kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

お彼岸に

2015-03-20 | つぶやき


寒暖の差激しく、

春のお彼岸に入りましたが

今日辺りは肌寒く天候もすっきりしないので

お参りに来る人はいささか少ないのかな?


本日かおるの大学では卒業式。

1年社会勉強をしてはいったかおるは

順調にいけば卒業は来年に。

今日は体育会の事務方として出席しなけれなならず、

朝早く出かけて行きました。


さとるは昨日仮免許に合格。

既に路上講習が始まってるようで、

久しぶりに私宛に電話がありましたが、

見たいテレビの録画の予約お願いでしたよ

用件が終わると世間話もなく切られてしまい、

え? そのことだけ?

ちょっと


ま、「便りのないのは元気な証拠」ですかね・・・


世の中では言われのない一方的な行為によって

尊い命が奪われる事件が発生。

日本人も犠牲となりニュースを見る度に、

胸が締め付けられるおもいです。


亡くなった親子の年齢が私とかおると一緒。

そう考える悲しさはもちろんですが、

悔しさと憤りを隠せません。

「運命」「定め」という言葉では解決できず、

本当の仏や神はいるのだろうか?

自分を守るものは何なのだろうか?

生きることの難しさ、危うさを

残酷なニュースを見聞きする度に涙する毎日です。


一度奪われた命は二度と戻ってはきません。

ゲームの中のように感情だけに任せて、

生死を何度もリセットしながら進む道は

現実ににはあり得ないのです。


やり直せる人生も、立ち上げる気力も、

全てはいのちが存在し続けているという

大前提のもとであるということ、

人の命はもちろん 自らの命をも守らなければ

この地球自体の存続の危機を招くことになることを

改めて学ぶべきであるとおもいます。



ひと昔なら教育が行き届かない為に起こる騒動も、

今は教育とは関係なく世界に広がるネット環境が、

多くの事件を誘発している事実と危険を

良識ある人たちが声を上げるべきでなないでしょうか。


政治が人の発言に圧力をかける

そんな怪しい未来がが来ると恐ろしい人生が待っていることを、

改めて認識しなければならないそんな時代になりました。


そのためにも

良識を見つける訓練と教育は大事であるのではないでしょうか。


お彼岸を迎え

改めて胆に銘じる今であります。