kasaruの今日も有り難う

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「楽しむ」の提議

2012-10-18 | 考える事

「中田英寿」というサッカー選手がいた。(今は引退しているので過去形)

現役の選手でいた頃から気になっていたけれど、(サッカーが上手いとか?!そんなことではなく)

自分の心の赴くままに時代の流れを先取りし、空回りしている人だと。

テレビの画面越しの印象であったが、「中田英寿」という人物はそういう人だと感じていた。

直接会ったわけでもないのに、勝手に人物像を語ってしまうのもどうかと思うが、

選手を引退した今は各方面で

時間を惜しむように、五感を使って自分を試している

そんな活動も見聞きしているなかで、

芸術、伝統・・・文化・・・衣食住を縦横無尽に思うままに身に受ける

そんな感じで生きているとひとだと思っている。

(だからといって周りの空気や流れを読めないヒトではないとも思っている。)

先日のテレビ番組「アナザースカイ」を見た人もいるだろう。

「中田英寿」特集

久しぶりに見応えのある番組だった。

2週にわたって流れた「中田英寿」の一面を一人で、家族で何度も見て感じたことは、

「楽しむ」の提議を改めて示してくれた人ということだ。

「中田英寿」曰く



「楽しいこと」は楽【らく】なことじゃない。。。

ただ

他の方よりも自分に素直でワガママで

ただ

ワガママである為には

一所懸命やって責任を持つ。

「人生を楽しむ」そのために挑戦し続け

もっと勉強して楽しんで、そしていろんなことを広めていきたい。


そう話していた。

そう!私の「楽しむ」もまさにこの「楽しむ」。

「楽しむ」は「たのしむ」であって、「わははは」と笑っている「たのしむ」だけではないのだ。

責任を伴った「楽しむ」

そんな「楽しむ」があってもいい。



私は死んでからも、死ぬ前にも「いい人」でありたいと思っている。

「いい人」は格好いい人ヒトだ。

眉目形(みめかたち)ではなく、生き方にポリシーと責任を持っているひと。

大げさではなく、大それた責任でもなく、

自分に問いかけ、自分に正義を持ち

青い空に感動し、道端の花に愛おしさを感じられる、

そして、定価よりも1円でも安い買い物が出来た時に喜べる、

そして失敗を他人のせいにしないひと。

自分と誰かの仕合わせを願っているひと。

そんな格好いいヒトになりたい。とおもって生きている。


今までも、これから先も「楽しむ」提議を自分に、誰かにしながら生きていきたい。