kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

知って下さい。

2009-05-20 | Weblog
御存知ですか?【中田厚仁】という人を・・・

世界の平和を心から願い,平成4年7月,国連ボランティアとして

中田厚仁さんはカンボジアに向かいました。

公正な選挙を実現させるため,懸命に村々を回りました。

川にぶつかればフェリーを使い,フェリーが行けなくなるとカヌーを使い,

カヌーが使えないときは泳いで村々を回り,公正な選挙について説き続けていた矢先

平成5年4月8日

現地の何ものかによって頭部を銃弾で撃たれ25歳の生涯を閉じました。

"I am dying"(私は死んでいきます)ということばを最後に・・・

生前危険な地でのボランティアの是非を問うことばに、

だけれども僕はやる。

この世の中に誰かがやらなければならない事がある時、

僕は、その誰かになりたい。

そういっていたそうです。

言葉では簡単に言えることですが、大変な思いです。

しかし、本当に心底お互いが求め合い、許されて生きていると思えれば、

自分の小さな力を誰かの為に少し分けて生きることは、

そんなに大袈裟なことではないと思うのです。

損得を考えず、見返りを求めず、利益を追求しない志は、

人助けの向こうに必ず自分を生かす道に繋がっているといつも信じています。

この世を彩る多くの出来事の中で、

生きることに情熱を注いだ若者が居たことを知ってほしいと思います。

確かに身銭を稼がねば生きられないこの時勢に、

今 生きていることに意味があり、

今を生きることが幸せであると思えるようになりたいものです。



一期一会

2009-05-20 | Weblog
出会いの中で一瞬のふれあいに心動かされる時があります。




「一期」は仏教用語で人が生まれてから死ぬまでの間を意味し、

「一会」は主に法要等で一つの集まりや会合を意味しており、

共に仏教との関係が深いことば 言語由来辞典より


いつ別れるとも分からぬ出会いの中で、

共に過ごす時間は二度と訪れないかもしれません。

家族は勿論、隣近所、通勤・通学の電車バスの中、

会社、途中でよるお店など・・・・

こんなに激しい人の動きの中で緊急の時の手助けは、

その場に居る周りの人たちです。

出会えた偶然は実は縁が導いた必然であると思えれば、

人と人が会うことは、なんて素晴らしいことなんでしょうか。。。

人と人の出会いの中でヒトは人間になるのです。

人間としての歩みを自分のものにする為にも、

一期一会の精神は大事にしたいものです。

無理に仲良しになりましょう!というものではなく、

この縁がもしかしたら自分の人生に光を与えてくれるかもしれないと

多少なりとも思えれば、挨拶は欠かせないですね。


今日も何処かで出会いが待っています。

大切に育ててみませんか?