kasaruの今日も有り難う

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『ひとつだけ』 

2011-05-18 | つぶやき
こんな歌がある。

私の好きな歌の一つ

『ひとつだけ』 矢野顕子/作詞・作曲 

後に忌野清志郎とデュエットすることになるが・・・



欲しいものはたくさんあるの
きらめく星くずの指輪
寄せる波で組み立てた椅子
世界中の花 集めつくる オーデコロン

けれども今 気がついたこと
とっても大切なこと
欲しいものはひとつだけ
あなたの心の 白い扉 ひらく鍵

離れている時でも わたしのこと
忘れないでいてほしいの ねぇおねがい
悲しい気分の時も わたしのこと
すぐ呼びだしてほしいの ねぇおねがい

楽しいことはほかにもある
満月の下のパーティー
テニスコートを駆けまわる
選びぬいたもの 集めつくる 中華料理

けれども今 気がついたこと
とっても大切なこと
一番楽しいことは
あなたの口から あなたの夢 きくこと

離れている時でも わたしのこと
忘れないでいてほしいの ねぇおねがい
悲しい気分の時も わたしのこと
すぐ呼びだしてほしいの ねぇおねがい



悲しいかな 気がつけば自分の欲求のみを求める人生である。

誰かの傷ついた気持ちに寄り添いたい気持ちがあっても

いつもそのことばかりを考えてはいられない。

考えられないから ダメなのか?

そんなことは無いとおもっている。

過ぎ行く時間の中で 何が出来るのか。

「ひとつだけ」願いが叶うなら

自分のためではなく 自分以外のもののために祈りたい。


奇しくも この時期に宇宙物理学者

ホーキング博士は「天国」の存在を否定した。

この人の発することばがどれだけの影響力を持っているのか

私には想像出来ないが、

全く気にしない!というわけでにはいかないようだ。

想定外の出来事に神も仏もあるものかと

人生を否定的に考えてしまう そんな時もあるが

やはり 先立つ魂の行き場所は決まっていてほしい

そう私は願っている。


「ひとつだけ」願いが叶うなら

3月11日の朝に戻してほしい。



「ひとつだけ」そんな思いが「天国」も

「極楽浄土」も作り出していること

私は素敵なことだとおもう。


【信ずるものは救われる】

信ずるものの願いと魂が救われることを

私は祈ることにしたい。

僧侶として学び精進してきたことが

今 役立つ時だとおもうから・・・・



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