kasaruの今日も有り難う

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近代建築

2013-10-08 | つぶやき

明治・大正・昭和初期の建築は

現代に類を見ない素晴らしいものだと常々おもっています。


全国的にも建物保存の動きはあるものの、

老朽化等の名目で幾つもの芸術的建築物が、

この世から消えていったことは、

凄く残念でなりません。

維持管理の身にもなってみろ!その通り!!

でも、あの和とも洋ともはっきり区切りづらい佇まい

微妙なバランスの装飾、

和の国日本が憧れた西洋の息吹が見え隠れする空間、

見るものを引きつけて止まないその姿は、

21世紀を迎え 無機質な建物が増えた今、

個性を見事に表現した時代の建物は、

今の私にとってと、愛しいひとに会う時と同じような

ドキドキ感があるのです。


東京の築地本願寺はその最たる建築で

「伊東忠太」傑作の建物です。

古くて新しい、新しくて古い。

そんな時代を飛び越えて魅了させる立体物に

虜になってる人は少なくないとおもいます。


全国にあるそんな建物を見て回るのが私の夢。

今は良い時代で直接行けなくても、

ネットで細かく様子を載せている人たちがいるので、

時々パソコンの前で一巡り。


茨城にも数多く近代建築が残っています。

現役で営みを支えている物、

引退して時折来る人を待っている物。


皆さんの近くにもありますか?