蒸気がレンズで冷えたのでしょう。                はい、正常になりました。

 

それにしても高槻市内で-4℃だなんて誰が信じてくれようか。田舎だよ。山の中だよ。僻地指定区だよ。

このバス停をみるたび、色んなことを感じるKOKKOちゃんです。

 

 

いよいよ「棺桶ハウス」実験準備

よし、この寒さの中で実験するのもやり甲斐があるナァとばかりに、棺桶ハウスを造った。

引越し屋さんが下(都市部)から上(山間部)への引越しの際、置いていったダンボールが余っていたので、それを使用。

制作時間は約10分。

       

        坂口恭平君の書いていた通りに4枚準備。            端っこを切り開いた。(向こうに製作中の干し椎茸)

 

 

              

坂口恭平君は、「ガムテープなどで止めずとも、自分の体重で固定される」と書いていたけど、申し訳程度に留めてみた。

底に1枚敷く。周囲は2枚のダンボールで取り囲めると書いてあったが、私のダンボールは小さかったのだろう、プラス1枚。合計3枚で取り囲んだ。

 

 

             

          上にふた用のダンボールを載せる。                   覗き窓(換気用窓)を造った。

 

さて、今夜ここで寝よう!!

と言いたいところだが、ところがどっこい!

今日は、忙しすぎた。

夕方5時にNTTが電話工事に来るわ、その後は下の職場に忘れ物をとりに行くわ、7時からはテレビ組合の会合があるわと、大忙し。この家でゆっくりオネンネするのは、まだまだ後なのよ。

  ※テレビ組合:樫田は普通にはテレビが映らないというのは以前書いた。テレビ組合に加入して村の共同アンテナにつながないと見れない。

 

今夜の会議は、地デジ移行に伴う新たな工事を巡っての村の寄り合い。私は初参加。

ここで「マチ○○」なる村の行事を知った。毎年1月7日(以前は1月14日)に役員さんの家に行ってお食事会をする会合のことらしい。いつからあった行事なのか、興味しんしん。

私は、「樫田は高槻であって高槻ではないと感じるところについて村の皆に伝えた。

①普通じゃテレビが見られない。

②寒い。

③年中餅をついて食べている。

④撒き寿司にほうれん草とにんじんを入れている。

「餅を食べるのは当たり前じゃないか」と言われた。どうも、下じゃ正月以外にほとんど餅を食べないというのを知らないようだ。

そして、更なる発見。

撒き寿司には、ほうれん草だけではなく、水菜を入れることもあるらしい(下では三つ葉が主流だ)。やはり、樫田は大阪府下にありながら、丹波文化圏である

 

さあ、いよいよ私の“樫田の記録”が始まる。このおじいさん方おばあさん方が私の聞き取りターゲット。皆さん、私の正体をまだご存知ではない。


  


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