kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

暫しのお別れ

2011-05-23 | 出来事
ファミリーの一員 Sちゃんが

幼稚園児の一人息子を連れて

とりあえず二人で大阪へ移住する作戦決行。

旦那様はこちらで仕事があるので、

今すぐに合流生活はしないとのこと、

3/11以降 色々と心労があったことは承知・・・

一時的に親戚の家へ身を寄せていました。

余震の心配はもちろん

長引く原発の影響に人一倍心痛め

息子の健やかなる成長を願い続けた結果

余りにも緊張が続きすぎて

身も心もボロボロ状態に・・・

家族といえども安易に大丈夫という言葉がかけられず、

本人の気の休まることを影ながら支え

応援することしかできなくなってしまいました。


まっちゃん曰く

「インターネットの良い点とそうではない点が出たということかな」


インターネットでの色々な情報の錯綜によって、

信じられる真実を見失い

安心して口にできるものが見当たらなくなってしまったこと。

ネットを通じて安心して非難できる場所を見つけられたこと。



何が正解かはわかりませんが、

今は心穏やかに眠ることができる場所へ行くことが

最善の道だと家族は思っています。


夕べ10時過ぎの「これから出ます」の連絡。

「もっと早く言いなさいよ~~~」とは電話で言ったものの

顔を見て「いってらっしゃい」は言わないと

これから先何かあってからでは

後悔すると思い、まっちゃんと出掛けていきました。



ここに居る、祖母・両親・姉・友だち・・・・

その事を思うと複雑な心境ですが、

普段からも神経が細やかなSちゃん

今後のどうなるかは誰にもわからないけど

新天地で思いっきり笑える日がくることを願っています。


「気をつけてね」

元気でまた会おうね

とりあえず いってらっしゃい